2018/05/11 - 2018/05/15
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tigerさん
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新型コロナウイルスのお陰で、Stay Home が続いています。そこで、整理していない
昔の旅行を纏める気になりました。(この旅行記はその第10弾)
当時を思い出しながら楽しんで作成しています。 2020.10記
中東の3Pと言われる3つの遺跡、
ヨルダン・ハシミテ王国の【ペトラ(Petra)遺跡】
イラン・イスラム共和国の【ペルセポリス(Persepolis)遺跡】
シリア・アラブ共和国の【パルミラ(Palmyra)遺跡】 があり、「ペトラ」へは、2017年に行きましたので、今回はイランの「ペルセポリス遺跡」に挑戦です。
(パルミラ遺跡のバールシャミン神殿はISに爆破された上、戦争中につき×)
イランは昔から興味があったものの、パスポート関連でイラン対、中東諸国および米国との間で面倒な事案があり、旅行には私のパスポート更新時期を狙っていました。
結局、旧パスポートでイスラエルへ行き、新パスポートでイランに出かけることにし、
米国へは非移民ビザの「B1/B2」を取得することにしました。
【旅程】 2018年5月12日(土)~21日(月)
【1日目】羽田 00:01発 QR0813 ⇒⇒ ドーハ05:45着
ドーハ08:00発 QR0482 ⇒⇒ イマーム・ホメイニー空港11:35着 ⇒⇒
(バス) ⇒⇒ カシャーン 「フィン庭園」見学後 カシャーン泊
【2日目】⇒「アブヤーネ村」⇒⇒イスファハン「33アーチ橋」見学後 イスファハン泊
【3日目】イスファハン観光:「イマーム広場」「イマーム・モスク」「アリカプ宮殿」
「シャイフ・ロトフォラー・モスク」「四十柱宮殿」「金曜のモスク」
「ハージュ橋」 イスファハン泊
【4日目】イスファハン⇒⇒ヤズド ヤズド観光:「ザラック・カナート」
「ゾロアスター教拝火神殿」「沈黙の塔」「金曜日のモスク」
「ナクシュ・ロスタム」 ヤズド泊
★★ここから後編★★
【5日目】ヤズド⇒⇒「パサルガダエ」「ナクシュ・ロスタム」⇒⇒シラーズ シラーズ泊
【6日目】シラーズ観光:「ハーフェズ」「ローズモスク」「エラムガーデン」
「ペルセポリス遺跡」「ナクシュ・ラジャブ」 シラーズ泊
【7日目】シラーズ⇒⇒「ビシャプール遺跡」⇒⇒アフワズ アフワズ泊
【8日目】「スーサ」「チョガ・ザンビル」「シュシュタル水利施設」
アフワズ 18:00発 EP0831 ⇒⇒テヘラン19:10着 テヘラン泊
【9日目】テヘラン観光:「イラン考古学博物館」「ゴレスターン宮殿」「宝石博物館」
イマーム・ホメイニー空港23:40発 QR0499にてドーハ経由成田へ
【10日目】18:40 成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
-
1日目 5月12日(土)2018年5月12日【羽田⇒⇒ドーハ】
羽田 00:01発 QR0813便で ドーハ空港 05:45着陸
乗り継ぎのQR0482便で イマーム・ホメイニ空港 11:50着陸
日本とイランの時差は4時間30分(サマータイム) -
【移動ルートと宿泊地】
時計回りで移動、ピンク色が宿泊地。
アフワズ⇒⇒テヘラン間は国内線利用。
【イラン・イスラム共和国】
1979年にイスラム革命が起こり、王制から現体制になった。
宗教:シーア派イスラムが約90%、その他に、スン二派イスラム、
キリスト教、ゾロアスター教、ユダヤ教など。
国土:日本の面積の4倍強、 国土の52%が山、25%が砂漠
人口:8千万人(1979年の革命後に5,500万人生まれた) -
1日目 5月12日(土)イマーム・ホメイニ空港
12:40頃、首都テヘランのイマーム・ホメイニ空港を出発し、
250㎞先のオアシス都市「カシャーン」へ向かいます。
左手の白い大型バスに、ツアー参加者14名プラス添乗員と
現地スルーガイドの「アリ」さんですから余裕のバス旅が出来ます。 -
