ホテルアンビエント蓼科（コロナ時代のリゾートコンドミニアム滞在のすすめ）その１

2020/08/02 - 2020/08/04

毎年恒例の夏休み家族旅行に行ってきました。行き先は長野県の女神湖畔に建つ「ホテルアンビエント蓼科」（写真）です。今回はアネックスⅠ号棟の和洋室に２連泊してきました。

この部屋はフルキッチン付きのコンドミニアムなので茅野市のスーパーで食材をいっぱい買い込んで住むように滞在できます。ただし、今回は楽しい家族旅行なので面倒な自炊はやめて2食付きの宿泊プランにしました。

気になるお値段は？夏休みにもかかわらず1泊2食（税・サ込）7500円と格安でした。一般客としてるるぶや楽天トラベルで予約すると２倍以上の値段になってしまいます。私はセラヴィリゾート泉郷の「オアシスクラブ」会員なので、会員料金の成せる技です。注：入湯税が1人300円加算されます。

コロナ時代の今、いかに感染リスクを抑えてホテル滞在を楽しむか？Dance with coronaの時代に入った今、リゾートコンドミニアム滞在の良さを感じました。詳しくは本文で。

注：私の今までの４トラ「セラヴィリゾート泉郷」の旅行記が以下にあります
http://www.e-funahashi.jp/japan/cest/index.htm

私のホームページに旅行記・著書紹介多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
新著『一生で一度は体験してみたい　国際線ファーストクラスの世界』

エリア 白樺湖・蓼科・車山(長野)

8月2日（日）朝8時、名古屋市近郊の自宅を車で出発し、中央高速道路を快適にドライブして駒ケ根サービスエリアでトイレ休憩。4歳10ヵ月になった孫はパパと手をつないで散歩中（写真）

コロナ感染と長い梅雨にうんざりしていましたが、やっと梅雨が明けました。そして、家族5人の蓼科旅行、Go,Go,Go…、皆さん盛り上がっています。駒ケ根サービスエリアのソフトクリームは牧場直営なのか濃厚・まろやかでとても美味しい！

諏訪インター付近にある「くるまやラーメン」にてランチタイム。安くてボリューム満点で美味い！庶民の味方です。その後、茅野市のスーパー「ザ・ビッグ茅野店」でワイン・おつまみ・食材等を買い込んで女神湖に向かいます。
写真：女神湖畔に建つ「ホテルアンビエント蓼科」

やってきました女神湖、孫はウルトラマンに夢中で爺ちゃん（私）との戦いが大好きです。私も幼児になって相手をします。

ホテルアンビエント蓼科は私の高原リゾートの拠点で、もう20年も前から毎年利用しています。蓼科山の山麓、標高1550mの高原の森の中にあるホテルなので、夏の避暑地として最高です。

ここは会員制リゾートクラブ「セラヴィリゾート泉郷」の中心的ホテルで、ホテル棟1棟、キッチン付きのアネックス棟3棟からなる全129室の大型ホテルです。
写真右「アネックスⅠ号棟」写真左「アネックスⅡ号棟」

会員制リゾートクラブと言うと高額・高級イメージがしますが、ここは庶民的クラブです。オアシスクラブ通常会員の正規入会金120万円、年会費3万円（税別）です。正規で入会しなくても格安の中古会員権も売買されており、現在20万円で売り出し中！ただし、会員権価格が安くても名義変更料、事務手数料等の追加費用が加算されます。興味のある方は以下の「e会員権フェアーマーケット」参照。
https://www.e-kaiinken.com/resort/oasis_tu/oasis_tu/

さて、ホテルに入る時は少し緊張します。まずは家族全員がマスクをして、入口で手をアルコール消毒（写真）します。コロナウイルスをホテル内に持ち込まない！

午後2時頃のチェックインのためかフロント・ロビー（写真）はお客がいません。フロントで名前を言うと、メンバー様ですね、こちらへどうぞ、と別室に案内されました。

ここはメンバー専用ラウンジ（写真）です。以前はなかった施設ですがメンバーの利便性アップのため数年前にオープンしました。コーヒー・紅茶が無料で頂けます。

ここで座ってチェックインの手続きをします。コロナ感染防止の透明シールドが設置され、スタッフもお客もマスク着用なので、感染するリスクは少ないでしょう。

コロナで大打撃を受けたホテル業界、さて、サービスはどのように変わったのか？チェックインの時にメンバー用ウエルカムドリンク（5人用）がもらえました。これは以前と同じです。Good！
写真：レストラン「ル・プラトー」

