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2020年8月、コロナ感染拡大防止策で県境を越えての移動が制限されているうえに連日猛暑が続く東京・・・そんななか、息抜きに山歩き仲間と近場の奥多摩にハイキングに出かけました。<br />奥多摩へのハイキングは、これまで何度も行っていますが、コロナ自粛生活が続いた後なので、新鮮な気分に浸ることができました。<br /><br />表紙の写真は、海沢三滝の一つの大滝。

奥多摩・鳩ノ巣から城山を経て海沢三滝を巡る

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2020/08/27 - 2020/08/27

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youさん

2020年8月、コロナ感染拡大防止策で県境を越えての移動が制限されているうえに連日猛暑が続く東京・・・そんななか、息抜きに山歩き仲間と近場の奥多摩にハイキングに出かけました。
奥多摩へのハイキングは、これまで何度も行っていますが、コロナ自粛生活が続いた後なので、新鮮な気分に浸ることができました。

表紙の写真は、海沢三滝の一つの大滝。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
友人
旅行の手配内容
個別手配

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  • 8月27日 7時過ぎ 最寄りの駅から拝島経由でJR青梅線の鳩ノ巣駅に着きます。通勤時間帯の列車を避けて、早めに行動しています。<br /><br />駅舎の背後に見えている山が最初に目指す城山です。奥多摩には山歩き仲間と何度も来ていますが、あの城山にはまだ登ってはいませんでした。

    8月27日 7時過ぎ 最寄りの駅から拝島経由でJR青梅線の鳩ノ巣駅に着きます。通勤時間帯の列車を避けて、早めに行動しています。

    駅舎の背後に見えている山が最初に目指す城山です。奥多摩には山歩き仲間と何度も来ていますが、あの城山にはまだ登ってはいませんでした。

  • 鳩ノ巣駅前にある案内板です。<br /><br />多摩川が蛇行して流れ、その川沿いに鳩ノ巣渓谷があります。地図の鳩ノ巣渓谷の下に城山が描かれています。城山を経てその左側の大樽峠を通り、地図外の梅沢(うなさわ)に向かいます。<br />

    鳩ノ巣駅前にある案内板です。

    多摩川が蛇行して流れ、その川沿いに鳩ノ巣渓谷があります。地図の鳩ノ巣渓谷の下に城山が描かれています。城山を経てその左側の大樽峠を通り、地図外の梅沢(うなさわ)に向かいます。

  • 8時過ぎ 多摩川に架かる雲仙橋を渡ります。

    8時過ぎ 多摩川に架かる雲仙橋を渡ります。

  • 橋の上から鳩ノ巣渓谷を眺めます。この時期の多摩川の水量は少ないですが、水は澄んでいて、日本的な渓谷美です。

    橋の上から鳩ノ巣渓谷を眺めます。この時期の多摩川の水量は少ないですが、水は澄んでいて、日本的な渓谷美です。

  • 橋の上から見る鳩ノ巣渓谷(下流側)。

    橋の上から見る鳩ノ巣渓谷(下流側)。

  • 橋を渡ってしばらく進み、右側に見える石段を登って城山への登山道に入ります。不親切にも何の案内板も出ていません。

    橋を渡ってしばらく進み、右側に見える石段を登って城山への登山道に入ります。不親切にも何の案内板も出ていません。

  • 城山の山頂までは急な上り坂が続きます。ソーシャル・ディスタンスを保って登ります。

    イチオシ

    城山の山頂までは急な上り坂が続きます。ソーシャル・ディスタンスを保って登ります。

  • 送電線の鉄塔下を潜ります。

    送電線の鉄塔下を潜ります。

  • 登山道の周辺はご覧のような杉林・・・眺望はありません。

    登山道の周辺はご覧のような杉林・・・眺望はありません。

  • 10時過ぎ 鳩ノ巣駅から休み休みのゆっくりペースで登って約2時間、高さ759m、城山の山頂に到着です。山頂表示や眺望もなく、あるのは三角点だけ。<br />ヒイヒイして登ってきても、いい景色が見られるわけでもなく残念な城山山頂です。なるほど人気のない山・・案内板等ないのも納得です。<br />ただ、城山と呼ばれているので、かってここに城が築かれていたのかも知れません。それらしき遺構は見当たりませんが・・・。

