関東三大不動尊の一つ 板橋不動尊☆蛇の目寿司☆2020/08/25

2020/08/25 - 2020/08/25

つくばに用事があり、出かけた帰りに、板橋不動尊に寄りました。
正式名称「清安山不動院願成寺」。真言宗豊山派に属する寺院です。
開創約1200年の歴史を持ち、関東三大不動尊の一つと言われ、北関東三十六不動尊霊場の一つでもあります。
国指定重要文化財の不動明王を本尊とし、「板橋のお不動さん」として古くから関東一円のたくさんの皆さんから親しまれてきました。
この関東屈指の名刹を訪れました。

エリア 取手・守谷(茨城)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

つくばにある蛇の目寿司でランチ。
筑波大学のそばにあります。と言っても、筑波大学は広大な敷地なので、住所は天久保です。

中に入ると、洞窟のような雰囲気です。
個室に案内されました。
エアコンが個室まで効かなく、ちょっと暑い。

やがて女将さんが個室の入口にサーキュレーターを置いてくれました。
サーキュレーターの風が強い。

蛇の目にぎりをいただきます。

まずは、サラダ。

ちらし寿司。いくらがたっぷり。

大きてな皿で出てきました。二人前です。

にぎり６貫と巻物。

穴子はトロトロの柔らかさ。

あら汁。

つくばから車でつくばみらい市へ。
広い駐車場があります。
茨城県指定有形文化財「楼門」。
元禄十三年（1700）の建立で、桁行三間、梁間二間、入母屋造り二重垂木、銅板茸きです。

両側には力強い阿、吽の仁王像が配されています。
吽形は、左側で、口を閉じ静かな怒りを内に秘めています。

阿形は、向って右側、口を大きく開き、激しい怒りの表情をあらわしています。

楼門には白犬も。
板橋不動尊のもうひとつの名前がお犬不動尊。

婦人が子を産み育てることは、古来より現在、未来、永劫の定めです。この喜びの反面生まれ出る子のため、母の苦しみも変わらないようです。
江戸の昔、山王新田（現つくばみらい市）で難産の婦人多く親子ともに死に至るものもあって子どもを身篭ると皆不安な毎日を送るようになった。ある夜村名主の夢枕に雌雄の白い犬が現れ、我れは板橋不動の使いなり、女人講中揃って不動尊に参詣し護摩祈願を成せば難産の苦しみを救わんとのお告があった。翌朝村人協議の上一同揃って不動尊に参詣、護摩祈願をし不動尊の使者である白犬一対奉納したところ以後当村内で難産で苦しむ者一人もなく、以来板橋不動さまを別名お犬不動尊と呼ぶようになった出産安全の霊験今に伝わっています。（解説看板より）

楼門には龍の彫刻。

楼門のそばには六地蔵。

鐘楼と三重塔。

茨城県指定文化財。
安永元年（1772）の建立です。極彩色の彫刻を施した江戸時代の名塔。

尾垂木には竜頭彫刻を施してあります。

三重塔の扁額には「制底」。
制底とは、仏像などを安置した建物（御堂）や石窟の事です。

子安観音。
子どもの成長安全を祈願する観音さまです。

手水舎

子授け・安産・子育て祈願の白犬像。
マスクをしています。

こちらは、親子でマスク姿。

弘法大師像

大本堂。茨城県指定有形文化財です。1737年に建てられました。

不動明王が本尊です。

本堂の扁額は「劔索閣」（けんさくかく）。不動様が持つ剣と索（綱）。

本堂の内部に掲げられた画です。不動さまの前でたくさんの女性が拝んでいます。昭和3年とあります。

本堂内には婦女が救子安産を不動明王に祈願する絵馬が何枚かあります。

なむの子

五鈷杵(ごこしょ)

本堂から見た楼門

弘法大師堂

島ふたつ札所三つや空海忌　　翠渓

谷原大師八十八ヶ所 弘法大師尊像屋根付基壇

南無観世音菩薩像

交通安全自動車不動尊

板橋不動尊の隣には、八坂神社。

ひっそりとした雰囲気です。

こちらもお参りした後、車で谷和原ICから常磐道で帰宅しました。