2020初夏、庄内緑地公園と鶴舞公園(6完)：鶴舞公園(2)：花菖蒲園、紫陽花ロード

2020/06/17 - 2020/06/17

鶴舞公園の花菖蒲と紫陽花の紹介の締め括りです。花菖蒲園は、先に紹介した荘内緑地公園と同様に、がっかりの結果でしたので、紫陽花ロードの花を中心に紹介しました。

エリア 名古屋(愛知)

種類：花菖蒲
品種名：『不明』
系統：不明
花姿：白三(四？)英花
その他：ピックアップでの紹介は止めようと思いましたが、例外の紹介です。

種類：花菖蒲
品種名：『不明』
系統：不明
花姿：白三英花
その他：咲き終えに近い濃い紫の花です。

水が枯れて、花も疎らな花菖蒲園の光景です。写真の左下に『四阿(あずまや)』の石標が見えました。新型コロナの影響で、各種のイベントが中止になるのはやむを得ないことですが、生き物の手入れまで中止になってしまうのは、可哀想過ぎます。

同じく、水が枯れて、花も疎らな花菖蒲園の光景です。例年ですと、敷き藁を敷いて、水もタップリな花菖蒲園ですが、青息吐息の花菖蒲の光景です。下部が弱ってしまえば、来年以降への影響も免れないようです。

こちらの花菖蒲畑も、青息吐息でした野性的で、丈夫な品種だけが花を咲かせていたようです。畝の端にたてられた、黒い名札も心なしか寂しげでした。手前から三つだけ名前を紹介しておきます。霧ヶ峰、紫衣の誉と赤とんぼです。

少し離れた場所から眺めた、花菖蒲園の中の東屋方面の光景です。見学者の姿がなく、工事用のカラーコーンだけでは少し寂し過ぎます。かつては、花菖蒲園の脇に紅白の幔幕が張られ、テントの中には見本品の花菖蒲も展示されていました。

ガクアジサイ(額紫陽花)と、手毬咲のセイヨウアジサイ（西洋紫陽花）が競うように咲いていた一角の光景です。手毬咲の西洋アジサイは、茜色と紫色の花がありました。紫陽花ロードの土手に当たる部分の光景です。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：紫色から、徐々に茜色に代わりそうな雰囲気です。
その他：一般的には、酸性系の土では青系に、アルカリ性では赤系に変わります。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：薄紫色の手毬咲です。
その他：色の変化は、紫陽花の品種による違いもあります。

種類：ガクアジサイ(額紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：薄紫の両性花と、更に薄い紫の装飾花の額アジサイです。
その他：オーソドックスな額アジサイと言ったところです。

鶴舞公園の中の『紫陽花ロード』と呼ばれている光景です。鶴舞公園の公式HPでは、2300本の紫陽花と紹介されていました。また、西洋アジサイと額アジサイの園芸品種がほとんどで、数株のヤマアジサイ(山紫陽花)もあるることが紹介されていました。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：薄い紫色の花ですが、ほんのりと茜色が見えました。
その他：ちょうど見頃の花でした。

種類：ガクアジサイ(額紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『スミダノハナビ(隅田の花火)』：推定
特徴：白から薄紫の八重の花で、落ち着いた上品な印象です。
その他：一軒の民家で見つかった『隅田の花火』が、株分けで増やされました。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：紫色から、徐々に茜色に代わりそうな手毬咲です。
その他：全体に茜色を帯びていました。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：紫色から、徐々に茜色に代わりそうな手毬咲の紫陽花の光景です。
その他：咲き始めの薄い茜色が、次第に濃い色に変わっていくようでした。

種類：ガクアジサイ(額紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：全体に茶色に見えますが、茜色系の額アジサイのようです。
その他：装飾花が下を向き、花期の終りを告げています。

種類：ガクアジサイ(額紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：全体に茶色に見えますが、茜色系の額アジサイのようです。
その他：装飾花が下を向き、花期の終りを告げています。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：初めから茜色が優勢な手毬咲です。
その他：全体に濃い茜色の花です。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：濃い茜色の花のズームアップ光景です。
その他：装飾花の中央部分だけに紫色が入っていました。

種類：ガクアジサイ(額紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：中心部の陽性か濃い紫、周辺の装飾花が薄い紫の花です。
その他：オーソドックスな色と形の額アジサイです。

種類：ガクアジサイ(額紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：中央の両性花も満開になっていました。
その他：色の変化も、大きさの変化もある装飾花を持つ花です。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：基本的には、紫色の手毬咲のようです。
その他：咲き始めの内は、緑色も入った手毬咲です。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：濃い目の紫色の手毬咲です。徐々に茜色も入って来そうでした。
その他：薄っすらと、茜色が見える部分があります。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：突出して大きな白い花の紫陽花です。
その他：枝変わりしたらしい、大型の白色の手毬咲です。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：極薄い紫色から白色に近い手毬咲の紫陽花です。
その他：白色の花の咲き始めは、緑色が勝っているようです。

種類：アジサイ(紫陽花)
分類：アジサイ科アジサイ属
品種名：『不明』
特徴：咲き始めの紫色が、咲き進むにつれて濃くなる花のようです。
その他：茜に発色した部分は見当たりませんでした。

鶴舞公園の中の『あじさいロード』の光景です。鶴舞公園の新説の公式HPからの紹介です。『鶴舞公園・花まつり(中止)』の公告がありました。その期間は、3月25～6月7日です。その理由は新型コロナ対策です。『緊急事態宣言発令を踏まえ、花まつり期間中のイベントはすべて中止となりました』とその理由を説明されていました。

園内の道路工事の案内看板です。今年の令和2年6月19日から、令和2年11月27日までの約半年間、一部の園内道路の通行止めの案内でした。鶴舞公園整備工事の一環の工事のようでした。

先程の看板の左側の上部にあった工事説明図です。工事箇所が2箇所図示されていました。少しわかりにくい図面でしたが、この看板が立っていたバラ園の脇の道路と、名工大方面への通路の整備のように見えました。こちらは、蓮池の脇です。

締め括りの写真は、名古屋市に残る石造の名建築の1つ、名古屋市指定有形文化財の『鶴舞公園噴水塔』です。明治43年、第10回関西府県連合共進会が、現在の鶴舞公園を会場として開かれた時に、鈴木禎次の設計によって造られました。ローマ様式の噴水塔は、列柱はドリス式を用い、水は最上部まで揚げ、8本の突起部から自然落水させています。