2020/10/03 - 2020/10/03
477位(同エリア704件中)
こんさん
都バスといえば、都心を縦横無尽に走る黄緑色の…ですが、郊外にずっと離れた西武新宿線花小金井駅から青梅に向かう系統があります。
路線距離約30km、所要2時間と都バスらしからぬ長大路線であるこの「梅70」に乗って、青梅市内の寺社をのんびりまわる旅に出ることにしました。
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高田馬場から西武新宿線の急行で約20分、小平市は花小金井駅にやって来ました!
地元が西武沿線なので昔はよくここで降りてたし、今でも時々通りすぎることはあるけど、降りるのは本当に久々です
余談ですが、小金井市じゃなくて小平市ということは最近知りました -
都心の短距離を高頻度で…という都バスのイメージの真逆を行く、郊外の長距離を走る梅70系統は、北口の2番乗り場から
停留所は西武バスの吉祥寺駅行きと共用です -
路線距離長いからといって山のなかの人がほとんどいない場所をいくわけでも高速を行くわけでもなく、ひたすら住宅地の一般道を走るので、停留所はこの数!
これから乗る10:48発の便は小平駅前や箱根ヶ崎駅前には入らないから少ないほうだけど、それても終点の青梅車庫までは79! -
便数はだいたい1時間に1本程度
途中の東大和市駅からの便とかもあるから、場所によってはもうちょい多いかも -
乗る予定のバスが折り返し待機中…
バス停が屋根の端と真ん中と2か所あるのは、吉祥寺行きが前乗りで青梅行きが後乗りだから(たぶんだけど) -
というわけで発車3分前、満を持してこれから青梅まで30kmを走破する車両が停留所に入ってきました!
(LEDがうまく撮れん(><)) -
こんなところで「青梅!!」って書かれてもやっぱり実感が…
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人によっては旅気分になるであろう路線だけど、そこは観光地行きでも何てもない都内の路線バス、定刻に何事もなく発車すると、駅前を抜けて青梅街道を西に向かいます。
花小金井の時点では乗客5人ほど
土曜日の午前に駅から郊外行きの方向ならこんなものですかね -
この梅70系統は青梅支所の管轄…というか都心部から独立している多摩地域には青梅支所しかないです
しかも他の系統が全部青梅周辺のなので、飛び出した梅70だけ一体どこへ向かってるのやら…という路線図になってる -
花小金井駅から20分、青梅街道駅前の踏切を通過
次の新小平駅前でも多少乗り降りがあって、最寄り駅に出るための需要というのもある模様(便利といえる本数じゃないけど) -
花小金井駅から30分、小平市小川周辺
このあたりの青梅街道は片側2車線になってるところもあるけど、多くは片側1車線の道です
ってかまだ小平市を出てない(^^; -
花小金井駅から40分、西武拝島線の東大和市駅前
駅前のロータリーに入っただけなんだけど、花小金井以来初めて青梅街道を外れたのでは!?
そしてここでようやく小平市を抜けて東大和市に入りました!
増えたり減ったりを繰り返してきた乗客も、電車からの乗り換え客が一気に増えて賑やかに
ここまでは西武線に沿ったルートだけど、この先は鉄道のない武蔵村山市方面に進むので、公共交通はバス頼みのエリアも多いのでしょうね -
東大和市駅前から進路を北に変え、南街地区へ入ります
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東大和市市役所の近くを通り、新青梅街道との交差点を通過
バスの走る本家青梅街道は今や裏道、自家用車で青梅行くなら間違いなくこっちですね -
花小金井から38個目の萩の尾薬師堂前で1時間経過
まだまだ先は長そう… -
花小金井から65分、武蔵村山市役所前
青梅街道が通っているとはいえ、都内在住でもなかなか来る機会がないですね
ダイヤモンドシティ(現イオンモール)ができたときには結構話題になった記憶はありますが -
武蔵村山市から瑞穂町に入ります
このあたりはちょっと詰まりがち… -
花小金井から85分、箱根ヶ崎
駅前に入る便もありますがこのバスは直行
もっともここでも駅から200mくらいしか離れてないです -
八高線の踏切を通過
踏切の先で上りのバスとすれ違ったけど、あちらは立ち客も結構いて繁盛していた様子。みんなどこまで乗っていくのだろう? -
八高線を越えて少し行くと、新青梅街道と合流して片側2車線の道に
そろそろ終盤戦というここになって快調に走り始めます -
ようやく住所も「青梅市」になりました!
