東京散歩　都心でアート観賞

2020/08/09 - 2020/08/09

六本木ヒルズの森美術館で「STARS展」観賞。
人が少ないヒルズ。ここも、やはりインバウンドや観光客頼みだったのか…。
利用する側は人が少ない方が何かと快適だけど、日本経済的にはやばいよね。
新型コロナ感染症を克服できる日が早く来ることを願わずにはいられません。

エリア 六本木(東京)

夏の六本木ヒルズは、ミストで涼しくしてくれる。ありがたい心遣い。

ヒルズを象徴する？ルイーズ・ブルジョワの作品「アマン」。

巨大な蜘が実はメスだって知ってました？　お腹に卵を抱えています。

ヒルズのガーデンには、夏の木々、草花が木陰を作っています。
ここから見る東京タワーが好きでしたが、いつの間にか木々が成長して、ビルも建って見えづらくなってますね。

ガーデンに立つ巨大なバラの花。イザ・ゲンツケンの作品。

六本木ヒルズはパブリックアートの宝庫で、他にも作品がありますが、いかんせん暑い。美術館に行きましょう。

完全予約制。週末でしたが、空いています。

森美術館 美術館・博物館

ようこそ。村上隆さんの作品がお出迎え。

もともとは、オリンピックに合わせて企画された展覧会。
だからなのか、日本色を深めた村上隆さんの展示室。

この明るさにバワーを貰えます。
ずいぶん前のルイ・ヴィトンとのコラボを思い出します。
この桜柄のバッグや財布が売られてましたね。

6月に團十郎を襲名する予定だった、海老蔵丈江。
こちらもコロナで延期ですね。

次の展示室は李禹煥さん。

石や木を使う日本の現代美術運動「もの派」の代表的作家。
直島にある李禹煥美術館に、いつか行ってみたいです。

次の展示室は、草間彌生さん。

その次は、宮島達男さん。

LEDを使ったデジタルカウンターの作品で有名な宮島さん。
数字の点滅の仕方に差があるのは、数字が生死を表しているから…美しくも悲しい。

9月から千葉で開かれる宮島さんの展覧会楽しみです。

次の部屋は、奈良美智さん。

童話に出てきそうな可愛いお家。

中は、アトリエ。

最後の部屋は、杉本博司さん。

京セラ美術館で開催中の杉本さんの個展に行きたくて、もう3回も京都の宿を入れてはキャンセル、入れてはキャンセルを繰り返しています。
会期終了までには、なんとか京都に行けるといいな、と思ってます。

美術展を見た後はヒルズ内で、ランチタイム。麻布久徳さんで稲庭うどん。
つるっとのどごしがいいうどんは夏にぴったり。

みんなそう思うのか、店は少し混んでいました（席の間隔が空いているのでソーシャルディスタンス的には◎でした）。

麻布久徳 六本木ヒルズ店 グルメ・レストラン

お昼を食べて銀座シックスへ。
銀座シックスの吹き抜けには現代美術作家の作品が展示されていますが、今は吉岡徳仁さんですよ。10月ごろまで展示されるそう。
思えば、銀座シックスのオープニング時には、ここには草間さんのかぼちゃが展示されてましたね。

GINZA SIX ショッピングモール

まるで雲。上から見るとこんなな感じ。

おめあては蔦屋書店。

ここのスターバックス横のギャラリーで、STARS展で見た、宮島達男さんの初期のデジタルを使わない数字の作品が展示中とあって見に来ました。

スターバックス リザーブ バー 銀座 蔦屋書店 グルメ・レストラン

蔦屋書店は。アートに力を入れているので、奈良さんや村上さんの作品も売ってます。

この後は、ポーラミュージアムアネックスへ。

休日で歩行者天国の銀座。やっぱり人が少ないです。

ポーラミュージアムアネックスは画廊で、無料でアートに触れられます。
今は、予約制になっています。

9月6日までは松尾高広さんの作品展です。光と水を使った繊細で美しいアートを見ることができます。

東京を回って現代美術に触れる旅。終了です。

ポーラミュージアムアネックス 美術館・博物館