開館30周年記念展 ふたつのまどか　DIC川村記念美術館☆ベルヴェデーレ☆2020/09/30

2020/09/30 - 2020/09/30

佐倉にある、DIC川村記念美術館。久しぶりの訪問です。
印刷インキ、顔料、ポリマー材などの製造・販売を行うDIC株式会社が運営を行っています。
DICと関連会社が収集した美術品を公開するために、DICの総合研究所敷地内に設立され、1990年5月2日に開館しました。
インターネットでのデジタルチケット販売による事前予約制となっています。
そのため、館内は人も少なく、ゆっくりと見て回ることができました。
庭園・レストラン・ギフトショップのみの利用もできません。
JR佐倉駅、京成佐倉駅とDIC川村記念美術館を結ぶ無料送迎バスも運行していません。
企画展「ふたつのまどか―コレクション×5人の作家たち」が開催されていて、とても興味深い作品の数々が展示されていました。

前回の旅行記はこちら
佐倉　秋のDIC川村記念美術館☆ベルヴェデール☆2013/11/23
https://4travel.jp/travelogue/10834259

エリア 佐倉・四街道(千葉)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

美術館の付近には路線バスの停留場はありません。
車で来るしかないので、閑散としています。

飯田善國「動くコスモス」

佐藤忠良「緑」

美術館に向かいます。

視界が開けて、広々とした景色が目の前に広がります。

フランク・ステラ「リュネヴィル」

清水九兵衛「朱甲面」

ヨーロッパの古城のような展示館。
海老原一郎の設計です。

レンブラント《広つば帽を被った男》
クロード・モネ《睡蓮》
パブロ・ピカソ《肘掛椅子に座る女》
マルク・シャガール《赤い太陽》
ルネ・マグリット《冒険の衣服》

名画を間近に鑑賞できます。

マーク・ロスコの《シーグラム壁画》
「ロスコ・ルーム」に圧巻の展示です。

開館30周年記念展 ふたつのまどか
―コレクション×5人の作家たち

DIC川村記念美術館の開館30周年を記念し、コレクションと現代作家のコラボレーションの機会として企画されました。
DIC川村記念美術館の建物には、エントランスホールの天井照明やステンドグラスをはじめ、「重なる二つの円」のデザインモチーフがちりばめられています。そこには、初代館長・川村勝巳と建築家・海老原一郎の友情の絆、そして鑑賞者と作品が出会う場という意味が込められているのです。
本展はこのモチーフにちなんだタイトルどおり、現在第一線で活躍する5名の作家とDIC川村記念美術館のコレクション作品との出会いの場となります。

〇出品作家
さわひらき×サイ・トゥオンブリー
杉戸洋×ラリー・ベル
野口里佳×ジョアン・ミロ
福田尚代×ジョゼフ・コーネル
渡辺信子×エルズワース・ケリー

とても興味深い展示が多くあり、見入ってしまいました。
予想よりも、奥の深い世界に入り込みました。

天気も良く、清々しい一日です。

静かな風景。水の流れる音に耳をすませます。

ジョエル・シャピロ「無題」

こちらでランチです。ベルヴェデーレ。

予約しておきました。
レストランだけの利用はできません。美術館の予約をした人のみが利用できます。

緑の中のレストラン。

外の景色が楽しめます。

ランチセットをいただきました。
地元の食材をたっぷり使った前菜の盛り合わせ。

お好みの料理一品をチョイスします。
子羊のロースト　梨とシェリービネガーのソース
ボリュームのある一皿。柔らかい子羊です。
千葉県特産の梨を使ったソース。

妻は、「佐倉レンコン」のペペロンチーノ　ローズマリーの香りで。う。
無農薬蓮根です。

季節のドルチェ
八街産ピーナッツのフロランタンケーキとジェラート
ケーキの上には、カラメリゼしたピーナッツ。
見た目もインパクトがあります。

ホワイトチョコレートと柑橘のひんやりタルト
冷たく冷やしたタルトにフルーツのコンポートを添えてあります。

珈琲

ゆっくりと食事ができました。
美術館とランチで、心も豊かになりました。