2020東京女ひとり旅(東京ステーションホテル宿泊記)

2020/10/29 - 2020/10/30

今年は海外に行けない。そこで国内へ行くことにした、第4弾。
憧れの東京ステーションホテルに泊まりました。

GOTOトラベル利用（１泊朝食付）ドームサイドキング
楽天トラベル利用（NOT都民）

定価　55,437円
割引　17,071円
支払　38,366円
地域共通クーポン　6,000円チェックイン時手渡し（紙クーポン）

エリア 東京

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京駅着16:30
すでに夕方。夕日の丸の内です。

せっかく東京駅まできたので、ホテルチェックイン前に丸の内→皇居→霞ヶ関へお散歩。平日の夕方なので人が全然いません。

てくてく歩いて二十分くらい？夜の警視庁。
都会を歩くと自分がちっぽけに思えますね。
時刻は17:00。警視庁からもポロポロ仕事終わりと思われる人たちが出てきました。なんとな～く警視庁って忙しそうだけど、定時で上がる人もいるのね(パートさんとかかな？)

東京駅に戻るとライトアップされていました。
夜の東京駅が大好きです。

丸ビルから撮影。定番の構図。

いよいよチェックインです。
正面エントランスから入ります。突き当たりがチェックインカウンター。
チェックイン時は支払いはなく、クレジットカードでの身分確認。
そして今回はGOTOキャンペーンを利用なので共通クーポン貰えます。
使えるところを探すのが面倒だな～と思っていたのですが、
「ホテルのバーでも使えますよ」と説明されて、使い道は決まった……！

ベルボーイさんに案内されて客室へ。
お部屋はドームが見える「ドームサイドキング」を選びました。
むしろこの部屋に泊まりたいがゆえにこのホテルを選びました。
地上からホテルを眺めて、いつか宿泊できたら……
そんな夢をみていた私が今夢のなかにいる。
長い廊下を歩きます。ダンジョン～

カードキーもデザインが素敵。
お部屋の中は……

うわ～～～クラシカル～～！
やばい、テンションが上がります。

ベッドも大きいぞ（キングだからだよ！笑）
さて窓からの眺望は？
ドキドキしながら覗いてみましょう。

丸の内北口が見えます。
わあ～♪( ´▽｀)
テンションMAX

上を見ると天井が綺麗に見えます。

廊下を歩いている時からなのですが、心臓がドクドクしてきました。
本物の芸術に触れるってこんなに心が動くのですね。
この時点で奮発してよかった！と思いました。

干支や剣のレリーフ、兜なども見えますね。
詳しくは後ほど解説します。

お部屋の中を眺めます。
ベッド側からドアを見るとこんなかんじ。
部屋は正直狭めです。
でも天井が高いので気になりません。

シャンデリアが美しい。
こんな素敵な部屋に宿泊とは私は王族だったのか。
そう...今夜だけは、私は丸の内の王様なのである(歌舞伎町の女王ではなく)

バスルーム。
硝子張りだけど品があるところに格の違いを見せつけられた気分

お風呂です。
ガラスの扉がオシャレ。
シャワーは二種類あって、一つは天井から注ぐタイプのレインシャワーでした。珍しい。こんな素敵なお風呂にはいったら綺麗になりそう。長風呂しよう♪

バスローブもばっちり完備。
タオルの質も良くて庶民は圧倒されるばかり。

アメニティ。
珍しいのはボディローション（白い瓶）くらいかな？

別の角度から。
デスクもございます。

この鏡がかっこよくて！
でも歪むので化粧には使えません。お化粧は洗面台で行いました。

冷蔵庫。
ミネラルウォーターは無料だそうです。

カップやケトル。
ウイスキー用グラスがあるところがオシャレですね。
ホテル内には製氷機もあるので、メーカーズマークあたりを持ち込んで呑んだら最高な気がします。

備え付けのお茶はトワイニング。
コーヒーはショップでも売ってる東京ステーションホテルオリジナルのドリップ。これは嬉しいですね。

机を開けるとポストカード、ステッカーが。
これにプラスメモ帳とボールペンをセットにした「文豪セット」がロビーなどで売っていますが、ステッカーだけ欲しい人にはこれで十分かもしれない。
私もしっかり貰って帰りました。大切にします。