    10時過ぎ 鳩ノ巣駅から休み休みのゆっくりペースで登って約2時間、高さ759m、城山の山頂に到着です。山頂表示や眺望もなく、あるのは三角点だけ。
    ヒイヒイして登ってきても、いい景色が見られるわけでもなく残念な城山山頂です。なるほど人気のない山・・案内板等ないのも納得です。
    ただ、城山と呼ばれているので、かってここに城が築かれていたのかも知れません。それらしき遺構は見当たりませんが・・・。

  • 城山山頂からはご覧の急な斜面を下ります。

    城山山頂からはご覧の急な斜面を下ります。

  • 更に稜線を下ります。

    更に稜線を下ります。

  • 11時 大樽峠に到着。<br />大木の根元に祠があります。昔から峠を越える旅人の無事を祈ってくれていたのでしょう。人気を感じない山中に苔むした祠・・・歴史を感ずる登山道です。<br />

    11時 大樽峠に到着。
    大木の根元に祠があります。昔から峠を越える旅人の無事を祈ってくれていたのでしょう。人気を感じない山中に苔むした祠・・・歴史を感ずる登山道です。

  • 城山屋根の分岐点を通過。

    城山屋根の分岐点を通過。

  • 石垣で補強された登山道を進みます。多くの人が利用するとはとても思えない山道ですが、何時の時代にどなたが築いてくれた石垣なのでしょうか・・・感心します。<br />ひょっとすると、この石垣は城山と関係しているのかも・・・・youの推測です。

    イチオシ

    石垣で補強された登山道を進みます。多くの人が利用するとはとても思えない山道ですが、何時の時代にどなたが築いてくれた石垣なのでしょうか・・・感心します。
    ひょっとすると、この石垣は城山と関係しているのかも・・・・youの推測です。

  • 横たわるコナラの大木を眺め・・・

    横たわるコナラの大木を眺め・・・

  • 大岳山系を眺め・・・

    大岳山系を眺め・・・

  • 12時 海沢林道に出てきました。<br />折角の林道ですがアスファルト舗装が波打っています。山歩きには支障がありませんが、しっかりとした道路を造ってくださ~い・・・。

    12時 海沢林道に出てきました。
    折角の林道ですがアスファルト舗装が波打っています。山歩きには支障がありませんが、しっかりとした道路を造ってくださ~い・・・。

  • 林道のカーブミラーで仲間と密(蜜?)になってのショット。マスクは着けたり外したり・・・これまで道中、我々以外にどなたにも会いません。

    林道のカーブミラーで仲間と密(蜜?)になってのショット。マスクは着けたり外したり・・・これまで道中、我々以外にどなたにも会いません。

  • 12時40分 くねくねとした林道を下って海沢園地に到着。<br /><br />こちらは海沢園地にあった案内板です。<br />海沢川の上流に3つの滝が見られ、更に奥まで進めば大岳山に通じています。<br />案内板のある海沢園地までは、白線で示されている海沢林道を通ってJR青梅線・奥多摩駅からも来られます。

    12時40分 くねくねとした林道を下って海沢園地に到着。

    こちらは海沢園地にあった案内板です。
    海沢川の上流に3つの滝が見られ、更に奥まで進めば大岳山に通じています。
    案内板のある海沢園地までは、白線で示されている海沢林道を通ってJR青梅線・奥多摩駅からも来られます。

  • ご覧の海沢川沿いに滝に向かいます。

    ご覧の海沢川沿いに滝に向かいます。

  • 目にしみいる新緑に癒されます。

    目にしみいる新緑に癒されます。

  • こちらも。

    こちらも。

  • 三ツ釜の滝(落差12.5m)に到着。<br />

    イチオシ

    三ツ釜の滝(落差12.5m)に到着。

  • 13時 滝壺の淵に転がる岩に座ってランチタイム。<br /><br />コロナ自粛で息の詰まるような日々でしたが、マイナス・イオンを存分に浴びて息を吹き返した気分となります。<br />

