2019/12/07 - 2019/12/07
59位(同エリア397件中)
ミランダさん
素晴らしく晴れた極寒の土曜日、ミラノから南西方向へドライブしました。この辺りでよく食べられるカエル料理が最大の目的。ついでに、何か観光も、ということで、モリモンド修道院に行ってみました。
端的に言うと、世界遺産が山ほどあって宝物に満ちているイタリアの中では、非常に地味な観光地でしたが、何しろ、きりりとした空気が気持ちの良い一日でした。
帰りに年末恒例のミラノ郊外での巨大な市場L’Artigiano in Fieraに寄りました。残念ながら戦利品はなかったのですが、夕陽がきれいでうっとりしたことでした。
ちょっと地味過ぎ、と思われる方は、その他の旅行先を、どうぞこちらから:https://mirandalovestravelling.com/ja/
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 2.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
夫の故郷であるミラノには、よく行って数日滞在するのですが、その間にたいてい一度は、日帰り遠足をします。
今回は南西部へドライブ。お昼にカエルを食べるのが目的です。
行ったのは、La Ca' di Ran (カエルの家)という名のレストラン。モンクッコ・ディ・ヴェルナーテという小さい町の町はずれにあります。
まだミラノ県の中なのですが、あたりはすっかり田舎の様相。
レストランはかなり広くて、シンプルでした。 -
席に着くと、お爺さんがやってきて「前菜、食べる?サラミとか?」「ワインは赤、白?スパークリングもあるよ」。
そして、「メインは、カエルかカタツムリか、小魚だよ。ま、肉もあるにはあるがね」。
というわけで、書かれたメニューはありません。
前菜を頼んだら、出てきたのは、写真の通り。ロシアサラダも付いていました。 -
赤ワインはバルベーラでした。
バルベーラは、ピエモンテ州のワインだと思っていましたが、出されたのはピエモンテのではなく、この辺りのものでした。軽めで、少し発泡性がありました。 -
これが私が食べた揚げたカエルです。
こういったカエルは初めてではなく、以前、ここからそう遠くないパヴィアでも食べたことがあります(https://mirandalovestravelling.com/ja/%e3%82%a4%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%80%81%e3%83%91%e3%83%b4%e3%82%a3%e3%82%a2%e3%80%81%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%80%81%e3%82%ab%e3%82%a8%e3%83%ab/)。この辺りではよく食べる物らしいです。
カエルというのは、それそのものの味は薄く、塩味の揚げ物なので、ビールに合いそうです。 -
これは夫が選んだカエルのリゾット。この辺りは、米の産地でもあります。
面白かったのは、私達の後に来た高齢者のグループ。6人のお爺さん+紅一点のお婆さん。その半数が、この地方の方言を話していたそうです(私には分かりませんでしたが)。
例えば、500(チンクエチェント)を「チンチェン」というのだそう。
イタリアには健啖家のお年寄りが多くみられ、彼らもしっかり、アンティパスト(前菜)+プリモ(パスタ類)+セコンド(メイン)+ドルチェ(デザート)を頼んで、シェアしていました。 -
カエルに大満足した後は、この町から北へ10キロぐらい行ったところにあるモリモンドを目指しました。
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モリモンドには大きな煉瓦造りの教会と修道院跡があります。これは、12人のシトー会の修道士が1134年、フランスのモリモン修道院からこの地に来て建てた修道院だそうです。だからモリモンドというのですね。
まずは教会の中に入ってみました。 -
中はがらーんとしています。
これは聖歌隊席への入口にあった壁画です。 -
聖歌隊席の中はこんな様子でした。
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この横顔にきれいな方はどなただったのか。何しろ、なにも説明書きがなかったので分かりません。
たまたま、数人のグループを率いた、ガイドさんだか学者さんだかがいて、その人の説明を盗み聞きしたところ、「シトー派の修道士は実利的で、こんなに大きな教会を建てたのは、裏にある修道院の建物を守るため」だそうです。 -
教会から出て、修道院の方へ回ると、こんな田舎の風景が見えました。
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イチオシ
今は博物館となっている修道院の一部と目が覚めるような青空。
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修道院の中庭です。
最盛期には200人ほどの修道士がいたそうです。 -
モリモンドは位置的に、ミラノとパヴィアの中間ぐらいにあり、この2都市の争いに何度も巻き込まれ、修道士が殺害されることもあったそうです。
それで14世紀から徐々に衰退し、最終的には1798年に解散させられたのだとのこと。 -
イチオシ
というわけで、今は修道士はいません。
博物館の入場券を売るところに二人のお婆さんがいて、一人が「もう誰もいません。いるのは私達だけ。私達がここの修道女のようなものよ」ですって。 -
外に出てみて見つけた骸骨。
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教会の建物を別の角度から。
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見学は以上で、後は辺りの田舎の風景を楽しみながら、少し散歩。
きーんと寒い日で、外で長居はできませんでしたけど。 -
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特に珍しいモノがあるわけでもなかったのですが、日光が美しい影を創り出していたり、色のコントラストを強めていたりしたので、たくさん写真が撮れました。
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さて、モリモンドを離れて、ミラノに帰ってきました。
毎年、12月初めのこの時期、1週間ほどL’Artigiano in Fiera という巨大なクラフト市が開かれています。ミラノ郊外のRHOという巨大な展示会場が会場です。
私が初めて訪れたのは、2015年のことで、この写真はその時のものです。 -
イタリア国内の各地方のパビリオンが半分ぐらいを占めていて、残りは世界各地からのパビリオンです。食べ物から手工芸品、衣料までいろいろな物を売るブースが所せましと並んでいて、もう、わくわくのし通しです。
各パビリオンの中には、フードコートもあり、おなかを満たせるほか、歌や踊り、工芸品製作の実演などの余興も楽しめます。(この写真も2015年のもの) -
イチオシ
2015年に初めて行ってみて以来、毎年、この時期に何かしら用事を作ってミラノを訪れ、この催しに行くことにしています。入るのは無料なので、クリスマスプレゼントを買いに来る人で、毎年ごった返しています。
今回、目に付いたモノは、南米産のアルパカセーターと、ポーランド産のかなり大きい乳白色の琥珀のペンダント。ただ、どちらも現金払いで、キャッシュが足りず、諦めました。会場内にATMもありますが、いつも長蛇の列なのです。
その代りに目にした美しい夕焼けにうっとり。 -
夕焼けが会場の壁に映って幻想的な光景を作り出していました。
この大きな市場、新型コロナがはびこる今年はたぶん、開催されないでしょうねー。何しろ、人が大勢で、ぶつからずに歩くのが難しいほどなのですから。とても残念です。
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