暑い夏はマイナスイオンを浴びに渓谷へ☆日帰り奥多摩ハイキング

2020/08/06 - 2020/08/06

長い梅雨がやっと明けて夏本番、渓谷で森林浴してこようと奥多摩に行ってきた。東京都の最北西端に位置し首都圏からのアクセスが良く自然豊かな地域はここは本当に東京か？と思うほど。都会の喧騒を離れ古里駅から奥多摩駅まで約8kmのコースを夏空の下、
小鳥のさえずりや多摩川のせせらぎを聞きながらゆっくりとハイキング。
途中、田舎料理を食べて最後は温泉で疲れを癒す・・自然を満喫した１日だった。

エリア 奥多摩(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

都内の自宅を朝6時過ぎに出て最寄り駅からJR総武線・中央線・青梅線と乗り継いで約2時間、ハイキングのスタート地点となる古里駅に到着。

因みに普通列車で2時間エリアは・・熱海/大月/宇都宮/高崎/水戸/佐原
（今回の移動が東京横断に近かったことがお分かりいただけるかと）

【古里駅】駅にハイキングマップが置いてあるって観光協会のHPに書いてあったけどなかったのでスマホで確認。

8:40スタート この日歩くのは古里駅から奥多摩駅まで約8kmのコース。

奥多摩観光協会のPDFファイルはこちら（大多摩ウォーキングトレイル）
https://www.okutama.gr.jp/site/walking/pdf/ohtama.pdf

古里駅を出たら青梅街道を右へ。（鳩ノ巣駅・奥多摩駅方面）
駅１分の場所にセブンイレブンがあるので飲み物等の調達は忘れずに！

この道を戻れば新宿に行けちゃうんだもんなあ・・同じ東京都のギャップある風景を感じながら歩いていると

道が二又に分かれるので左へ。

コースの要所には案内板あり。ちなみに、トイレは1.5km～2km位の間隔で設置されている。

ミーン、ミンミンミン♪・・・と、いつもは雑音に感じるセミの鳴き声がココでは不思議と心地いい。

小っちゃな滝を過ぎ・・・

寸庭橋を渡って右へ。

寸庭橋からの眺望（これから歩いていく多摩川の上流方面）

ここから鳩ノ巣駅方面への道は遊歩道。

すぐ傍を流れる多摩川。

河原に下りて渡ってきた寸庭橋をパシャリ☆

涼感80%

寸庭橋周辺は優しい流れ。

気持ちいいーーー

9:25　日陰の岩場に座ってチョット休憩。写真の麦茶の他にリュックには2リットルのペットボトル入り。

多摩川のせせらぎとウグイスのさえずりをBGMに

涼を感じながら

リラックス効果抜群の森林浴も・・・

ホタル橋を渡ったらギアチェンジ。

標高差100mを一気に登っていくことに・・・
バラエティーに富んだコースを楽しもう。

ゆっくりと・・・水分補給しながら・・・

御岳山方面と鳩ノ巣駅の分岐点にある東屋でベンチに座ってしばらく休憩。吸汗速乾のTシャツは汗を絞れるほど重くなっていた(≧▽≦)