    13時 滝壺の淵に転がる岩に座ってランチタイム。

    コロナ自粛で息の詰まるような日々でしたが、マイナス・イオンを存分に浴びて息を吹き返した気分となります。

  • 鉄製の階段を登って更に沢の上流に向かいます。

    鉄製の階段を登って更に沢の上流に向かいます。

  • 三ツ釜滝の中段にある滝壺。

    三ツ釜滝の中段にある滝壺。

  • 透き通った流れを眺め・・・

    透き通った流れを眺め・・・

  • 名もなき小さな滝を眺め・・・・沢に沿って登ります。

    名もなき小さな滝を眺め・・・・沢に沿って登ります。

  • 沢沿いの登山道から沢に下ったところにネジレの滝があります。

    沢沿いの登山道から沢に下ったところにネジレの滝があります。

  • ネジレの滝 その2.<br /><br />二段の滝で、上段の滝の落差は6m、下段の滝の落差は3m、上と下の滝がネジレた形になっているのでその名がつけられたらしい。

    イチオシ

    ネジレの滝 その2.

    二段の滝で、上段の滝の落差は6m、下段の滝の落差は3m、上と下の滝がネジレた形になっているのでその名がつけられたらしい。

  • 沢沿いの道を更に奥に進みます。

    沢沿いの道を更に奥に進みます。

  • 沢の周囲はご覧のようなチャートと呼ばれる堆積岩の地層が見られま~す。ブラタモリからの知識・・・<br />

    沢の周囲はご覧のようなチャートと呼ばれる堆積岩の地層が見られま~す。ブラタモリからの知識・・・

  • 奥に進むに従い道は険しくなり、急な崖も登ります。

    奥に進むに従い道は険しくなり、急な崖も登ります。

  • 続いて崖を下ります。

    続いて崖を下ります。

  • 14時前 海沢谷の一番奥にある大滝に到着。

    イチオシ

    14時前 海沢谷の一番奥にある大滝に到着。

  • 険しいアップダウンを乗り越えてきた甲斐のある美しい滝で~す♪。<br /><br />滝下でしばしマイナス・イオンを浴び、汗まみれになった体を癒します。なにも海外や県外に行かなくとも、近場の東京都にもこのような素敵な滝たちや渓谷があるのです。嬉しいことです。<br />

    険しいアップダウンを乗り越えてきた甲斐のある美しい滝で~す♪。

    滝下でしばしマイナス・イオンを浴び、汗まみれになった体を癒します。なにも海外や県外に行かなくとも、近場の東京都にもこのような素敵な滝たちや渓谷があるのです。嬉しいことです。

  • 帰路は来た道とは違う山側の登山道を下ります。<br />途中に長い固定ローブを使う場面もあり、ちょっとした登山気分を味わいます。

    帰路は来た道とは違う山側の登山道を下ります。
    途中に長い固定ローブを使う場面もあり、ちょっとした登山気分を味わいます。

  • 大岩にへばりつく様に根を張る木々たちに元気をもらいます。

    大岩にへばりつく様に根を張る木々たちに元気をもらいます。

  • 15時前 三ツ釜滝への分岐点に戻ってきました。 

    15時前 三ツ釜滝への分岐点に戻ってきました。 

  • 海沢園地からは海沢林道を川沿いに歩きます。

    海沢園地からは海沢林道を川沿いに歩きます。

  • 林道から海沢川の川底を眺めると・・・・2本の流木が艶めかしい姿で横たわっています。妄想しすぎだょぅ~

    林道から海沢川の川底を眺めると・・・・2本の流木が艶めかしい姿で横たわっています。妄想しすぎだょぅ~

  • 海沢隧道を通過します。

    海沢隧道を通過します。

  • アメリカ・キャンプ村前を通過。<br />ここは本格なアスレチックや場内での釣り、付近の散策等ができるアクティビティスポットで、ログハウスでの宿泊や河原でのBBQ等が楽しめます。

    アメリカ・キャンプ村前を通過。
    ここは本格なアスレチックや場内での釣り、付近の散策等ができるアクティビティスポットで、ログハウスでの宿泊や河原でのBBQ等が楽しめます。

