毎年、結婚記念日が来る11月に小旅行をしています。私達が住む欧州では、11月は日が短く、旅行には適さない月で、目的地選びに困るのですが、スペインなら温かいだろうと安易に考えて選んだサラゴサ。期待に反して寒かったです。でも予想外にタパス街が充実していて、食べる方で満足度の高い旅になりました。<br />その最終日の記録です。半日だけなので、短めです。悪しからず。<br />その他もろもろの旅については、こちらから：https://mirandalovestravelling.com/ja/

結婚記念日旅行ーー案外寒かったサラゴサでタパスを食べる（最終日）

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2019/11/12 - 2019/11/12

30位(同エリア127件中)

エリア

サラゴサ(スペイン)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 4.0

グルメ: 5.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 鉄道徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

3泊したサラゴサ、最終日も観光を続けました。
まず行ったのは、ピラール広場に面したラ・ロンハという建物です。かつての取引所で16世紀の建物だとか。
今は展覧会場として使われています。無料で入れました。
天井の作りが美しい建物でした。
私達が行った日には、Julia Dorandoという地元の画家の作品が展示されていました。
抽象的な絵で、とても気に入ったというほどではありませんでしたが、中には色がきれいで見ごたえのある絵も。
次に目指したのは、カエサラウグスタ劇場というローマ時代の遺跡です。サラゴサはローマ時代、カエサラウグスタと呼ばれていたのだそうです。
この遺跡は、1970年代、建築工事中に発見されたのだそうです。
中に入ったら時間がかかりそうだったので、外からメインの劇場部分を眺めただけで満足しました。天井付きで、よく整備されている様子でした。
この日は青空がまぶしいほどの良い天気。
前述の遺跡の近所にIglesia del Sagrado Corazon de Jesus という教会があり、そこも観光スポットだと地図に記されていたので、ちらっと入ってみることに。
入ってみて分かったのですが、教会としては使われていなくて、「Rosario de Cristal」の展示会場となっていました。入るのに３ユーロ要ります。
入ったらまず座れと言われ、腰かけると、目の前の展示物に次々に明かりが灯り、スペイン語だけで説明されます。
何しろ、スペイン語は全くわからないので、キツネにつままれた感じのまま、先へ進みました。
すると、展示してあるガラスでできた山車のような物の一つ一つに明かりが灯っていき、それぞれ説明されました。
全部、ガラス製です。美しい物もあれば、キッチュな物も。
これは、もともとある教会の天井画です。
一番立派で、目を見張ったのは、ピラール聖堂をかたどった山車でした。
これらの山車は10月にあるピラール祭りの際に持ち出されて、町を練り歩くらしかったです。
町の各地区が作ったのではなく、個人が思い入れを持って作ったものらしいと、夫がスペイン語の説明を聞いて推測していました。
見学は以上で終了です。
そろそろ、お昼です。
また、タパス街であるエル・トゥーボに行きました。今回は、Sin Nombreという小ぎれいな店へ。
午後1時を過ぎていましたが、スペイン人にとっては、まだ早めだったようで、あまり人が入っていなくて、落ち着いて、ガラスケースから食べたいタパスを選べました。
これは食べたタパスの一部です。ハムのオープンサンド、フォアグラのオープンサンド、チキン料理、ニョッキなど、結局、二人で8皿と、ワインを2杯ずつ。
これだけしっかり食べて、34.60ユーロという安さ。これもスペインの良さですねー。
地図を見る

店内の様子。ボトルをインテリアとしてうまく使っていました。
食べ終わって、ホテルまでの道中で見た風景。
光が素敵でした。
そして、このがらーんとしたサラゴサ駅から列車に乗ってマドリードへ。
着いたマドリードのアトーチャ駅には、「空港行きはこちら」という表示がありました。それに沿って行ったら、切符販売機の前に係のおばさんが立っていて、空港までのローカル線の切符をくれました。
行きと同様、チャマルティンという何となくふざけた名前の駅で乗り換え、無事に空港に行けました。
ちなみに、前の年にマドリードに行った時にゲットしたパスモのようなカードを持参していたのですが、使う機会はありませんでした。