東京にいるとは思えない東屋からの眺望を上半身裸で撮影。

ここから鳩ノ巣駅方面は下り道。

雲仙橋を渡れば鳩ノ巣駅だ。

雲仙橋からの眺望（上流方面）

岩肌がゴツゴツしてきたぞ、これから先の渓谷美に期待しつつ

その前に・・・

10:20　山菜・川魚等手作りの田舎料理が食べられる『鳩の巣釜めし』で早めのランチ。（鳩ノ巣駅より徒歩1分、青梅街道沿い）

（奥）奥多摩やまめ刺身/900円　（手前）山菜釜めしセット/1,750円

釜めし、野菜スープとも優しい味付けで具だくさん。

店内にハイキングマップが置いてあったので１枚もらってから

食後は鳩ノ巣渓谷に向かって遊歩道を移動。

右上/双竜の滝、左下/水神の滝、右下/水神宮

水神様の裏からはこんな絶景が！

中央の橋はこれから行く鳩ノ巣小橋。向かって右側が遊歩道。

周辺は川の流れが響き渡っている。

11:30　奥多摩随一の渓谷美を眺めることができる鳩ノ巣小橋に到着。

しばし撮影タイムにお付き合いください。

鳩ノ巣小橋から鳩ノ巣渓谷/下流方面を撮影。

（左手が歩いてきた遊歩道）

鳩ノ巣小橋から鳩ノ巣渓谷/上流方面を撮影。

無数の奇岩・巨岩が迫る鳩ノ巣渓谷はハイキングコース一番の見所。

上流方面をもう一枚。

遊歩道は左側にあり岩場に下りれそうだ。

慎重に・・・岩に手をかけながら・・・

おおっ、川との一体感がサイコー！

マイナスイオンを全身に浴びながら（個人の主観です^^）撮影中・・・

渡ってきた鳩ノ巣小橋。

【鳩ノ巣渓谷】
岩場に座って休憩したり日陰でお弁当食べるには絶好の場所。

川沿いを歩いた後は登り・・今度は約130段の石段が待っていた。

ハイキングモードから一転、登山モードに。

白丸ダムから数馬峡橋への遊歩道は去年の台風19号の影響で通行止め。

対岸の青梅街道を歩いて迂回することに。

ここが白丸ダム。（コース上の中間地点あたり）

このように魚の遡上を高さ約30mの白丸ダムが遮っていたので、2001年に魚道を新設。高低差27ｍ、長さ331ｍの魚道は日本最大級だとか。

放流中だったダムの真上から撮影。

写真中央部分から上に伸びてるのが魚道。

ズームすると・・・こんな感じで魚が遡上出来る仕組み。

白丸ダムとエメラルドグリーンが美しい白丸湖。

夏休み期間中は毎日、魚道を間近で見学出来るそう・・しかも無料！

見学出来る魚道は地下のトンネル内に造られていて内部は天然クーラー状態でヒンヤリ。このような螺旋階段を下っていくと・・・（出口は別）

【白丸ダム魚道】

涼しいーー

このように水面より高い壁があることで魚たちが休憩出来るそうだ。

魚道の出口方面。泳いでる魚は見えなかったけど壁の下に魚が通れる穴があるんだとか。大人の社会科見学を楽しみながらクールダウンも完了。

迂回ルートで青梅街道を歩くこと約15分（交通量が多いので注意）

13:30　数馬峡橋に到着。近くに駐車場があるので人も多いな。

テレビ局のクルーが下流方面にカメラを向けていた。

数馬峡橋から下流方面を撮影。

流れが穏やかなので、ボートを漕いでる光景も見れる。

数馬峡橋から上流方面を撮影。

ここからコースは終盤へ。。

アップダウンが少ない数馬峡遊歩道の先は

奥多摩駅に向かって多摩川南岸道路をテクテクと・・・

帰る前に温泉に入って疲れを癒そうと『もえぎの湯』へ。日本最古の地層といわれる古生層より湧き出る奥多摩温泉でリフレッシュ。
（内風呂・露天風呂で850円　奥多摩駅へは徒歩10分）

最後に奥氷川神社にご挨拶。

氷川神社（大宮）と中氷川神社（所沢）とは、ほぼ同一線上に一定の距離を置いて鎮座しており「武蔵三氷川神社」と呼ばれているそうだ。

15:50　奥多摩駅に到着。スタート地点の古里駅から約8km、途中休憩・温泉込みで7時間ちょいか、結構歩いたな。後はのんびり帰るだけ。

普段はジムで運動してるけど、やっぱり野外で汗をかくのはいいもんだ。

さて、次はどこに行こうかな。

この旅行記へのコメント （2）

• hot chocolateさん 2020/08/31 01:04:16

  鳩ノ巣渓谷

  一泊二日さま
  
  初めまして。
  
  2年前の夏、青春18きっぷの余りで、奥多摩湖、鳩ノ巣、御岳に行って来ました。
  奥多摩は、緑も多く東京都とは思えないくらいでした。
  特に鳩ノ巣渓谷は奇岩、巨岩が迫っていて、渓谷美を堪能できました。
  
  hot chocolate

  一泊二日さん からの返信 2020/09/01 15:26:27

  RE: 鳩ノ巣渓谷

  hot chocolateさん、はじめまして。
  
  仰るとおり、奥多摩は自然豊かで緑も多く東京とは思えないですよね。
  私は古里駅から奥多摩駅まで歩いたのですが、鳩ノ巣渓谷の
  ゴツゴツ感が一番のお気に入りです。
  次回は奥多摩湖に行ってみたいと思ってます。