さて部屋を眺めたところで館内見学へ出かけます。

私の泊まる客室がある3階フロアから2階フロアへ降りてみます。
階段も可愛い。

長～い廊下。
私は道を迷わない女なのですが、方向音痴の人は大変そうです。
よく見るとライトの色が違うところがあります。
赤いライトはロビーに続くエレベーターがあるところ。
緑のライトは外へ出られるエレベーターがあるところだそうです。
ダンジョン内の唯一の目印……

このランプと木製ドアが本当に美しくて浪漫。
涙ぐんできた。
心が動く。感動ってそういうことです。

この長い廊下はギャラリーにもなっています。
廊下の両側に点々と絵が飾られています。

こんな絵や写真が飾られています。
東京駅にちなんだものがほとんどですね。
ゆっくり眺めながら歩くと30分くらい掛かりました。

さて、エレベーターを使って再び３階へ。
エレベーターもかっこいいです。
海外のエレベーターのように「third floor」とアナウンス。かっこいい～またイギリスへ行きたい...

南ドームに辿りつきました。
ドームの周りはずらっと客室ですが、一箇所、誰でものぞける窓があります。
ドームサイドに泊まらなくてもここから美しいドームを楽しめますね。
（私が宿泊した北ドームにも同じようなところがあります）
さてこのあとの写真でわかることですが、
部屋の中よりもこちらのほうがドームがよく……見えるんですね……
窓格子のサイズが大きいから。
なんかちょっと複雑な気分！

壁には案内図があってわかりやすい。
上から順番に追ってみます。

天井中心飾り
機関車の車輪のような形状。

クレマチスレリーフ(花模様)

鷲レリーフ

秀吉の兜のキーストーン

干支レリーフ

鏡と剣のレリーフ

鳳凰、矢束、動輪のレリーフ

いつまでも見ていたいほど美しい。

館内探検を終えて、北エレベーターを下りて、地上へ。
エレベーターホールがセレブ

外に出るとオリパラまでのカウントダウンボードの前でした。
本当に開催されるのか謎ですが。

ライトアップ東京駅。何度でも見惚れます。

夜ご飯は、南ドームそばのkitte地下「伊達の牛たん」で。
みそ牛タンと生ビール！！！
いつものことですがお替りもしました。
生ビールうま～しあわせ～

ホテルに戻ると20：30
さ～呑み直すぞということで、ホテル２階「bar　KAMERIA 」へ。
素敵なバーテンさんがカウンターまで案内してくださいました。
いつもならウイスキーですが、ここはお洒落にカクテルにします。

オリジナルカクテル「東京駅」　1,400円

柑橘系の甘酸っぱいカクテル。
東京駅の赤レンガをイメージしたそうです。
すっきり爽やか、反面アルコールは結構くるのでお酒弱い人は厳しめです。
ちびちびのみながら、窓から丸の内を眺める。

和美茶日（わびさび）　1,600円

2019サントリーカクテルアワード優秀賞のカクテル。
抹茶ベースの和風カクテル。
一見ただの抹茶やんって思いますが、よく見ると凄いのです。

金粉が飾られています。わびさび……
美味しいカクテルと居心地が良い雰囲気の中でのんびり。
東京駅の夜に乾杯。

お支払いはクーポン３枚と端数は小銭。
美味しいカクテルが実質タダです。最高ですね（冷静になって考えるとタダではないが）

その後はほろよいのまま長風呂して、
夜中の三時まで北ドームを眺めて過ごしました。
二時くらいに工事業者っぽいひとたちを見かけた。遅くまでお疲れ様です。

ドームに酔って眠る。

一日目終わり。

二日目　10/30

7:00起床
さて、このホテルでのお楽しみのひとつ朝食です。
4階　アトリウム
ここは東京駅丸の内駅舎の中央・大屋根裏をレストランにしています。
階段を上っていくと、天窓の光が迎えてくれます。

