2020/08/05 - 2020/08/06
1029位(同エリア2195件中)
ちげさん
友人たちが、真夏の京都に行って貴船の川床料理を食べようと言う。コロナ蔓延の夏だが、去年、おととしと、鴨川での床料理は食べたことがあるが、貴船の川床は初めてだ。後で友人たちから自慢話を聞くのも嫌なので、一緒に行くことにした。
貴船では「きらく」に行ったが涼しく正に天国。
そのあとに鞍馬寺に行こうと登山を始めたが、貴船からのルートは登りが長くきつく大変な思いをした。
ホテルは、このグループではいつもオークラホテルに泊まる。いつもは賑やかな高級ホテルが静まり返っていて気の毒だった。
夜は、同行者が知っていた先斗町の小さな割烹で会食。翌日は食欲に長けた友人のお供で高島屋地下に有名京菓子の買い物と、祇園花見小路の小さな鉄板焼き屋さんでステーキを焼いてもらって、東京へ帰って来た。
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各自で行き京都のオークラに集合する。
午前中の新幹線で京都に向かう。
コロナでガラガラ。2割くらいの乗車だ。 -
オークラに到着。同行者一人と会って、二人で三条駅に向かう。
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京阪で出町柳駅まで行き、叡山電鉄に乗り換える。
意外に乗客が多い。6-7割の乗車だ。皆さん、鞍馬、貴船に遊びに行く人だ。 -
途中、がけ崩れで不通区間があり、市原駅から連絡バスに乗り換えて貴船口まで行く。
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連絡バスが付いた場所には、貴船の各料理屋さんから送迎車が迎えに来ている。
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「きらく」に到着。もう一人の同行者と待ち合わせているので、待ち合わせ時間まで貴船神社に行くことにした。
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「きらく」の前は小さな道が続き、沿道には川床料理店が並んでいる。
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「きらく」のすぐ前が貴船神社だ。
階段を上っていく。 -
先ずは手を洗う。
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貴船神社本殿
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貴船神社の由来、平安初期からあった神社を1055年にこの地に移設。水の神様を祭り、雨ごいを行っていたという。
現在では縁結びとしても有名で、おみくじを水に浮かべて占う水占いが有名。 -
神社から、下の道路と「きらく」の一部が見えた。
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神社で同行者1名と会って、3人で「きらく」へ入った。
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中に入ると、川の涼風で温度が一気に下がる。気持ちいい。
渓流の上に床を張り、まさに「川床」だ。
京都市内の河原町あたり、鴨川の川床料理は、昨年、おととしといったことがあるが、この貴船の川床は初めてだ。
ちなみに、ここは「川床」というが、鴨川の方の店は「床」というのだとか。 -
渓流の岸が傾斜地になっているので、冷気が逃げず、正に天国。
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床のすぐ下が渓流。
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コロナ時代、平日の昼なのに、満席だった。
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市内は38度の暑さだが、ここは天然のクーラーで天国。先ずは先付。生ビールがおいしい。
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京都らしく、はものお椀
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あゆの塩焼き
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おつくり、はもの梅肉添えが京都の夏らしい。
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天ぷら。お酒も入ってご機嫌。
給仕の仲居さんも愛想が良く、からかって遊ぶ。 -
冷や麦
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デザートは、スイカ。
なかなか美味しかった。
東京からわざわざ来る価値があったというものだ。 -
同行者がプランを立ててあり、これから「きらく」のすぐ横から鞍馬山を登って鞍馬寺に行って、山の反対側の鞍馬口から帰ろうという。
まったく地理が分からないので、時間を聞くと、20分くらいで着くと同行者が言う。それなら行こうと登り始めたが、これが大変な登山だった。 -
後から調べて分かったが、我々は画像左の貴船から登って、山頂付近の鞍馬寺を目指した。
しかし普通は鞍馬口から(画像右から)登る。その訳は、ほぼ山頂近くまでケーブルカーがあり、下車後少し歩いて山頂まで行けば、あとは貴船までくだりだから疲れない。我々は逆から標高270mから500mまで一気に登ることになった。 -
山道を、登れど登れど、まだ登りは続く。
しかも生ビールやら日本酒やら、さんざん飲んだ後で、市内は38度の最高気温の日の午後だ。しかも東京からお洒落なカジュアルシューズで来ていて運動靴でもない。
なんどもなんども休憩して登った。 -
魔王殿
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ようやく山頂近くの不動堂まで来た。
最澄が天台宗立教の彼岸に燃えて刻んだという不動明王が祭られている。 -
鞍馬天狗やら、牛若丸やら、弁慶やら、聞いた名前の由来があちこちにあるが、汗と息切れで、それどころではない。
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途中の標識
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背比べ石
牛若丸が背を比べたという石 -