1日目 「ハビーブ・エブネ・ムーサ廟」(カシャーン)
アッバース1世が、眠る。 -
1日目 「ハビーブ・エブネ・ムーサ廟」
7代目イマームの孫の棺。
-
1日目 「ハビーブ・エブネ・ムーサ廟」
アッバース 1世の石棺が、隅に安置されている。 -
1日目 「ハビーブ・エブネ・ムーサ廟」(カシャーン)
7代目イマームの孫の棺は、ドームの真ん中に安置。 -
1日目 「ハビーブ・エブネ・ムーサ廟」(カシャーン)
ドーム天井の煌びやかなこと。イスラム教では、偶像を描くことは
出来ないので、きれいな文様が発達したのかも? -
1日目 「テペ・シアルク」
住民から「シアルクの丘」と呼ばれていた丘で、60年前にフランス隊が
発掘し、その後テヘラン大学が発掘をしたところ、紀元前5,500年以前
の遺跡が出てきた。現在世界最古の文明と言われている。
「階段ピラミッド型神殿」の跡で、フランス隊に発掘されたものは
ルーブル美術館へ行ってしまった。
-
1日目 「テペ・シアルク」
-
1日目 「テペ・シアルク」「階段ピラミッド型神殿」の跡
階段型ピラミッド遺跡は土レンガ造りなのか、溶けたような遺跡ですが
現在も調査継続中。 -
1日目 「テペ・シアルク」
町の近くにあり、丘のように見えていたのでしょう。
「シアルクの丘」と呼ばれていたのもうなずけます。
「テぺ」は丘の意味。
「シアルク」は陶器(多分)の意味。ワインのカメも出土しています。
-
1日目 「テペ・シアルク」
添乗員さん。徒歩で移動中には列の前に行ったり、後ろに行ったりと
はぐれる参加者が出ないように細心の注意をはらう、添乗員の神様
みたいな人でした。
お国柄、必須のスカーフを付けるとご覧のように良く似合う丸顔です。
ついでに、聞きもしていないのにアラ☆※と参加者に歳を発表したり、
楽しい若い添乗員さんでした。 -
1日目 「フィーン庭園」(世界遺産)
アッバース 1世によって、造られた水と緑の庭園。
正面は、離宮。 -
1日目 「フィーン庭園」
離宮と大きな池。
離宮から、中央の水路があり、周りに水路が巡らされた典型的な
ペルシャ庭園で、糸杉の並木が配されている。
園内の脇にはハマム(現在は展示のみ)も設置されている。 -
1日目 「フィーン庭園」
イランは「水」を大事にする文化だそうです。
この「水」に「緑」「花」「美女」を加えたのが「天国の条件」。
-
1日目 「フィーン庭園」
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1日目 「フィーン庭園」水源
土曜日でもあり、観光客以外にも家族連れや学生たちなど地元の
人達も大勢来ていました。
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1日目 「フィーン庭園」
離宮内の水源。 -
1日目 【NEGARESTAN ホテル】(カシャーン)
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1日目 【NEGARESTAN ホテル】(カシャーン)
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2日目 5月13日(日)早朝、ホテルより(カシャーン)
オアシス都市カシャーンは、西は山脈、周りは砂漠に囲まれている。
昨日の「フィーン庭園」の水は、このような山から来るのでしょう。
今日は、途中で「アブヤーネ村」を訪ね、イスファハンへ220㎞移動。 -
2日目 09:44 「アブヤーネ村」
ホテル出発から1時間半ほどで、到着しました。
この村へ来るため、幹線道路を右折したところに、核施設が在り、
敷地には高射砲が据えられていた。 -
2日目 「アブヤーネ村」
・赤土で造った建物がつくりあげるピンクの村。
・白地に赤かピンクのバラ模様の民族衣装。
・純粋なペルシャ語が残る村。
として有名で、イランの人達も訪れる観光地。
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2日目 「アブヤーネ村」
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2日目 「アブヤーネ村」
