2020/07/19 - 2020/07/19
668位(同エリア674件中)
ぶらしんさん
所用で熊谷に行ったついでに、「ちちてつ」こと秩父鉄道の電車に乗って行田市を散策。乗り合わせた車両はコロナ禍の2020年でもなお「ラグビーワールドカップ2019」のラッピングを施しており、日本中が活気に沸いたあの頃をちょっと思い出して涙する…
熊谷→秩父鉄道で行田市へ(市内散策)→バスで吹上へ
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熊谷駅には、稲垣選手からの励まし?のポスターが貼られていた。この街には今もラグビーが息づいている。
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行田市に行ってみようと思って秩父鉄道に乗る。何と、止まっていたのはラグビーワールドカップ2019に協賛したラッピング電車だった。
秩父鉄道の熊谷駅に自動改札機はなかったが、改札の係員はきっぷにハサミも入れずスタンプも押さず、きっぷをチラ見して中に通す。これも感染防止策? -
2019年は全国各地でこのような装飾を見かけた。遠い昔にも感じられるが、活気のあったあの当時に一瞬タイムスリップしたような気分…
熊谷駅 駅
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車内もラグビー一色。扉やドア上広告はもちろん、天井まで…
訪れたのは2020年7月です、念のため。 -
行田市駅に到着し、改札の係員にきっぷを渡そうとした際の会話。
「帰りも電車を使われますか?」
「さあ、まだ決めていないんですけど…」
「今、電車の本数をうーんと減らしていますから注意してください。」
そう言って行田市駅の発車時刻を記載した小さな紙切れをくれた。だけどホントにうーんと減らしたの?1時間に1~2本はあるようだが… -
行田市駅の正面。ここから市街地に向かって歩き出す。
行田市駅 駅
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メインストリートの歩道には、昔の子供をモチーフにした銅製の人形がぽつぽつ並んでいる。その名も「童(わらべ)の記憶」。元は電線地中化工事に伴い路面に置いた変圧器をカムフラージュするためのアイデアだったそうだ。
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子供だけではない。その下でウサギが跳ねているものもある。
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全部で39体あるという。これだけ並ぶとインパクトあり。
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行こうとしていたパン屋「翠玉堂」も、そんな人形の並ぶ一角に立っている。昭和初期に建てられた町家をリノベーションした、パン屋らしからぬパン屋だ。
翠玉堂 グルメ・レストラン
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のれんのアップ。このイラストそっくりの主人が日夜パンを作っている。
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店内のショーケース。卵を使用しないハード系のパンが多い。ほとんどのパンにプライスは掲出されておらず、手書きのパンフレットで確認する。
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これがパンフの表紙。あんまりやる気なさそう。
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パンフの本文。プライスのみならず、ところどころにやる気のなさそうな「つぶやき」が組み込まれている。
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プライス付きのパンが一つだけあった。その名も「うなぎパン」。土用の丑の日を前にした期間限定の創作パンで、コッペパンの中にご飯とうなぎが載っていた。ツイッターは必見。時々とんでもない創作パンを投稿している。
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続いては行田名物の「フライ」と「ゼリーフライ」を食べるため、忍城に向かいながら手頃な店を探す。それで見つけたのがこの店、「たかお家(んち)」。フライやゼリーフライは勿論、「行田古代米カレー」なるものにも心を魅かれた。
たかお家 グルメ・レストラン
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最初に出てきたのが行田古代米カレー。町おこしの一環で開発されたメニューだそうで、市内には他にも協賛店があるらしい。
「行田産の古代米をはじめ地場産の食材を使う事」と「ご飯を前方後円墳の形に盛り付ける事」が最低条件のようだが、周りにカレールーがかけられたご飯は、あたかも石田三成軍の水攻めに耐える忍城をイメージしているかのよう。
ならばルーの傍らにある棒状の添え物(ゼリーフライの材料であるじゃがいもとおからを焼いたもの?)は石田堤だろうか。 -
後から出てきたフライ(左)とゼリーフライ(右)。
フライは「キャベツの入っていないお好み焼き」みたいなもので、フライと言いながら揚げ物ではないのが不思議。フライパンで焼くから、という説もある。
ゼリーフライは「小判(銭→ゼニ→ゼリー)の形に成形したフライ」という説もあるが、主な原材料はじゃがいもとおからなのでフライとは全く異なる食べ物だ。 -
忍城に到着。暑いのでごく軽く見学。
忍城址 名所・史跡
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城の由来です。
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城の外壁に開けられた「狭間(さま)」と呼ばれる穴。ここから矢や鉄砲を外に向かって放てる。
丸、三角、四角の形をした穴がランダムに連なっているようだが、その中から「ある配置」がないものか探してみる。 -
△、□、○…あった!
実は先日訪れた広島市で、「△□○」と書いて「ミヨマル」と読ませる会社の看板を見たのだ。 -
城の敷地には郷土博物館が併設されており、前庭では市の観光PR隊である「忍城おもてなし甲冑隊」が文字通りおもてなしをしていた。
7年前に映画「のぼうの城」が公開された際も盛んに活動しており、息が長い。
しかも自分が持っていた紙袋を見て、酒巻靱負(さかまきゆきえ)役の女性(本来は男の若武者だが、映画では成宮寛貴が演じたので女性がやっても違和感なし?)から
「その袋…私の好きな翠玉堂に行ったんですね。うなぎパン、まだありました?」
と尋ねられる。店名も何も書かれていない薄茶色の紙袋だったが、見る人が見ればわかるのだ。とっさの問いゆえ気の利いた返しもできず、
「はい、1個ありましたよ。」
とだけ答えたが、やはりあのとき買っとけばもっと話が弾んだかな…?行田市郷土博物館 美術館・博物館
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忍城のバス停はこんな形をしていた。これに乗れば吹上駅までダイレクトに行けるし、しかも秩父鉄道より安い。帰りはバスだな…
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