青森（美術館、奥入瀬渓流、恐山、星野リゾート青森屋など）　３泊４日

2020/11/02 - 2020/11/05

久しぶりに飛行機に乗りました。しかもANAなんて何年ぶり？
国内はLCCやスカイマーク利用がほとんどなので。

青森、良い所でした！

青森というと、りんごのイメージがあると思いますが、
りんごをモチーフにしたアートや、デザイン、そして
どこに行ってもりんごジュースとりんご推しなのが
ほほえましかったです。

伊丹に帰る帰りの便のANAは、オレンジジュースが
なく、りんごジュースだけだったのにびっくりしました！

あとは、北海道が近い事もあり、海の幸が豊富でした。
ホテルの朝食やバイキングなど色々な所でほたてが
提供されていました。

北の方はあまり行かないのですが、文化が違って
言葉も違ったのが新鮮だったのかもしれません。

奥入瀬渓流は、朝雪が降ったので道がどろどろかつ
すごい風だったのですが、素晴らしい場所でした。
季節のいい時期にまた行ってみたいです。

美術館のクオリティも高く、食事もおいしく、
また機会があれば訪れてみたいな、と思わせる県でした。

楽しかったな。

エリア 青森市内(青森)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

何十年かぶりの伊丹空港。
とてもきれいでおしゃれになっていました。

ANAに乗るのも何年ぶりかな？
乗客は30名ほどで、飛行機は小さなプロペラ機でした。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

青森に到着したのは、夕方でしたが、なんとか
青森県立美術館の開館時間に間に合いました。

青森県立美術館 美術館・博物館

かわいい外装の電飾。

曇天なのが残念でした。

シャガールが、アメリカに亡命中に描いた巨大な「アレコ」バレエ用の舞台背景画です。

青森出身の奈良美智の作品です。

あおもり犬という作品名。

近くに行けなくなっていたのが残念。

同じ青森出身の棟方志功の作品もありました。

こちらも奈良美智の作品。

Miss Forest / 森の子

開館１０周年を記念して製作されたそうです。

日が暮れてくると美術館の外観がきれいでした。

美術館のあと、夕食へ。

鮨処　あすか新町店です。

私達は予約して行きましたが、着くと、
たくさんの人が順番待ちしていました。

是非、予約して伺って下さいね。

鮨処 あすか 新町店 グルメ・レストラン

案内されたのはなんと、個室！ラッキーです。

回転寿司並の料金で、お寿司が楽しめます。
タッチパネルなのも気軽です。

十三湖のしじみ汁は、是非注文して下さい。

この日は大間のまぐろはなかったような。
残念でした。

このほたてを毎日食べる事になろうとは・・・。

青森は、北海道に近いせいか、新鮮な
魚介類を色々な所で頂く事ができました。

食後、本日の宿へ。
なんと、無料でスイートにアップグレードして頂けました。

ホテル青森 宿・ホテル

普段、せまいビジネスホテルが多いので、ゆったりできて
良かったです。

カプセル式のコーヒーマシーンもありました！

次の日の朝食はバイキングではなく、
洋食か和食か選択する方式でした。

さて、本日の観光の初めには立佞武多の館へ。

立佞武多の館 美術館・博物館

ここがすごい迫力でした。高さが23メートルにも達する
本物の立佞武多の現物を展示表示されています。

４階までの吹き抜けの空間に立佞武多があり、４階から下へぐるぐると
降りて行きます。

すごい迫力です。

是非是非、青森観光の際は訪れてみて下さい。

太宰治の小説にも登場する旧駅舎を使ったカフェ。

赤い屋根の喫茶店 駅舎 グルメ・レストラン

太宰好きのピースの又吉さんのサインもありました。

スリスリリンゴカレー美味しかった！
かなりレベル高いです。

写真はないですが、コーヒーも大変おいしかったです。

食後は、三連太鼓橋、鶴の前橋へ。

鶴の舞橋 名所・史跡

関西より紅葉はやはり早いです。

写真ではなかなかきれいに発色しませんね。

こちらが、橋の入り口です。多くの人が写真
撮影していたので、全景は撮れませんでした。

ドライブしていると、りんご畑が！

傷物のりんごも含まれた4個入りが100円で、無人販売所で
売られていましたので、お買い上げ。

次に、弘前公園へ。

もみじ祭りが開かれる予定だったそうですが、
クラスターが出て、中止になっていました。

弘前公園 (弘前城) 公園・植物園

この公園で秋を思いきり感じる事ができました。

時間がおす中、本丸近くまで歩いて行きました。

弘前さくらまつりは本当に素晴らしいらしいです。

藤田記念庭園 公園・植物園

お目当てのりんごパイを買いに、キャッスルホテルのパティスリーに。ホテルのケーキ屋さんなのにケーキはとってもリーズナブル。関西では考えられないお値段です。もっと色々、買いたかった！