町には車は入れない。 -
2日目 「アブヤーネ村」
海抜2,300mの村の周りは、乾燥した山。
7世紀にイスラム勢力から逃れるために、山奥へ来たため、
純粋な古い「ペルシャ語」が残っており、話されていることで有名。
(イランの公用語はペルシャ語) -
2日目 10:00 「アブヤーネ村」
イランの観光客達、どうもイラン東部から来た人達のようで、
イラン東部にも渓谷など良いところがあるから!と勧められた。 -
2日目 10:15 「アブヤーネ村」
おばあさんが、薔薇の花模様の民族衣装姿でリンゴ、アンズなどの
ドライフルーツを売っていました。 乾しリンゴを買いました。
小さなリンゴを薄く削いで作った感じで、アマ酸っぱい味でした。 -
2日目 11:27 「アブヤーネ村」⇒⇒「イスファハン」
山を下っていると谷間に緑と集落が在りました。
すぐに、幹線道路へ出ます。 -
2日目 11:51 「アブヤーネ村」⇒⇒「イスファハン」
幹線道路へ出ると、砂嵐で景色がかすんでいた。 -
2日目 12:50 ⇒⇒「イスファハン」
国土の52%が山地、25%が砂漠(土漠)です。 -
2日目 15:14 「33アーチ橋」(イスファハン)
アッバース1世が、アルメニア人の居住区域と街の中心を繋ぐために
計画した橋、1602年に完成。
長さ300m、幅14mで、”33”は橋上部のアーチの数を表している。
深刻な水不足で、ザーヤンデ川は干上がっていました。
-
2日目 15:20 「33アーチ橋」(イスファハン)
川岸は、緑の遊歩道になっています。川はカラカラ。 -
2日目15:41 「ヴァーンク(VANK)教会」(イスファハン)
17世紀に建てられたアルメニア教会。
アルメニア人居住区であるジョルファー地区にある。 -
2日目 15:49 「ヴァーンク教会」(イスファハン)
ヴァーンク(VANK)はアルメニア語で「修道院」。 -
2日目 15:52 「ヴァーンク教会」(イスファハン)
-
2日目 16:18 「アルメニア博物館」(イスファハン)
ドームのてっぺんには、十字架が有ります。 -
2日目 16:22 「アルメニア博物館」(イスファハン)
ドーム内部にイスラム教では禁じられている、偶像も描かれています。
アルメニア人居住地域では、キリスト教で重要なワインを作ることも
認められているそうです。
イスラム教一色でないことにイランの懐の広さを感じました。 -
2日目 16:50
バスを降りて、ホテルへの移動中に「写真を撮っていいか?」と
声を掛けられ、私もこのご家族の写真をカメラに収めました。
奥さんは、写真に撮られることを頑なに拒否でした。 -
2日目 16:58 アリカプ ホテル (ALI-QAPU PARSIAN)
イスファハンで2泊したメインストリートに面した宿泊施設 -
2日目 アリカプ ホテル
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2日目 4つある天国の条件の一つ:「花」(アリカプ ホテル)
さりげなく、きれいな花が生けられています。 -
2日目 4つある天国の条件の一つ:「花」(ホテル ロビー)
夕食後ロビーに集合して、夜のイマーム広場観光です。
-
2日目 20:40 「イマーム広場」夜景 (イスファハン)
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2日目 20:44 「イマーム広場」夜景 (イスファハン)
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2日目 20:46 「イマーム広場」アリカプ宮殿 (イスファハン)
今日は、夜の広場をさっと見て、明日もう一度じっくりと見学です。 -
3日目 5月14日(月)側道 (イスファハン)
宿泊ホテルは町のメインストリートに面してました。大型バスは
通りに駐車出来ないので裏側の通りに駐車して待っています。
ホテル前の側道には大きな街路樹がありました。
「緑」はイランでいう「天国の4条件」の一つ。 -
3日目 09:16 「四十柱宮殿」(イスファハン)