このあたりからは、階段の下り。
霊宝殿を過ぎて本殿に向かう。 -
本殿。
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本殿周辺には、いくつかの建物が並んでいる。
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遠く比叡山の方。
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これは本殿の横にある本坊。かなり大きな建物だ。
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本殿から、整備された道をケーブルカーの方へ降りる。
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ケーブルカーが到着。
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ケーブルカーで鞍馬口まで下る。
鞍馬口からは、国際会館行きのバスがすぐに来て、国際会館まで行き、そこからタクシーで京都オークラホテルまで行った。 -
京都オークラホテルのフロント前ロビー。
普段ならば、宿泊客が一杯座っているのだが、コロナでガラガラで、寂しい。
去年は2回宿泊している。三条にあり、先斗町、寺町に近く、便利だ。
ビジネスホテルとは違った都市ホテルで、シティホテルの中では一番便利だと思う。 -
ツインの一人利用。
先月は北海道旅行で、ドーミーイン帯広と旭川のY`Sホテルに泊まったが、これらビジネスホテルで評判がいいホテルだったが、やはりオークラに来ると、全く違う。
重厚なベッドに、枕が二つあり高さ調整もでき、ゆったりした椅子も、様々な照明も多くあり、好みの雰囲気に調整できる。 -
無料のお水。このほかドリップ式コーヒーパックなどもあり、立派な袋に入った布製使い捨てスリッパもある。
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洗面室内には、独立したシャワーブース、バスタブ、横にいろいろおいても広い
洗面カウンターがある。 -
バスソルト、体を洗うタオル、シャンプー類が豊富にある。
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クロゼット。正統派の木のハンガーに、布の袋に入った使い捨て布製スリッパ。
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外はまだまだ暑い、最高気温の京都市内。
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オークラのバーで4人目の同行者と待ち合わせて、4人で夕食へ。
4人目の同行者が予約してくれた、先斗町の「あだち」という割烹に行った。 -
カウンターをコの字型に囲む個室にあがった。
先ずは生ビールと、うにの先付。 -
京都らしく、はものお椀。
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白ワインに切り替え。白ワインは3本も飲んでしまった。
きれいな器のお造り。 -
お魚料理
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煮物
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揚げ物
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〆は二色そうめん
おなか一杯。4人で話も弾む。 -
普段は通る人で一杯の先斗町も、ガラガラ。
オークラホテルに戻り、バーでいつものジントニックを飲んで一日を終えた。 -
翌朝の朝食。
朝食は、17階に洋食バイキングのオリゾンテ、6階に和食の入船の2つのレストランがある。
どちらも行ったことはあるが、17階のオリゾンテが、にぎやかで見晴らしも良く、ずらっと並んだ洋食バイキングが楽しくて、洋食レストランが好きだ。
ところが、今回はコロナの為にバイキングは中止。
サラダ、好みのパン、卵料理とコーヒー、デザートのセットメニューだった。
客もおらず、ガラーンとしている。
ずらっと並んだスタッフの「有難うございました」の声も寂しく聞こえ、いつもの賑わいのある風景ではなく、寂しい朝食になってしまった。 -
今日も昼食にステーキを食べるだけで、なにも予定はない。
食にうるさい同行者のお供で、高島屋に行き豆大福に並んだ。
錦市場を冷かしながらぶらぶら歩く。
しかし客がいない。 -
コロナを恐れて今回来なかった人の二人にお土産を送ろうと言うことで、西京漬けの有名店「一の傳」に行き、西京漬けの詰め合わせを送った。
見るからに立派な西京焼きだが、10枚で6500~1万円程度と結構な値段の高級品だ。
2階には食事ができるお店もある。 -
タクシーで、祇園の花見小路に行き、ステーキ「なか彦」に行った。
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2階に上がると、4-5人用の小さなカウンターが2つある。
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先ずは、先付。
当然生ビール。 -
ステーキを焼いていく。
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ご主人が来て、日本中各地の鉄板焼きのお店の話題で盛り上がる。
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最後はバター、ガーリックライスと赤だし。
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花見小路からタクシーで京都駅に行く。
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京都駅で4人は解散。
一人は京都オークラでもう一泊。
3人はばらばらの新幹線で東京へ帰る。
私は時間があるので京都駅にあるJCBラウンジで時間調整。
このラウンジも、ソフトドリンクの機会が撤去されて、フロントで紙パックの飲み物を渡す方式に変わった。
JCBの京都駅のラウンジはとても便利だ。 -
新幹線で東京へ向かう。
帰りも2割くらいの乗車率。
日本が誇るインフラだが、経営困難になれば、インフラもどうなるのか。
コロナとともに生活するしか仕方ないと思うのだが、あまりにコロナを気にしすぎている気がする。
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