Le Castle Factory グルメ・レストラン

本日のお宿。十和田湖を臨むプリンスホテルです。山小屋調のインテリアで落ち着きます。

十和田プリンスホテル 宿・ホテル

ロビーには、無料サービスのコーヒーもありました。最近、コーヒーサービスをするホテルが増えてきたようでありがたいです。

かわいいお部屋です。

お部屋には、豆からなんとひくというコーヒーメーカーが置いてありました。

買ったアップルパイ。上品なおいしさ。ケーキもおいしかったです。

翌日の朝食。和洋定食でした。

朝起きて、部屋から見ると、一面雪です。

ホテルのすぐそばに広がる十和田湖です。
奥入瀬渓流の源流にあたる湖です。

奥入瀬に行くのに雪が降っていたので、出発時間を1時間ほど遅らせました。

それまで、ホテルの庭を散歩。関西より何ヵ月も季節が進んでいます。

奥入瀬渓流へ。風がすごくて、道は溶けた雪でべちゃべちゃになっていて、散々でしたが、夏はきっと素晴らしい景色だろうなという趣のある場所です。

奥入瀬渓流 自然・景勝地

なかなかこういう場所に出会った事がありません。

感激しました。

車道のすぐ横に、渓流が長々と流れています。

気候のいい時期はすごい人だというのも納得です。

車を要所要所で止めて、滝などを見るだけで、寒くて必死でした。

ホテルにはハイキングの格好で来ている年配のご夫婦などもいらっしゃいましたが、この日は大変だったかも・・・。

お昼は、十和田バラ焼きを。

戦後まもなく生まれた十和田エリアの家庭料理で、
牛バラ肉と玉ネギを醤油ベースの甘辛いたれで
炒めたものらしいです。

要は牛丼みたいなものです。おいしかったです。

食事処 民宿 桂月 宿・ホテル

バラ焼き

十和田市現代美術館にやってきました。さっそくりんごのオブジェがお出迎え。この美術館は、本当にクオリティが高かったですよ。

十和田市現代美術館 美術館・博物館

フラワー・ホース

有名ですよね。

アッタ

夜露死苦ガール

スタンディング・ウーマン

高さ4メートルの女性の像。

オン・クラウズ（エア・ポート・シティ）

光の橋

ザンプランド

上の写真の椅子を登ると、天井裏にこの景色が広がっていて面白いです。

コーズ・アンド・エフェクト

ゴースト

草間彌生の作品が、美術館すぐそばの空間にあります。

本日の宿は、星野リゾート青森屋！3時チェックインしたらもうとにかくすごい人！早めに行く事をおすすめします。

星野リゾート 青森屋 宿・ホテル

和と北欧デザインがミックスされたような落ち着いた空間。

部屋の入り口にもりんごが・・・。

りんごジュースの出る蛇口が1階にあります。遊び心ある！

大阪の空庭温泉とテイストが似ている作りです。どっちが先かな？

ホテルに隣接する湖畔沿いの庭を散歩しましたが、特に見るものはなかったかな。

りんごモチーフには反応してしまいます。

こちらはりんごの灯りのようです。

馬車で公園巡りができるそうです。秋には馬車の中でりんごの食べ比べができるそうです。

夜はビュッフェです。コロナ対策に使い捨て手袋が用意されていました。ホタテ、ここにも参上！

お味はまあまあですかね。

8時からは、ねぶたの無料のショーがあります。こちら3時から券が配られるので、見たい人は早めにチェックインして下さい。

一口でねぶたといっても地方によってだいぶ違う事が分かりました。

後ろのねぶたは動きません。

主に、ねぶたの音楽と掛け声、踊りのショーでした。

最終日の朝。朝食のバイキングで、自分で海鮮どんぶりを作る事ができ、おいしかったです。

2階の奥に、コーヒーマシーンと無料ラウンジがあります。ここはちょっと分かりにくいので、ゆっくりできる穴場です。

今日は、足を延ばして霊場恐山へ。

比叡山、高野山と並ぶ日本三大霊場です。

恐山 自然・景勝地

その風景から地獄や極楽と言われています。

イタコの口寄せが有名ですが、
年に数回だけその姿を見る事ができるそうです。

いつもいるのかと思っていました。

風車と硫黄のにおいのする荒涼とした景色がなんとも言えないです。

風がとても強く冷たい日で、ちょっと頭が痛くなりました。

極楽浜

湖水は湖の底から湧く硫化水素により
強い酸性となっているそうです。

お昼は蛮へ。

美味小屋 蛮 グルメ・レストラン

名物のアランドロンカレーを頂きます。上のお肉を割るととろーりチーズが出てきます。それでアランドロンカレーなんですね！あらーんどろん！

手作りピザもなかなか。

最後は、三内丸山遺跡へ。

特別史跡 三内丸山遺跡 名所・史跡

こちらは、ハコモノって感じですかね。空港から近いので、時間があれば調整に行けばよいかな。

大型堀立柱建物(復元)

物見やぐら祭殿として使われたという説があります。

帰りもプロペラ機で帰ってきました。

伊丹空港で、551を買いましたが、まあまあの行列でした。人気ですね。待っている間に座っていたこのソファーですが、ファッションブランド、ミナペルホネンのタンバリンモチーフでした！びっくり。色々な所で使われているんでしょうね。

総じて楽しい旅行でした。色々な所で耳にした青森弁も新鮮でした。お宿も、シティホテル、プリンス、青森屋と三者三様で面白かったです。いい所でした、青森。

また機会があれば再訪したいと思います。