この宮殿の柱は、池に写る柱20本を加えて40本となります。
”40”は、神の数字と言われ良い数字だそうです。 -
3日目 09:23 「四十柱宮殿」(イスファハン)
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3日目 「四十柱宮殿」(イスファハン)
素晴らしい装飾が施されています。 -
3日目 「四十柱宮殿」(イスファハン)
何となく、情けない顔をした動物ですが、何でしょうか? -
3日目 09:48 「四十柱宮殿」(イスファハン)
アッバス2世によって建てられた宮殿内部には、6枚の大きな歴史画が
あり、他国の王をもてなす宴や戦争シーンなどが描かれている。
こちらは、宴でしょうか。 -
3日目 09:48 「四十柱宮殿」(イスファハン)
こちらは、戦争シーン。 -
3日目 09:52 「四十柱宮殿」(イスファハン)
宮殿の側面 -
3日目 09:56 「四十柱宮殿」(イスファハン)
宮殿の周りは緑と花の豊かな庭園になっている。
木陰にチャイハネ(喫茶店)があり、紅茶で一休み。 -
3日目 11時~ 「金曜日のモスク」(イスファハン)
「金曜日のモスク」とは、その地域で最初に建てられたモスクに
付けられる名前。各地に金曜日のモスクがあります。
ここの創建は8世紀までさかのぼる、イスファハンで最も古いモスク。
一度焼失しており、大部分は12から14世紀に再建されている。 -
3日目 「金曜日のモスク」(イスファハン)
礼拝前に身を清めるための水場が2ヶ所ある大きな中庭。
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3日目 「金曜日のモスク」(イスファハン)
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3日目 「金曜日のモスク」(イスファハン)
いろいろな建築様式のアーチが見られる。
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3日目 「金曜日のモスク」(イスファハン)
いろいろな建築様式のアーチが見られる。 -
3日目 「金曜日のモスク」(イスファハン)
いろいろな建築様式のアーチが見られる。 -
3日目 「金曜日のモスク」(イスファハン)
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3日目 「金曜日のモスク」(イスファハン)
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3日目 「金曜日のモスク」(イスファハン)
イル・ハーン朝の王、オルジャイトゥーの為に造られた礼拝堂。
正面真ん中に、メッカの方向を示す壁のくぼみ(ミフラーブ)
左右の階段状のものは説教壇(ミンバル:多分) -
3日目 「金曜日のモスク」(イスファハン)
メッカの方向を示す壁のくぼみ(ミフラーブ)
イランはイスラム教シーア派で、シーア派のお祈りでは、額を直に床に
付けません。(スンニ派は絨毯に額を付けてお祈りします)
土でできた円柱状(10㎜H、40~50㎜Φ)のものを床に置いて、そこに
額を付けてお祈りをします。 モスクの木箱に沢山おいてありました。 -
3日目 「金曜日のモスク」(イスファハン)
-
3日目 午後 世界遺産「イマーム広場」(イスファハン)
アリカプ宮殿テラスから、右手(南方向)を望む。
柱の陰に「イマーム・モスク」のドームが見えています。
ドームは広場の軸とは45度ずらして、メッカの方に向いています。 -
3日目 午後 世界遺産「イマーム広場」(イスファハン)
アリカプ宮殿テラスから、正面(東方向)を望む。
正面ドームは王族専用の「シャイフ・ロトフォラー・モスク」
広場を囲む建物の1階は回廊状のバザールになっており、
色んなお土産屋さんが入っている。 -
3日目 午後 世界遺産「イマーム広場」(イスファハン)
アリカプ宮殿テラスから、 左手(北方向)を望む。
アッバス1世が計画した、東西160m、南北512mの広場。
中国の天安門広場(No.1)、ロシアの赤の広場(No.2)に次ぐ大きさ。 -