  • 青梅街道沿いに出てきました。

    青梅街道沿いに出てきました。

  • 16時 海沢出合いの氷川発電所前の分岐点に到着。

    16時 海沢出合いの氷川発電所前の分岐点に到着。

  • ここから更に数馬西トンネルを潜ってJR青梅線の白丸駅に向かいます。

    ここから更に数馬西トンネルを潜ってJR青梅線の白丸駅に向かいます。

  • よく整備された数馬峡遊歩道を歩きます。左側崖下は多摩川が流れています。

    よく整備された数馬峡遊歩道を歩きます。左側崖下は多摩川が流れています。

  • 多摩川に架かる数馬峡橋を渡ります。

    多摩川に架かる数馬峡橋を渡ります。

  • 橋の上から白丸ダム方向の眺めです。

    橋の上から白丸ダム方向の眺めです。

  • 16時30分 線路沿いにキバナコスモスが咲く白丸駅に到着。<br /><br />活動時間は、途中の休憩やランチタイム、マイナス・イオンを浴びてた時間等を含めて約9時間、歩いた距離は約13Km。コロナ自粛明けということもあってか、ヘロヘロになって駅に辿り着いた感じで、過酷なハイキングでした。一緒に歩いた山歩き仲間に感謝です。

    16時30分 線路沿いにキバナコスモスが咲く白丸駅に到着。

    活動時間は、途中の休憩やランチタイム、マイナス・イオンを浴びてた時間等を含めて約9時間、歩いた距離は約13Km。コロナ自粛明けということもあってか、ヘロヘロになって駅に辿り着いた感じで、過酷なハイキングでした。一緒に歩いた山歩き仲間に感謝です。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • 平成元年ママさん 2022/04/27 18:00:20
    奥多摩八十八ヶ所巡礼遍路道!!
    途中に、赤いお堂建物ありませんでしたか。
    其処、奥多摩八十八ヶ所の八十番札所で、大師堂です。

    雲仙橋の先にある、あの小さい登山道入口から歩いたんですね。
    道細くて歩き難く無かったでしょうか?

    突き当たり岩あって、川が視える尾根道を左側へ曲がると、
    https://www.instagram.com/hiromikokubu/

    にも書いたんですが、お寺の廃寺跡あって、お墓ありました。
    その階段から上がるとちょっと近い感じ。
    そのお墓の所にテンナンショウ類とニリンソウ咲いて居ました。
    車屋敷の方が植えたのかも知れないけど、
    綺麗なかわいい花で、こわさも和みました。
    あの札所探して、階段と、そこの入口付近クルクル周り
    目が回るくらい。階段3往復して右側じゃなく左側いくって
    車屋敷のところにいた近所の人々に聞いてお堂拝めました。

    you

    youさん からの返信 2022/04/28 09:48:08
    Re: 奥多摩八十八ヶ所巡礼遍路道!!
    平成元年ママさん
    嬉しいコメント有難うございます。奥多摩の山々や里山などは何度も歩いています。しかし奥多摩八十八ヶ所巡りを目的に歩いたことはありませんので、ご指摘の大師堂は気が付きませんでした。

    平成元年ママさんのインスタ拝見しました。いろいろの場所での巡礼遍路や七福神巡りなどされているのですね。御朱印なども集めておられるようですし、花の写真なども素晴らしいですね。
    これからもよろしくお願いします。
    you
  • pedaruさん 2020/09/21 04:33:42
    山歩き
    youさん おはようございます。

    海外の旅行記が多い中、珍しく国内の山歩記ですね。
    水のある風景、しかも冷水,暑さを忘れるようです。
    信頼関係で結ばれたお友達がいるって羨ましいですね、滑落したり、クマと出会ったりしたときにいち早く自分だけ逃げるような人とは一緒できませんからね。

    >林道から海沢川の川底を眺めると・・・・2本の流木が艶めかしい姿で横たわっています。妄想しすぎだょぅ~

    これはヤバイ写真です、youさんの口から飛び出す言葉としては想定外でした(笑)。

    pedaru

    you

    youさん からの返信 2020/09/21 22:58:15
    Re: 山歩き
    pedaruさん

    こんばんは。ようやく涼しくなった関東地方ですが、近ごろの夏の猛暑や豪雨等は地球温暖化のせいではないかと思うこの頃です。

    奥多摩の山々は、山歩き仲間と何度となく訪れていますので、今は自分らの庭みたいに感じていますが、この自然豊かな癒しの場所に、一人でも多くの方々が訪れて頂ければ嬉しいとの思いで旅行記にまとめました。

    >これはヤバイ写真です、youさんの口から飛び出す言葉としては想定外でした(笑)。

    やっぱりそうでしたかぁ~pedaruさん・・・コロナ自粛生活が長かったものですから、お許しくださいまし(汗)。m(__)m。。。

    you

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