これが見たかったのです。
すてき……
昨日からそればっかりだけれど、とにかく素敵なのです。

私が案内された席。
素敵なお席だったんですけれど、会場の隅っこです……泣。
中心部に座りたかったな( ；∀；)
なんかおひとりさまはこのあたりにまとめられている気がしたけど、気のせいだったと思いたい。

気を取り直してブッフェへ。
洋食和食デザートなど、全部で１００種類あるらしいです。
いっぱいあって目移りしちゃう。

ブッフェ台の上には、駅舎創建時の赤煉瓦の一部が残っています。
昔ながらの煉瓦はやはり格式が違いますね。歴史を感じます。

丸い窓から外が見えます。
本当に東京駅のてっぺんにいるのだなあ。

エッグベネディクトなどのライブステーション。
番号札を渡され10分待ちでした。

では、いただきます。
まずは洋食。

エッグベネディクト
黒毛和牛和風ソースわさび風味ローストビーフ

シュリンプのカクテル
鯵のマリネ
サーモンのカクテル
お肉の一口料理(名前失念)
鶏のクリーム煮マスタード風味

フレッシュオレンジジュース！

名物エッグベネディクト
アボカドがトロトロー！
できたてで美味しい！

おかわり1
和食

だし巻き卵　明太子　梅干し　しらすおろし　オイルサーディン(お重)

本日のお造り醤油ジュレ添え
ふろふき大根
一口うな重
いくら

ガトーショコラ(これだけ洋食?)
マンゴースムージー（しぼりたて）

和食は洋食より品数少なめですがどれもおいしかった。お重にかわいく詰めてあるのがとてもよい。

おかわり2
洋食

なすのあげびたし
キッシュ
トマトとマスカルポーネのサラダ
クリームチーズオリーブドライフルーツ
牛肉のカレー煮込み
和牛土佐赤牛バーガー

和牛土佐赤牛バーガー
一口サイズでかわいい！美味しい！

おかわり3
オムレツ
きのことごぼうのスープ
シェフおすすめのデザート(パンプキンムース)

ライブステーションのオムレツはできたてトロトロです。
スープのレベルが何気に高い。

おかわり最後。

しらすバタートースト
エッグベネディクト(リピート！)

しらすバタートーストもライブステーションで注文したものです。
カリカリあまあま。

デザートはさっぱりしたフルーツにしました。
多すぎるかなと思いましたがメロン美味しい～シャインマスカットうま～パイン爽やか！
ケーキなどに目が行きがちだと思いますがぜひ食べて欲しい一品です。

いつもは３０分もかからない私ですが一時間も朝食会場にいました。
チェックアウトは1２：００なので部屋に戻ってのんびりします。

朝のドームを眺めて、もうやりたいことはすべてやった！
心置きなくチェックアウトだ。

素晴らしいホテル滞在をありがとうございました。

ホテルをもう一度眺めます。
本当に楽しかったです。

この後は、新宿をぶらぶらして英国展でスコーンを買って、クーポンの残り3000円を大丸で使って、崎陽軒の焼売弁当+ハイボールで乾杯しながら地元へ帰りました。

最近思うのですが、どれだけ時間をかけてお金を掛けて心を掛けて頑張っても、周りが当たり前にできていることでも、できないことが人生には色々ある。
そんな中で、「ちょっと贅沢だけど叶えることができる小さな夢」をひとつずつ叶えていくことって大切だと思います。
小さいけれど、叶った夢がある。
それだけで少し強くなれるのかもしれない。

色々なことが不自由な今年、小さな夢のひとつを叶えることができてとても良かったです。

この旅行記へのコメント （1）

• ASARIさん 2020/12/02 09:10:27

  はじめまして

  とても夢のあるホテルですね。
  過去の旅行記も読ませていただき、共感することが多くコメントさせていただきました。
  私は旅行が好きですが１人旅できる勇気がなくて、どこにでも思いのままいかれるTさんは素敵だと思います。