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花小金井から110分
東青梅の手前から裏道に入り、東青梅駅の北口を通過、青梅線を踏切で越えます -
商店街を抜けて、一旦青梅駅前のロータリーに入ったのち、バスはさらに3つ先の終点青梅車庫へ
ここまでちょうど2時間、武蔵村山周辺が渋滞がちだったので定刻+10分くらいかかったようです -
2時間も乗ってると「青梅車庫」の文字にもはるばる来た感が漂いますが、乗ってきたのは都バス、ここもまだ都内…
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待ってれば青梅駅前に戻るバスも来そうだけど、1kmもないので歩いて行くことにします(というか座り疲れた)
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10分と少しで先ほど一度通った青梅駅前
青梅というと昭和の街だなんだと売り出してますが、駅も東京行きの快速が出てるとは一見思えない地方感というか昔感というか… -
せっかくこんなところまで来たし、青梅周辺でいくつか行ってみたかった寺社とかもあるので、これを機に歩いてみることにします
線路に沿って少し歩いたら着いたけど、完全に裏参道… -
頂上の拝殿・本殿前に出ました
現在の拝殿・本殿は江戸時代に建てられたもののようです -
こっちが表参道でした
向こうの鳥居の先が青梅街道
ってか街道筋が正面なの当たり前か -
表参道の入口は青梅街道沿いでした(さっきバスで通ったはずなんだけど…)
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参道入口からはこんな感じ
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続いて、青梅駅裏側の細い道を抜けて西側の梅若寺へ
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梅若寺に到着!
およそ1000年の歴史のある、真言宗のお寺です -
春は桜が綺麗だということらしいんですが、この時期に見れるわけもなく
まあ雰囲気は好きですが -
せっかく1日券も持っているので、土日のみ運行の玉堂美術館行きで沢井方面にも行ってみます
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沢井駅前で下車
普通なら電車で来ればいいんですけどバス旅ですからね!
澤乃井園のそばなのでテラスで飲んでる人たちで賑わってますが、それを横目に多摩川に架かる楓橋へ -
楓橋を渡って多摩川右岸へ
ボートに乗ってる人たちもいて世田谷や大田方面の多摩川と同じ川とは到底思えない感じ -
対岸に建つ寒山寺を見ていきます
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寒山寺は、中国蘇州の寒山寺にちなみ昭和初期に建てられたお寺
寺といいつつ実質お堂一つみたいな感じですが、参道の階段などの雰囲気は良い感じ!! -
寒山寺前からの多摩川
「東京」とは? -
さっきの玉堂美術館から戻ってくるバスを待っても良いのだけど、そうなると次のバス来る頃には暗くなりそうだし、右岸の吉野街道をちょこっと歩いて移動します
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やがて吉野集落に出て、今日のラストは山麓に鎮座する愛宕神社に行ってみます!
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途中で参道は左へ
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さらに石段へと続きます
本殿はこの上です -
ちょっと殺風景に見えてしまうのは春夏じゃないからか、曇りだからか…
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参道の上から
“一望“というほどの見晴らしではないけど、こうして山麓から見る集落は好きです( ・ω・) -
山麓にある本殿
登山口にもなってるので、夕方になって下りてきた人たちもちらほらと -
さて、本当は愛宕神社で終わりにするはずだったのだけど、次のバスが30分近く先だったので、バス停1つ分だけ歩いて即清寺に来てみました
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山門
昭和55年に再建したものだそうですが、その割には年季が入ってるように見えるな… -
本堂です
左手奥には山内の四国八十八か所もありますが回り始めたら日が暮れるので今日はパスします -
即清寺前のバス停から青梅駅に戻ります
しかし、背景が山とか、何度見ても都バスが走ってる景色じゃないよな(^^; -
20分弱でバスは青梅駅へ
いまさらだけどLEDの梅のイラスト、フルカラーだとこういうデザインもできていいね(^^) -
1日券があるので花小金井まで実質0円で戻れるのだけど、さすがに2時間は長いのでおとなしく電車で帰ります
(ちなみに、乗り換えで結構待ったようなきがしたけど、それでも花小金井まで50分くらいでした)
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