コロナ禍のスペイン・古代ローマ時代に栄えた都市【タラゴナ】のいま

2020/11/03 - 2020/11/03

2020年の秋。コロナウイルス第二波に揺れるスペインの現状を見てきました。今回はバルセロナから南西約６０kmほど下った世界遺産の街【タラゴナ Tarragona】でゆっくりお散歩しながら、古代ローマ時代に栄えた街並みにふれてきました。

エリア タラゴナ(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

タラゴナへは、バルセロナ市街からではなく途中の街「シッチェス」から向かいました。そのため電車で直通一本ではなく「St. Vicenç de Calders駅」で乗り換えです。

タラゴナ駅の駅舎を出て右へ、少し坂道を登るように続く道路を15分ほど歩くと右下に突然現れる「円形競技場」！

ローマ円形劇場 (競技場) 史跡・遺跡

「地中海のバルコニー」と言われる高台の広場にある銅像。ただ誰なのかは分からず。。

地中海のバルコニー 自然･景勝地

「地中海のバルコニー」からRambla Nova大通りを真っ直ぐ。コロナ禍で通りのお店はほとんどが閉まっています。人通りもまばら。。

ここを起点に「ラス・ファレーラス水道橋」までゆっくり歩いて向かいます。

45分ほど街中を歩いていくと、高速道路のような道に変わっていきました。ここからさらに40分ほど歩いたでしょうか。。正直、危ないしとにかく遠いのでバスかタクシーで行くのをおすすめします。

長い道のりをひたすら歩くと見えてきたバス停「Pont del Diable」

「ラス・ファレーラス水道橋」の入り口前のバス停です。バス停の右斜面を登ったところに公園の入り口があるので、そこから遊歩道を真っ直ぐ。入場料などはありません。

山林の遊歩道を10分ほど歩いていくと、、現れる巨大な石橋！「ラス・ファレーラス水道橋」
現地名は「Pont del Diable」悪魔の橋という意味！

悪魔の橋 (ラス ファレラス水道橋) 建造物

橋の上を渡ることができますが、1mほどの幅の石橋...なかなかの恐怖です。。誰もいない寂しい観光地でした。。

「ラス・ファレーラス水道橋」からの帰りはさすがにバスで。
大きな交差点「プラザ・インペリアル・タラク」でバスを降りてRambla Nova大通りにある「人間の塔」

高台を目指して坂道を登っていくと、遺跡のような城郭が現れてきます！この城郭の向こうが旧市街エリア

城郭の上には大砲も！

旧市街の中。

こちらも旧市街の街並み

観光客は皆無。。地元の人たちが歩いているくらいで寂しさがあります。

でも、本当に絵になる街並み

聖マリアに捧げた大聖堂。残念ながら閉館中。。

旧市街の面影が残る建物も

旧市街の中にある広場には飲食店が立ち並んでおり、オープンテラスもあるのですがどこも閉店中。

締めはイタリアンジェラートのお店「OLIVIER」
シッチェスにもあるここのジェラートが美味いのです！！タラゴナには「OLIVIER」の本店が！

開店当時の「OLIVIER」の写真

ちょうどお店にいた御主人が「この写真は自分の子供の頃だよ！」って！
家族経営で営むジェラート屋さん

ジェラートを食べた後にもう一つ。。バレンシア地方でよく飲まれる「オルチャータ」という飲み物。
う～ん。甘くて粉っぽい。。味は大麦のような...。
日本ではあまり見ることがないのでスペインに来たら是非！！

考古学博物館や円形競技場も閉館中で中に入ることはできなかったけど、ゆったりお散歩するにはいいかな。。

この旅行記へのコメント （1）

• churros　さん 2021/05/02 09:22:58

  初めまして

  ！Ｈｏｌａ！だいたい渋谷さんＭｕｃｈｏ　ｇｕｓｔｏ
  
  タラコはイイ街ですね！
  ランブラ・ノバのバルコ・デル・メディテラニに建つ銅像は
  ロヘル・デ・ジェリア像ですよ、フランス艦隊からアラゴンを守った英雄です。
  
  ｃｈｕｒｒｏｓ