3日目 午後 世界遺産「イマーム広場」(イスファハン)
地上から、北の方向を見ると広場の大きさが実感できます。
左は「アリカプ宮殿」、右には「シャイフ・ロトフォラー・モスク」
-
3日目 【シャイフ・ロトフォラー・モスク】「イマーム広場」
レバノンの聖職者シャイフ・ロトフォラーを迎えるために
アッバース1世の命により建造された、王族専用のモスク。
一般にブルーを基調とするモスクが多い中、ドーム外壁や内部に
黄色を多用している。
-
3日目 【シャイフ・ロトフォラー・モスク】「イマーム広場」
入口となる、エイヴァーン
王族専用モスクということで、中庭やミナレットは無い。 -
イチオシ
3日目 【シャイフ・ロトフォラー・モスク】「イマーム広場」
ドームの外部、内部ともに小さな彩色タイルをモザイク状に
並べることで様々な精緻な柄が出来ている。 -
3日目 【シャイフ・ロトフォラー・モスク】「イマーム広場」
ドームの天頂がクジャクの頭に見え、光の加減で長い尾のように
光って見える。 -
3日目 【シャイフ・ロトフォラー・モスク】「イマーム広場」
王族専用のモスク -
3日目 【シャイフ・ロトフォラー・モスク】「イマーム広場」
王族専用のモスク -
3日目 【イマーム・モスク】「イマーム広場」
広場と同時に造られたモスクで、ドームはメッカの方角に向ける為
軸が45度振られている。(広場からエイヴァーンとドーム) -
3日目 【イマーム・モスク】「イマーム広場」
ドームは修復中でした。 -
3日目 【イマーム・モスク】「イマーム広場」
ドームは外側の高さが54m、内側が38mと二重構造になっており
床の中央で説教すると反響の影響で、モスクのどこに居ても良く
聞こえます。 みんな中央で試すと本当に小さな音も反響します。 -
3日目 【イマーム・モスク】「イマーム広場」
モスクには2つの神学校が在ります。(ここは単なる庭)
-
3日目 【アリ・カプ宮殿】「イマーム広場」
丁度、広場の真ん中に位置するので、3階テラスから広場全体が
見渡せる。 -
3日目 【アリ・カプ宮殿】「イマーム広場」
6階 音楽の間(Music Hall):会議の後、演奏会が行われていた。 -
3日目 【アリ・カプ宮殿】「イマーム広場」
6階 音楽の間:
鉢や壺の形がくりぬかれた壁面があり、演奏会が行われていた。 -
3日目 午後 世界遺産「イマーム広場」(イスファハン)
イマーム広場でやっと、「天国の条件」4つ(水・緑・花・美女)の
内の最後の「美女」に出会いました。 -
3日目 午後 世界遺産「イマーム広場」(イスファハン)
女性たちは、観光客よりも髪の毛を露出しています。
広場で、休んだりウロウロしていると、イランの人達は私のような
爺さんでも外国人旅行客が珍しいのか写真を撮られます。
結構サービスして被写体になりました。 -
3日目 午後「ハージュ橋」(イスファハン)
長さ133m、幅12m。 アッバース2世時代、1666年完成。 -
3日目 午後「ハージュ橋」(イスファハン)
タイルが装飾として使われていて、イスファハンで一番美しい橋。 -
3日目 午後「ハージュ橋」(イスファハン)
-
3日目 午後「ハージュ橋」(イスファハン)
車は通れないようですが、市民の憩いの場になっているようです。
橋の下層部は、川の水量を調節する水門になっている。 -
4日目 5月15日(火)09:49
8時半に出発し、イランの中央に位置する「ヤズド」へ330㎞ 移動。 -
4日目 10:33 ⇒⇒ ヤズド
-
4日目 10:51 「キャラバン・サライ」
幹線道路を少しそれて、立ち寄りました。
キャラバン・サライ(隊商宿)は、馬やラクダが1日で移動できる
20~30㎞毎に置かれ、そこで馬やラクダを交代させることで最長1日で
150㎞ほど移動できたとか。 -
4日目 「キャラバン・サライ」の周辺環境は、こんなところ
-
4日目 「カナート」(「カレーズ」:ペルシャ語)
「キャラバン・サライ」の近くに「カナート」がありました。
山麓の水脈から横穴を掘って地下トンネルを作り、遠くの町まで
水を運ぶ設備で、20mおき位に竪穴を掘って、トンネルが続きます。
