2020夏 関西９：大阪　万博記念公園、国立民族学博物館で疑似世界一周体験

2020/08/14 - 2020/08/14

太陽の塔の内部に感動した後は、同じく万博記念公園の中にある国立民族学博物館へ。ここも太陽の塔と同じく二十数年前に初訪問し、ずっと再訪したいと思っていた場所です。
国立民族学博物館は、民族学・文化人類学を中心とした研究・展示を行っている博物館で、世界中の人類の生活に根差した衣食住や宗教、祭事関連などを豊富な展示で紹介しています。前回訪れた時は、まだ海外出張をしたことが無く、海外旅行も大学の卒業旅行の一度のみで「世界の様々な場所に行きたい」状態だったので、展示内容に興味津々で長時間かけて鑑賞したことを思い出します。
展示は、オセアニアから東回りに世界を一周するようになっています。当分の間、海外旅行に行けない状況が続くので、ここぞとばかりに疑似世界一周体験しました。たっぷり４時間かけて見学したので、気づいたら閉園時間。結局、公園の他の場所を訪問できなかった。とはいえ、この日も36℃の猛暑。時間があっても園内をブラブラするのはつらかったでしょう。園内散歩を堪能するには春か秋が良いのだろうなぁ。
その後、モノレールで伊丹空港に移動し、ANA便で羽田へ戻りました。

エリア 吹田・万博公園(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

国立民族学博物館。
万博記念公園の中にあり、太陽の塔から北方向400mほど。
既に12時ですが、ホテルの朝食をたらふく食べたので、さほどお腹減っていない。
博物館が再入場可能であれば、博物館見学を始め、お腹が減ってから昼食を食べることにしました。

カナダ先住民のトーテムポール。2020年制作とあるので、できたてホヤホヤですね。

新型コロナ対策として、入館者は検温実施し、連絡先を記入提出します。

荷物をロッカーに預けます。

中央パティオには、「未来の遺跡」

館内案内図。展示室は２階のみですが、かなり大きいです。

世界中の様々なモノを見られます。

入口手前にはこの様な展示も。
どちらも棺です。
手前のエビはガーナの棺桶。死者の生前の特技や職業にちなんで制作されます。
奥のは、オーストラリアのアボリジニの柱状棺で死者の遺骨を納めます。

入館チケット。入館料は、580円がJAFカード提示で、490円に。ただし、割引はJAF会員本人のみ適用。
太陽の塔に入った人も割引対象とのことで、嫁はんは太陽の塔のチケットを提示し、割引料金(490円)で入館しました。
このチケットを見せることで再入場可能であることを確認しました。

地域展示は、オセアニアからスタート。東回りに世界を一周するようになっています。

オセアニア。

オセアニア。

次は南北アメリカ。
ヨーロッパからの人の流れ。

アメリカ、穀物。

アメリカ、衣類。

アステカの磨石。

キリスト教信仰。

次は、ヨーロッパ。

言語分布図。

様々なパン。

陽気な墓。

巡礼。

拡大するEUと統一通貨ユーロ。

移民エスニックショップのインスタントラーメン。
ヨーロッパもかなり移民が多いので、食も多様化されていますね。

次はアフリカ。
栽培植物の起源。

植民地の経験。

奴隷貿易。

プリント布の衣服。

イスラム教とキリスト教。

西アジア。
「覆う」文化とイスラム教。

ラクダの利用。

昼食のため、一旦外へ。
太陽の塔の背後、お祭り広場。万博当時の大屋根フレームの一部が残されています。
気温36℃で超暑いです。

高級チキンナゲット専門店「NUGGET NUGGET」
今日のお昼はここに決めた。

メニュー。

チキンナゲット８個(980円)とフライドポテト(500円)。「今から揚げますので、7分ほどお待ちください」と言われ、20分以上待たされました。
美味しかったです。

食べた場所は、かつてのニュージーランド館の跡地。

お腹が膨れて、博物館に戻ります。
最初に見落とししまったオセアニアの一部。

石貨。

神像。

モアイ。これは複製品です。

地域展示の他に通文化展示があります。通文化展示の音楽。

ゴング。

和太鼓。

ギターの歴史。

ギター。

ビートルズ。

ウッドストック。

サイケの時代。

通文化展示の言語は、クローズされていました。左にロゼッタストーンの複製。

南アジア。
言語分布図。

インドのオートリキシャ(三輪タクシー)

ヒンドゥー教。

仏教。

マンダラ。

高地の暮らし

東南アジア。

穀倉。

嗜好品。

囲炉裏まわり。

イスラーム化。

娯楽。

朝鮮半島。

食文化。

中国。

チワン族の住居。

衣類。

華僑・華人。

中央・北アジア。

カザフの天幕の内部。

オアシス都市の生活。

陶器。

モンゴル、遊牧民の生活、ゲル。

ゲルの内部。

旧・現社会主義圏。

極北・シベリア。

アイヌの文化。

アイヌ文化の成り立ち。

アイヌの住居。

日本の文化。

祭事。

おみこし。

日々のくらし。

山の暮らし。

合掌造り。

こけし。

町のくらし。

戦後のくらし。

多みんぞくニホン。日本に住む様々な国の方々の生活を紹介。

ライブラリ。文書資料。
この他に映像アーカイブを視聴できるブースもありました。

ミュージアムショップ。
気が付いたら４時間も博物館に居ました。内容が豊富、かつ楽しく見られるので、前半部分でかなり時間を消費してしまったので、後半は駆け足でみたのですが、それでも４時間かかってしまいました。
16:50、閉園まであと10分。

中央口へ。
猛暑の夏は、閉園時間を19時とか20時とかに遅らせてくれれば、公園内の散歩などもできるのに　と思いました。

太陽の塔。

暑いので、ガリガリ君。

大阪モノレール、万博記念公園駅。

大阪モノレールで、伊丹空港へ。

ANAラウンジはガラガラ。

生ビールでカンパイ！

六甲山と夕陽。

出発10分前までにゲートへ　とのことだったので15分前に搭乗ゲートへ。すでにほとんどの乗客は搭乗済みでした。
定刻で羽田へ。
楽しかった関西旅行も終了です。