"再挑戦"　ホワイト・タイガーに会いたくて　ー東武動物公園ー

2020/10/27 - 2020/10/27

コロナ・ウィルスによる自粛が続いて、
ストレスが沸騰寸前に！
どこかへ出かけたいけれど、感染はやっぱり怖いし。
考えたのが、極力「三密」を避けて、公共交通機関の
利用が最低限で行けて、人が少なそうで、１日遊べそうな
所・・・という条件で決めたのが、沿線のここ。
久しぶりに、大好きなホワイト・タイガーに会いに行くことに
しました。
それが１０月の２日でした。
ところがっ！
この日は、まったくの不作で、ビッグ・キャットをはじめ、
お目当ての動物たちはみんな寝ていたり、展示されていなかったり、
小屋に入って出て来なかったり・・・がっかり！
まあ、相手も生きている「動」物ですから、そういうことも
あります。
で、月も押し詰まった２７日、再度のチャレンジで、
出かけて行ったのです。

エリア 春日部(埼玉)

「東武動物公園」東ゲートを入ったところ。
入り口で、体温を計り、手をアルコールで消毒して
入園します。
どこも、感染には厳重警戒です。
もちろん、マスクなしでは入れません。

そばの花壇には、いつも季節の花々が
植わっていて、今はコスモスの花盛りです。
最近は、どこでも外来の「キバナコスモス」が
幅をきかせていて、本来の日本のコスモスが
少なくなっているので、ここで出会えて嬉しい　(^^♪

園内ＭＡＰ。
東ゲートから入ると、遊園地エリアがあって、
動物園は一番奥の西ゲート寄りになるので、けっこう
歩くことになります。
東西ゲートをつなぐ園内バスも、３０分おきくらいに
走っています。（片道200円。「１日フリーパス」が
あれば、乗り放題です。）

動物園エリアに来ました。
私のお仲間のネコちゃんたち（といっても、アチラさんは
大きいネコですが）このエリア（その名も「ＢＩＧ　ＣＡＴ」）
にいます。

さて、お目当ての「ホワイト・タイガー」ですが、
やっぱり、お昼寝中です。
日替わりでお出ましになるのですが、きょうは
親虎の日。
これは、おかあさんの『カーラ』でしょう。
お疲れなのかな？

おや、もう１頭は、起きていますね。

おとうさんの『ロッキー』です。
ガラスが汚れていて、見にくいな～。

ホワイト・タイガーは、相次いで子供が生まれたため、
数年前に拡張工事をして、ガラス部分やプールを
設置したのです。

俗に「ホワイト・タイガー」と呼ばれていますが、
正式には「ベンガル虎」のアルビノ（白子）で、
世界に２５頭ほどしかいないとか。
それでも、昔は６頭とかだったそうですから、
飼育されて繁殖したのかも。

これまで、何年も通っていますが、
『ロッキー』がこんなに近くに来るのは、とても
珍しいのです。

しばらく他のエリアを見て回っていたら、
さっきカーラの寝ていたあたりで、
動きが・・・！？

もしや、と期待をこめて戻ってみたら、
ＢＩＮＧＯ！
カーラが起きていました。

しかも、こんな近くまで来てくれて
・・・！

カーラは本当に「美虎」です。
何度も子供を産んでいるのに、この美貌！
羨ましい・・・。　(^^;)

お隣は、ライオン舎です。

ライオンは頭数が多く、行動展示用の窓と階段をつけたので、
広めのガラス窓の住居です。
北海道の旭山動物園の展示を模倣？
でも、今は残念ながら、この展示窓も閉鎖中です。
それに、本当はもっと多頭数なのですが、
「３密」回避で減らしていますね。

