銀座・有楽町・日比谷旅行記(ブログ) 一覧に戻る
これまで、アメリカの移動遊園地や南米のヒッチハイクやイギリスでの治験の話などを旅行記としてここに書いていたが、今回は銀座についてだ。<br /><br />銀座についての僕の記事など、誰が読みたいだろうか、という点はさておき。<br /><br />灼けるような真夏のとある午後。東銀座にて。<br /><br />ナイル・レストランというインドカレー屋を発見した。(ナイルというとエジプトのナイル川を連想してしまうが、インド人オーナーの名前である)<br /><br />旨そうな予感がして店内へ。腹のでかいインド人のおっちゃんに2階へと案内される。<br /><br />案内された席は厨房の近くで、何冊か同じ本が置いてあった。タイトルは、「銀座ナイルレストラン物語」。パラパラと読んでみると面白い。なんとこの店は日本初のインド料理屋であるという。<br /><br />オーナーのナイル氏は、1920年代に日本にやってきた。当時インドはイギリスからの独立に向けて内戦状態にあり、インド植民地政府と対立していたナイル氏は、半ば国を逃げるような形で日本にやってきたという。<br /><br />今でこそインド料理屋は日本中に溢れているが、当時はインド料理?なんだそれ?というほど怪しく未知のものであった。<br /><br />その頃の銀座は露店だらけであり、高級繁華街としての地位を確立した現在の銀座とは程遠かったらしい。<br /><br />1949年にナイルレストランをオープンしてから、2代目のGMナイルさん、そして現在の3代目、ナイル善巳さんに至るまでの波乱万丈のストーリーが書かれていた。一度は火事で店が全焼したこともあったという。<br /><br />カレーはもちろん美味かった。だが、このストーリーがカレーの味をより奥深くしてくれたのは間違いない。カレーが運ばれてくるまでの暇つぶしで読むつもりだったが、カレーを食べ終わっても読み続けてしまった。<br /><br />さて、しかしこの記事は、単なる美味い銀座のカレー屋の話ではない。<br /><br />その後僕は近くの喫茶店に行き、したためていた旅行記をKindleの電子書籍として出版した。<br /><br />タイトルは「勝手にダカール・ラリー」。<br /><br />内容はこんな感じだ。<br /><br />23歳の僕は、日本を出てから8ヵ月、海外放浪を続けていた。ロンドンに到着して数日、有名な自動車レース「パリ-ダカール・ラリー」を真似て、ロンドンからダカールまでを車で旅してみようと思いつく。空港のベンチで夜を明かす日々だったが、街中でふと見つけた治験の広告に応募をし、見事被験者に選ばれる。2000ポンドの資金を獲得し車を購入、悪戦苦闘しながらヨーロッパからアフリカを目指す。道中出会う様々な人間との束の間の邂逅、そして別れ。<br />イギリスから西アフリカのセネガルまでを辿る7000kmのロードトリップ。<br /><br />カレーでも食いながら、ぜひお読みください。<br />

銀座とカレーと旅行記

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2020/08/01 - 2020/08/01

2812位(同エリア3049件中)

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macteen

macteenさん

これまで、アメリカの移動遊園地や南米のヒッチハイクやイギリスでの治験の話などを旅行記としてここに書いていたが、今回は銀座についてだ。

銀座についての僕の記事など、誰が読みたいだろうか、という点はさておき。

灼けるような真夏のとある午後。東銀座にて。

ナイル・レストランというインドカレー屋を発見した。(ナイルというとエジプトのナイル川を連想してしまうが、インド人オーナーの名前である)

旨そうな予感がして店内へ。腹のでかいインド人のおっちゃんに2階へと案内される。

案内された席は厨房の近くで、何冊か同じ本が置いてあった。タイトルは、「銀座ナイルレストラン物語」。パラパラと読んでみると面白い。なんとこの店は日本初のインド料理屋であるという。

オーナーのナイル氏は、1920年代に日本にやってきた。当時インドはイギリスからの独立に向けて内戦状態にあり、インド植民地政府と対立していたナイル氏は、半ば国を逃げるような形で日本にやってきたという。

今でこそインド料理屋は日本中に溢れているが、当時はインド料理?なんだそれ?というほど怪しく未知のものであった。

その頃の銀座は露店だらけであり、高級繁華街としての地位を確立した現在の銀座とは程遠かったらしい。

1949年にナイルレストランをオープンしてから、2代目のGMナイルさん、そして現在の3代目、ナイル善巳さんに至るまでの波乱万丈のストーリーが書かれていた。一度は火事で店が全焼したこともあったという。

カレーはもちろん美味かった。だが、このストーリーがカレーの味をより奥深くしてくれたのは間違いない。カレーが運ばれてくるまでの暇つぶしで読むつもりだったが、カレーを食べ終わっても読み続けてしまった。

さて、しかしこの記事は、単なる美味い銀座のカレー屋の話ではない。

その後僕は近くの喫茶店に行き、したためていた旅行記をKindleの電子書籍として出版した。

タイトルは「勝手にダカール・ラリー」。

内容はこんな感じだ。

23歳の僕は、日本を出てから8ヵ月、海外放浪を続けていた。ロンドンに到着して数日、有名な自動車レース「パリ-ダカール・ラリー」を真似て、ロンドンからダカールまでを車で旅してみようと思いつく。空港のベンチで夜を明かす日々だったが、街中でふと見つけた治験の広告に応募をし、見事被験者に選ばれる。2000ポンドの資金を獲得し車を購入、悪戦苦闘しながらヨーロッパからアフリカを目指す。道中出会う様々な人間との束の間の邂逅、そして別れ。
イギリスから西アフリカのセネガルまでを辿る7000kmのロードトリップ。

カレーでも食いながら、ぜひお読みください。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • manabooさん 2020/12/04 01:01:54
    祝!出版!
    出版おめでとうございます!
    本にするって本当に大変だと思います。でもMacteenさんのお話はホントに面白いから素晴らしい作品なのでしょうね!楽しみに読ませて頂きます!

    macteen

    macteenさん からの返信 2021/01/03 16:45:35
    Re: 祝!出版!
    manabooさん、ありがとうございます。過去に頂いたメッセージやコメント、大変励みになりました!

    manabooさん からの返信 2021/01/06 22:08:40
    Re: 祝!出版!
    早速拝読させて頂きましたがとても面白かったです!メールの方も受けとりました!ありがとうございます!
    私の方からはメールの返信ができないそうなのでこちらにてお礼送らせていただきました。
    これからも頑張ってください!2作目も楽しみにしてます!

    macteen

    macteenさん からの返信 2021/01/08 09:06:00
    Re: 祝!出版!
    ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!

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