古いため、竪穴がコンクリートで補強され、蓋が載せられています。
蓋の延長線上の正面に水を貯める小さな池が有りました。
「カナート」の技術は、イスラム教とともに各地に広がった様で、
これまでに、モロッコや中国のトルファンで見かけました。
-
4日目 「カナート」の終点
「キャラバン・サライ」でこの水を使っていたのでしょう。
現在も、水が届いているようです。 -
4日目 11:13 ⇒⇒ ヤズド
-
4日目 15:11(ヤズド観光)
高くそびえているのは、住宅のバードギール(風採り塔)
上部に縦型スリットが入っており、換気塔として機能している。 -
4日目 15:14 「金曜日のモスク」(ヤズド観光)
イランで最も高いと言われるメナーレ(ミナレット)、
入場すると左側にモスクが有ります。 -
4日目 「金曜日のモスク」 (ヤズド)
ドーム内のミフラーブ(メッカの方向を示している) -
4日目 「金曜日のモスク」 (ヤズド)
-
4日目 「金曜日のモスク」 (ヤズド)
イランで最も高いと言われるメナーレ(ミナレット)。
中庭から、ヤズドの町方向を見る。 -
4日目 「金曜日のモスク」 (ヤズド)
サーサーン朝時代の拝火教神殿の上に建立され、14世紀に大きな
モスクに建替え、17世紀にタイル装飾が施されて現在の姿になった。
-
4日目 「金曜日のモスク」 (ヤズド)
中庭に、2016年世界遺産登録の11のカナートの一つで最古・最長の
「ザラックカナート」が在りますが、水不足で水が流れておらず、
階段も急なため、現在入口は封鎖されていました。 -
4日目 15:45 モスクに隣接する旧市街(ヤズド観光)
トンネル状に日陰を作ってある旧市街の通路 -
4日目 15:48 「住宅のノッカー」(ヤズド旧市街)
左が男、右が女の訪問者用です、形を見ればどちら用かわかりますネ。
音が違うため「訪問者が男」の場合は、家でくつろいで居た女性は
急遽、スカーフ(あるいは「ブルカ」)を付けたりと身だしなみを
整える必要が有ります。(女性は家族だけなら、結構ラフな格好でOK) -
4日目 16:13 「ゾロアスター教拝火神殿」(ヤズド観光)
-
4日目 「ゾロアスター教拝火神殿」
1500年以上絶やすことなく燃やされ続ける聖なる火が祭られている。 -
4日目 「ゾロアスター教拝火神殿」【有翼の守護霊ファヴァハル】
神殿正面上部にはゾロアスター教のシンボルマークが有ります。
善と悪の二元論と終末論的世界観を持った世界最古の一神教で、
この考えは後のユダヤ教、キリスト教へ影響を与えた。
三段の羽は、 良い考え、良い言葉、良い行い
三段の尾羽は、悪い考え、悪い言葉、悪い行い
真ん中大きな輪は、世の中は回り回って自分に返ってくる。
左側の小さな輪は、約束のリング⇒⇒結婚指輪はここから!
-
4日目 17:03 女性用「沈黙の塔」(ヤズド観光)
ゾロアスター教では、「風・土・水・火」は神聖であるため、教徒が
亡くなると風葬(鳥葬)を行っていた。(現在は土葬に)
丘の頂部に女性用の塔がある。男性用は左手の丘。
手前は通夜などに使った集会場の廃墟。 -
4日目 17:04 男性用 「沈黙の塔」(ヤズド観光)
-
4日目 17:19 女性用「沈黙の塔」(ヤズド観光)
丘に登ると、20mほどの円形になっており、人が立っている部分に
死者を安置し鳥葬し、残った骨を真ん中の4~5m程の穴に入れて
薬で溶かしたそうです。 -
4日目 4日目 17:21 「沈黙の塔」(ヤズド観光)
丘の周囲はこのように、ヤズドの住宅が迫ってきている。 -
4日目 17:51「PARSIAN SAFAIEH ホテル」(ヤズド)
-
4日目 「PARSIAN SAFAIEH ホテル」(ヤズド)
前編はこれで終了です。
イランの都市は緑にあふれ、ゴミも落ちていない綺麗な街並みで、
水の在る場所に街が発達した綺麗なオアシス都市の印象でした。
少し長い旅行記でしたが、最後まで見て頂き有難うございました。
後編は、「ペルセポリス」、「ナクシュ・ロスタム」などの遺跡や、
「ローズモスク」等に行きます。
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