娘が住んでいる利尻島へ行ってきました

2020/08/13 - 2020/08/15

私の娘は大学を卒業し利尻島で就職したのですが、このたび縁あって利尻のかたと結婚することになりました。
もう何回も訪れている利尻島ですが、今回は不要不急ではない私事が中心です。
ですが、少しだけ観光もしてきましたので旅行記にアップすることにします。

エリア 利尻島(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月１３日（木）新千歳空港12:35発利尻空港行きのＡＮＡ便に乗りました。

娘は利尻在住歴９年になります。その間何回も利尻へ行きましたが、飛行機を利用するのは初めてです。
いつもたくさんの荷物を車に積み、稚内まで５時間ほどひたすら走り、稚内からはフェリーに乗るというのがいつものパターンです。
飛行機は楽ですね。車&フェリーでほぼ丸一日かかるところ、一時間弱で利尻に着きますから。

新千歳空港 空港

搭乗率は５０％くらいでしょうか。
利尻島は今は団体のツアーを受け付けてなく、個人の観光客と帰省客がほとんどのようです。

一時間弱、13時２５分に利尻空港に着きました。
島が見えたと思ったら、急降下で「ドン！」と尻もち的な着陸です。（笑）

利尻空港 空港

飛行機のうしろは利尻富士がそびえいるはずですが、この日この時間は雲が低くて着陸時はすそ野が少し見える程度です。

娘が車で迎えに来てくれて、鴛泊（おしどまり）の町のほうへ夕食の買い物をしながらのドライブへ。

「ペシ岬、登ってみる？
だんだん青空見えてきたし。」と
娘の提案で、初めて上ってみることにしました。
ペシ岬は、鴛泊港にある標高９０ｍの岩山です。
ペシとはアイヌ語で「崖」の意味だそうです。

ペシ岬展望台 名所・史跡

この岬、足場はありますけど、上に行くにつれて、石ころがゴロゴロしてて歩きづらく、上に行くにつれて急になっていきます。
ちょっと後悔するも、半分以上上ると、引き返すのが悔しいし、ヒーフーで登りました。

ちょうど半分ほど登ったところで、稚内からのフェリーが入港してきたのが見えました。いい眺め。。

雲がイイ感じで晴れてきましたよ。

はるか向こうに見えるは礼文島。これまたいい眺めです。

這う這うの体で頂上に着きました。

利尻ブルーというのでしょうか。海が紺碧だわ。

ここで、娘がわたしたち夫婦の写真を何枚も撮ってくれました。
「年賀状用に…」って（笑）

あとから上って来た若者も、思った以上に大変だったよね、と口々に。。
ここにの上る時は、是非ともスニーカーでね。

ペシ岬、遠くから見ると、こんなカタチをしていますよ。
（2017年にフェリーの上から撮ったものです）

娘の家の前から撮った利尻富士です。
雲がまだてっぺんに纏わりついてますね。

だんだん雲が取れて、美しい山の全体像が見えてきました。

利尻富士、とても雄大で美しいです。

夕方、また娘の家の前から。。

結婚後の新居は海のすぐ近く。玄関を出て１５歩も歩けばもう浜です。
漁師さんでもないのにですよ…。
幸い利尻は地震がほとんどない島なので、津波の心配はあまりないけれど、日本列島なにが起こるか分かりませんからねぇ。。
とりあえずここは仮住まいらしく、ゆっくり住居を探すとのことでした。
はやく引っ越してほしいわぁ（←母心）

翌日（１４日）、オットとぶらぶら散歩して入ったところは「島の駅　利尻」
娘もオススメの場所でした。

利尻町沓形（くつがた）の商店街の一角にある、「海藻の里・利尻」は、旧海産物問屋を改装したもので、現存する利尻最古の建物ということ。

島の駅を運営してるのはＮＰＯ法人利尻ふる里・島づくりセンターです。
利尻のパンフレットなど、充実してました。

中に入ると、ここの名物「焼きチーズカレー」の匂いがほのかに広がっていました。

情報発信のラジオのサテライトスポットもあり。。

利尻の海藻押し葉の作品を展示してます。
これらの作品はキッドも売られていて、手作りすることもできます。

そして奥の石蔵はギャラリーになっていて、海藻押し葉作家さんの素晴らしい作品の数々を見学することができました。

そして翌日、雲ってはいますが山の全景が見られました。ラッキー。
利尻もう何回も来てますが、山が神隠しにあったようにまったく見ることができないということも少なくないのです。

ここはオタトマリ沼。原生林に囲まれた島で一番大きな沼です。
北海道銘菓「白い恋人」のパッケージの写真は、オタトマリ沼から見た利尻山と云われています。
ここ、利尻訪れるたびに来てますが、天気の良い日はとても美しく感動します。
2018年には、平成天皇皇后両陛下が初めて利尻島をご訪問。
快晴のオタトマリ沼の桟橋に立ち記念写真を撮られています。
快晴の絶景を見ていただけて良かったです。

オタトマリ沼 自然・景勝地

ここは仙法志御崎公園。（せんほうしみさきこうえん）
ここから見る利尻富士は裾広がりの雄大な姿が特徴でしょうか。

島の真ん中にある利尻富士は、どこからも間近に見えますが、山のカタチは観る場所によって違います。
”利尻山十六景””といわれ、まあるい島をぐるっと巡って１６個スタンプを集めるスタンプラリーもやっているようです。
ちなみに利尻島を一周すると約６０キロ。
一日あれば、らくらく島内一周観光できますよ。

仙法志御崎公園 動物園・水族館

さて、ここで利尻の印象に残ったお店を一件紹介します。
カフェダイニングunbaronn（アンバロン）です。

利尻昆布をふんだんに使った「焼き醤油ラーメン」で全国的に有名になった「味楽」（みらく）の姉妹店のカフェダイニングだそうです。
ここでのオススメは、味楽の出汁を使ったスープカレーで、お好みで「とろろ昆布」を散らして食べるのですが、これがほんと美味しかったです。
ここでいろいろ食べましたが、昆布チップスも絶妙な美味しさでした。
「魔法の粉」をまぶして揚げてあるそうな。。

利尻山がグラスに浮かびあがり、これまたステキ～。

利尻最終日（１５日）は小雨で気温は２０℃くらいでしょうか。

わたし、利尻町のゆるキャラ「りしりん」のTシャツが欲しくて、娘が知人に聞いてくれたところ、ここに置いてあるということ。
で「神居海岸パーク」へ行ってきました。

ここでは日本一新鮮な「うにの軍艦」を作る体験が出来るのですって。
レインコートを着てる親子は、うにの殻を割って奮闘中でした。
う～ん、小雨が降ってお天気がザンネンだー。

お天気が良かったら、観光客の人出が多いスポットでしょうね。

神居海岸パークの事務所内には、利尻町のゆるキャラ「りしりん」がいっぱい。
もちろん「りしりんTシャツ」も買いました。
あと、手作り風な掲示物が可愛かったので撮ってみた。

さぁさ、雲が厚くて運行が心配されたけれど、どうやら帰れそうです。

14:05発、新千歳空港は15:00着陸予定です。

飛行機の中から利尻富士のてっぺんが見えて、オットがすかさず撮影。

新千歳空港は年に数回行きますが、こんなに空いてることはありません。

レストラン街もガラガラ。
わたしとオットは、空港内の「LION」で、無事帰ってきたことと、娘のこれからに幸あれとビールで祝杯をして、おもむろに家路に着きました。

ほんと飛行機旅は楽でした！という旅行記でした（笑）
お終い。