こちらも、いつも寝ていて、起きていることが
少ないのですが・・・。

あれ？　あれれ！？
ちょ、ちょっと・・・！！
こんな瞬間を目撃したのは、初めてです。

でも、雌のほうは気が乗らなかったようで、
あっという間にフラれてしまい、すごすごと
退散しました。

お気の毒様。
でも、公衆の面前でも、平気でコトを
起こすのですね。
オドロキ！

「チーター」はストレスが溜まっているようで、
ひっきりなしに檻の中をグルグル歩き回って
います。

いっときも、じっとしていなくて・・・。

こういうのを見ると、すごく後ろめたさを
感じてしまうのです。

大自然の中で走り回っていたのに、
意思に反して遠い所に連れて来られて、
１頭だけで、狭い檻に閉じ込められているわけ
ですものね。

たとえエサは貰っていても、ちっとも
幸せじゃないよね。
ごめんね・・・。

このエリアの一角に、「ミーアキャット」の
小さい展示場所があります。
オープン展示のため、コロナ・ウィルスの感染
を懸念して、前回(10月2日）いなかったのですが、
きょうは、頭数を減らして出していました。

外敵が来ないか、見張っている？
顔は恐いけれど、このポーズが可愛くて、
人気があります。
私も好きよ～♪

「アムールヒョウ」。
太くて黒い縞しまのあるしっぽが特徴です。
これも１頭展示。
よく動き回っていました。

こういう檻にいるので、よく見えないのですが、
これ以上スペースを広げる余地がないから、
仕方ないのかな。

新しくできた「ヒグマの森」。

檻のすぐそばで見られるのですが、
大きくて、びっくり！
右側の器具は、エサをやる装置です。

最近よく、
「クマに襲われて死亡」などという
ニュースに接しますが、こんなのと
外で遭遇したくはないですね。

動物園の経営は厳しいのに、
コロナに追い打ちをかけられて大変なので、
エサを寄付します。
２００円。
売り切れていることも。
クマがエサに気づいて近寄って
来た時、装置のこちら側のエサ台に
エサを置きます。

すると、装置が持ち上がって、エサが
レールの上を上って行き、クマが伸びあがって
エサを取るようすが見られる仕掛けです。

う～ん、まるっきり物足りなそうだけど・・・。
もっと来園者が増えて、いっぱい貰える
ようになるといいね。

また来るね～。
元気でね！

もうひとつ好きな「レッサー・パンダ」舎には
日よけのシェードがかかっていました。
直射日光がきつい位置なのね。
前回もだったけど、またきょうも見られない。
暑さには弱いらしい。

この時には見えなかったけど、あとで来てみたら、
隅っこに１頭だけいました。
お昼寝中だったのかしら？

ゴソゴソ這い出して、水の置き場へ。
水分補給ですか。

とうとう、一度もふり向いて
くれなかった。
残念！
後ろ姿を見せてくれただけでも、
前回よりはマシ、なのかな。

「リスザル」がいるケージ。
小型で可愛いサルです。
サルはあまり好きではないけれど、
これなら飼ってもいいかな。
でも、人に飼われるような御しやすい
生き物ではなさそうね。

同じケージの中にいる「オオハシ」。

その名の通り「大嘴」です。
この大きな図体で、しょっちゅう我々の
頭上すれすれに飛ぶのです。

お～、迫力あるな～！

きょうは、私のいる時には飛びませんでしたが、
代わりに、こんな面白いポーズを見せてくれました。

子連れのサルも、何匹かいました。
背中に乗せて走ったりもします。

「ペリカン」も、数羽います。
「近づいた時、手を出すと噛みつきます。」
という張り紙がありました。

以前は、数頭の「カピバラ」も同居していて、
あの、ボーっとした表情が気に入っていた
のですが、これも感染予防の配慮からか、
見られなくなりました。
仕方ない処置ですが、寂しいな。

珍しい光景を見かけたので、
声をかけてみました。

「ハリー・ホーク」という鳥だそうです。
「鷲の仲間」と言っていましたが、名前から
すると、「鷹」ですよね。
お行儀よく止まらせているのは、
鷹匠さん？ね。

※他にも、たくさんの動物がいましたが、
写真が多くなりすぎたので、割愛しました。
今月の下旬になると、冬のイルミネーションが
始まります。
今年は、コロナ禍で開催しないという情報も
あったのですが、やるみたいです。
もし見られたら、またここで旅行記を書いてみたい
な、と思います。

　　　　　　　　－（ひとまず）完ー