年末の九州旅行ーー懐かしいやら、珍しいやら（福岡編）

2019/12/25 - 2019/12/25

昨年末、数年前には事情があって完結できなかった九州旅行を決行しました。
実は私は8歳ごろから高校を卒業するまで、福岡市に住んでおりました。なので、まずは福岡でさらっとセンチメンタルジャーニー。

私達は日本に一時帰国するたびに、国内の小旅行を楽しんでいます。
その他の旅行先については、どうぞ、こちらから：https://mirandalovestravelling.com/ja/

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝、8時33分東京発のひかり号に乗り、新大阪で乗り換えて、博多駅に着いたのは14時41分でした。私達は「ジャパン・レール・パス」で旅行しますので、のぞみ号には乗れないのでした。
博多で一泊したのは、以前にも泊まったことのあるホテル・アクティブというビジネスホテルです。
駅に近くて便利。部屋は狭いけれど、必需品がいろんな所に隠されているといったタイプの宿です。シャワーキャップはなかったですが、身体を洗うためのタオルはありました。朝食も割と充実していて、割安感があるホテルです。

福岡市内で行ったのは、西新というエリアです。その昔、ここにある高校に通っていたので、ちょっと覗いてみようと思って。
博多駅からは地下鉄に乗りました。これを書くと、年齢がばれますが、私が福岡に住んでいたころは、まだ地下鉄がなく、どこへ行くにもバスでした。

西新駅で、高校時代の友達と待ち合わせ。彼女と一緒に高校に入ってみました。彼女は実家がまだ福岡にありますが、普段は東京に住んでいるので、高校に入るのは、私と同様、ウン十年ぶりです。
当たり前かもしれませんが、学校はすっかり建て替わっていました。私達には懐かしい「男クラ（男子生徒だけのクラス）」や「儲かり黒板（授業の休講を知らせる黒板）」がなくなっていて、寂しい限り。事務局の人と少しおしゃべりをした後、高校を後にし、近所の商店街へ。

この商店街の一角にある峰楽饅頭屋が私達の目的です。高校時代、よく、放課後にこの店に寄って、お饅頭を食べてしゃべって帰ったものです。
幸い、お店はまだありましたが、すっかり小ぎれいに建て替わっていました。

これが懐かしい峰楽饅頭。昔と変わらぬ味・・だったと思います。夕食前なので、一人一個にとどめておきました。
お店の人に聞いたら、今も、高校生がよく来るとのこと。伝統が守られているようでした。

この商店街、とてもアジアを感じさせます。
私がここを離れて長いからそう感じるのか、変わったのかは定かでありません。昔よく行った大型店はなくなっていました。

それから、また地下鉄に乗り、室見で降りて、橋を渡ってお寿司屋さんへ。
あいにくのお天気でしたが、室見川に明かりが映る様子が美しかったです。

友達が連れて行ってくれたお寿司屋さんは「喜市」という名前。「とり市」という料理屋さんが室見川沿いのこの一帯の土地持ちだそうで、4つぐらい店を並べている中の一軒です。
店と店の間を丁稚が走って料理を運んでいるのが見られました。

店内の様子。
暗くて景色は見えませんでしたが、川に映るライトがゆらゆらしていてこれもまた、一興なり。

お寿司の前に食べた天ぷら。お刺身も美味しかったです。

そしてお寿司。
ウニやトロ以外も皆、新鮮で、歯触りが良くて絶品でした。
友達が「もう、お年頃なんだから、このくらい美味しいものを楽しまなくちゃね」と言いましたが、確かにその通り。

そして、また地下鉄で博多駅に戻ってきました。
まだ午後8時半ごろでしたが、地下鉄はすでに、閑散。友達によると、福岡市は人口が増えているそうです。都市として規模が丁度良いこと、食べ物が美味しいことが決め手となっているのだとか。
博多駅では、クリスマスのイルミネーションがきれいでした。

博多駅 駅

雨のおかげでリフレクション付き。

ステージが出ていて、何か催し物がやっていたり、ビヤホールが仕立てられたりしていましたが、雨でちょっと、お気の毒でした。

傘を差しながらも、クリスマスムードを楽しむ人たちを後にして、私達は宿に戻りました。

この旅行記へのコメント （2）

• チーママ散歩さん 2020/10/12 20:48:52

  センチメンタルジャーニー♪

  ミランダさん　はじめまして☆
  サーフィンしていて　ほっこりする旅行記に出会いました。
  
  生まれ育った町　そこで流れた「昔時間」を振り返らずにいられない
  ノスタルジックな思い。　分かりますう～。
  私も学校を卒業してから　地元を離れておりますので時々若き日の思い出に
  浸りセンチメンタルな感情になります。
  
  学校帰り溜まっていた喫茶店とか・・。どうなっているかな？など
  地方限定の菓子パンなんかが無性に懐かしくなったり、よく3時限目の終わりに
  食べていたっけななど・・・思い出します。(^O^)　
  
  時間も経ち　町全体も変ったことでしょうけれど、変らぬ味でお饅頭屋さん
  が残っていて良かったですね☆
  
  なんだか　拝見してほっこりしました。　
  またお邪魔しまーす♪
  
  

  ミランダさん からの返信 2020/10/13 03:36:04

  Re: センチメンタルジャーニー♪

  チーママ散歩さん、うれしいコメントをどうもありがとうございます。
  昔住んでいた場所に戻れることは滅多にないけれど、そのチャンスが得られたのは本当にラッキーでした。もちろん、いろいろなことが変わっていて、がっかりしたり、驚いたりしましたが、変わらないことが見つかってほっとすることもある・・今回の福岡訪問はそんな旅でした。
  また、覗いてみてください。私もお邪魔します。
  では。ミランダ