山に登ろう！何年も前から思い続けた瑞牆山へ

2020/10/02 - 2020/10/03

コロナ禍の2020年。
長い梅雨が去り、酷暑の夏が終わり、今のところ台風からも免れていて、天候が落ち着いてきました。
そこで、まだ残っていた夏期休暇を1日取り、山に行くことにしました。
行き先はいろいろ悩んだ末に、山梨県の瑞牆山へ。実は何年も前から、行きたいと思って、ざっと下調べだけはしていたのですが。

今回、韮崎駅を出る1番早いバスに乗っても、登り始めが10時過ぎになることを考えると、近くに前泊した方がいいかなと思いました。しかし平日は、登山口となるみずがき山荘まで行くバス便が早く終わってしまいます。増富温泉までは終バスでも行けるようなのですが･･･。
そこで、いろいろ調べていたら、増富温泉とみずがき山荘の中間くらいにある、みずがきリーゼンヒュッテという宿泊施設を見つけました。ここは増富の湯まで送迎を頼めるそうです！宿泊先をここに決めて、翌日、瑞牆山に登ることにしました。

エリア 山梨

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

中央本線特急あずさに乗って韮崎駅へ。

韮崎駅 駅

韮崎駅のゆるキャラ「にらくわ君」です。最近はどこに行ってもゆるキャラがいるなぁ･･･。ちなみに韮崎はオオクワガタの生息地なんだそうです。

駅前のバス停からみずがき田園バスに乗ります。

バスの車内です。乗客は私一人！
女性の運転手さんとマイク越しにずっと話をしていました。思わず楽しい時間を過ごすことができました！

バスを降りて増富の湯に浸かり、宿泊先のみずがき山リーゼンヒュッテの送迎バスによって無事に到着しました。
私が泊まった部屋です。広い！

みずがき山リーゼンヒュッテ 宿・ホテル

室内にワーキングスペースもあります。右下にあるのは冷蔵庫。

そして、ロフトもあるんです。

ロフトの様子。

ロフトの天井から、星空が見えるというのがウリです。
夜、星を見に、何度も上ったんですけどね･･･。この日は幸か不幸か、満月の夜。明るすぎて？見えませんでした。

廊下にもワーキングスペースがあります。ここにPCを持ってきて、外を眺めながら仕事ができたら気持ちいいでしょうね！
今年、認知度が上がった「ワーケーション」（work+vacation）とやらを、ここでやってみたいです！

本やビデオもいろいろ置いてありました。

そして私にとって大事なのがアルコール自販機(^^♪

外に出てみるとこんな感じ。山に囲まれた素晴らしいところです。

夕飯は、お弁当を頼みました。品数が豊富で、おいしくて、素敵なお弁当でした！完食しました！

翌朝、早く起きて、登山口まで徒歩で向かいます。
途中まで本谷川沿いに歩きます。

本谷川渓谷 自然・景勝地

お！目の前に瑞牆山が見えてきました！

宿から4kmちょっと歩いて、登山口に到着しました。ここにあるのは、みずがき山荘。人気の宿です。日中はカフェ＆レストランだけの利用もできます。

トイレはここで済ませます。とてもきれいなトイレです。料金箱に100円を入れて利用します。

登山届をみずがき山荘前のポストに提出しました。さて、登り始めましょう。

歩き始めて、すぐに大きな岩が現れました。
これから先、大きな岩にたくさん会うことになります。

瑞牆山がきれいに見えるところに出ました。うぅ、かっこいい。しかし、こんな荒々しい山に私が登れるのだろうか？と不安になります。

登り始めて40分ほどで富士見平小屋に到着しました。

富士見平小屋 宿・ホテル

富士見平小屋を超えると、岩がゴツゴツし始めます。

桃太郎岩！

鎖場です！ここはまだいい方。

歩きにくい道を進みます。

大ヤスリ岩が現れました！
青空に映えます。
こんなところに上るロッククライマーの人はすごいなぁと思います。
私はもうひと頑張り！気合を入れ直します。

気合を入れ直したというのに、またこんな岩ばかりの道に滅入ってしまう･･･。

ここも私にはちょっと難関(-_-)

極めつけはここ！
絶対登れない！と心がくじけたのですが、周囲の人に「左足を小さなくぼみにかけて、グーっと鎖を引く！」とアドバイスを受け、その通りにやってみたら、登れました！嬉しかった。

そして、山頂に到着。

瑞牆山 自然・景勝地

山頂から富士山が見えます。

そして、あちらには金峰山の五丈岩も見えます。
あぁ、登ってよかった･･･。
助けてくれた他の登山者に感謝です。

下山後は、みずがき山荘のカフェ＆レストラン「モンターニュ」で一人、祝杯をあげました！

みずがき田園バスに乗って、韮崎駅へ戻ります。
心地よい疲れです。
さて、次はどこの山に登ろうかな･･･。