武尊山の途中まで登山～猿ヶ京温泉でゆったり

2020/09/12 - 2020/09/13

武尊山登頂を目指したものの、天候不順で途中の剣が峰で引き返して酒蔵見学。猿ヶ京温泉ではＧｏ　Ｔｏ割引があるのですき焼を付けてリッチな夕食を楽しみました。また「与謝野晶子紀行文学館」が中々良い展示だったのでお奨めです。

エリア 猿ヶ京温泉(群馬)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅は雨だったが、「北関東は午前中はまだ降らない」との天気予報を信じて5時半に出発。確かに関越道に入ったところで雨は上がった。休憩した赤城高原ＳＡにはコロナ対策でこんな立て看板が。

赤城高原サービスエリア 道の駅

川場スキー場の第4駐車場に車を停めて武尊山登山口に入る。キャンプ場が登山道の始点となる。

30分弱歩いたところで最初のポイント、高手山。（藪の中に祠があるだけだが）

更に1時間くらい歩いたところにある「西峰」の標識。この辺りまでは川場スキー場のコースとほぼ平行して登山道がある

この先が剣ヶ峰か？と思わせ偽ピーク

今度こそ！と思ったがまだだった

ようやく剣ヶ峰への最後の登り

ここも標柱だけの寂しい山頂。「標高2020ｍ」が写る様に撮影

本来ならここから少し下り、登り返したこの方向に武尊山が見えるはずだがガスで何も見えない状態。しかも雨もパラついてきた。この時点で11時を過ぎたので武尊山は断念し引き返すことにした。

13時半に下山し、昼を食べてから「誉國光」を造っている土田酒造さんを見学。

酒蔵 譽國光 お土産屋・直売所・特産品

無料で試飲させてもらえる。左のフルーティなタイプと、右から2番目の辛口タイプを購入

1時間ほど一般道を走り「湖城閣」に到着。赤谷湖に付き出した半島の先端にあり、戦国時代は本当にここにお城があったそうだ。

猿ヶ京温泉　ホテル湖城閣 宿・ホテル

夕食は豪華に上州牛のすき焼き。群馬県はすき焼の食材（ネギ、こんにゃく、豆腐）が全て県内産で賄えるとのポスターが館内にあった。

煮えてきて食べ頃。柔らかいお肉に割り下が浸み込んでおいし～

もう一つ美味しかったのがこのヤマメ。塩焼きで食べたことしかなかったがこれは腹にチーズと舞茸を挟んで焼いた洋風。淡白な身に香りが移って美味しかった。

翌日。朝は晴れていたのだが予報通り以降は雨。猿ヶ京温泉の外れにある「椿山房」に入館。与謝野晶子に心酔した館長さんが収集した作品や写真が展示されている。

三国路与謝野晶子紀行文学館椿山房 美術館・博物館

1階は歌集や、昔の童話（実は怖かったり残酷だったり）を与謝野晶子が子供向けに優しい内容に書き変えた”物語”が展示されている。
展示物は撮影ＯＫで、2階にある、晶子が現代語訳した「源氏物語」をパチリ。
館長さんは水上にある「与謝野晶子歌碑公園」の歌を選んだ方だと聞いたので行ってみることにした。

「椿山房」から湖側に下ったところにある”駒形峡”にかかる赤い橋。温泉水を通すのが主目的だが、バンジージャンプ台も備えられていた。

ほぼ真東に走る細道を走って水上駅前に。有名なカフェ「亜詩麻」にてランチ

カフェレストラン亜詩麻 グルメ・レストラン

ボリュームたっぷりの「焼きカレー」はランチセットにしてサラダ、ドリンクもついていて大満足。

道の駅から少し歩き諏訪峡へ。この橋の上にもバンジージャンプ台があった

上流からラフティングの人達が下ってきた

ここが与謝野晶子歌碑公園。フランス旅行で晶子が気に入った帽子をモチーフに、歌が彫られている。

　天気には恵まれなかったが、土田酒造、椿山房という思わぬスポットを発見できた旅だった。