部屋に入る前にレストラン「ル・プラトー」のガーデンテラス（写真）に行き、ウエルカムドリンク券を使って冷たい飲み物を頂きます。白いパラソルの下に座っていると女神湖から涼しい風が吹いてきてとても気持ちがいいです。

さて、今日のお部屋はアネックスⅠ号棟（写真）4階の1401号室（娘夫婦）と1402号室（我々夫婦）です。最上階４階の右端から２部屋で、いい部屋を割り当ててくれました。感謝！感謝！

各階のエレベーター前にも消毒液が設置され、部屋に入る前には必ず家族全員が手の消毒をします。コロナを部屋に持ち込まない！

アネックスⅠ号棟４階の廊下（写真）は至ってシンプルです。ここはリゾートコンドミニアムで、豪華なホテルではありません。そして、いよいよ我々の部屋「1402号室」に入ります。

この部屋のカテゴリーは「スタンダード和洋室」で広さは63㎡あります。都心のホテル基準から見ればジュニアスイート並みです。窓側に広いリビングルーム（写真）があり４人用の大型ソファーとテーブル、フラットテレビがあります。くつろぎのリビング空間です。

４人用の大型ソファーとテーブルはリビングルームの半分で、反対側にダイニングテーブルとワーキングデスクがあります。このリビングルームだけで２部屋分の幅があり、広々とした解放感が味わえます。

持参のパソコンをワーキングデスクに置き電源を入れれば自然にwifi接続が完了します。セキュリティコード不要！しかも、wifiの電波強度は強く全くストレスなくインターネットが使えます。Very Good！

ダイニングテーブルの上にも消毒液が置かれています。念のために電話の受話器、テレビのリモコン、電子レンジのスイッチボタン、ドアノブ等、コロナが接触感染しやすい所を自分で消毒しました。

さて、この部屋はフルキッチン付きのコンドミニアムなので、ご覧のようにコンロ２台、大型シンク、炊飯器、大型ポット、そして、シンクの下の収納棚の中に、包丁等様々な調理器具が用意されています。

食器類もご覧のようにコーヒーカップ、グラス、大皿、小皿、茶わん、箸、フォーク、スプーン等、5人分の食器類が揃っています。この部屋は最大定員5名です。

この部屋は和洋室なので、独立したベッドルーム（写真）があります。普通のホテルのツインベッドですので２名が寝られます。ここでもwifi接続OKで、ベッドでパソコン、スマホができます。また、ベッドサイドに音楽チャンネルがあり、ラジオＦＭ，ＢＧＭ3種類も楽しめます。

4畳半の和室（写真）は昔風のままで、イマイチ魅力はありません。この和室はリビングルームに接していますが、襖（ふすま）を閉じれば完全個室になります。よって、マンションで言えば2LDKで、ベッドルームに２人、和室に3人、合計5人定員の部屋となります。

バスルームの洗面台（写真）の上に必要なアメ二ティが置かれています。この部屋はコンドミニアムですがホテルと全く同じように毎日部屋の掃除・タオル・アメ二ティ交換をしてくれます。

連泊する場合、部屋の掃除をなし「no cleaning」にすると、１泊につき1000円の金券がもらえてホテルの売店で利用できます。これは非常にいいサービスですね。バスタブのお湯が勢いよく出てきて直ぐに湯がたまのもGoodです。今回はコロナ感染防止のため家族全員が大浴場は使わずに部屋の風呂に入りました。

アネックスⅠ号棟の地下にコインランドリーが２台あります。洗剤も自動で出てきますので洗濯物を入れてコイン（300円）投入でOKです。上の乾燥機は30分100円で使えます。

さて、コロナ時代になって最も影響を受けたのが夕食・朝食のビュッフェです。感染防止のためセラヴィリゾート泉郷はビュッフェを中止しました。その代用として登場したのが「お部屋で食べるお手軽御膳！和弁当か洋弁当を選べる♪　夕・朝食ともお部屋食プラン　2020」です。　
写真：夕食の洋弁当

冷めた弁当は不味い！しかし、部屋には食器類・大型冷蔵庫・電子レンジ等のキッチンが備わっているので、肉や魚、揚げ物などホットディッシュを電子レンジでチンして熱々のものが食べられます。
写真：お子様専用の夕食お弁当

和室に弁当５人分と地元のスーパーで買い込んだキャベツサラダ、ワイン、ジュース等を置き、夕食パーティーの始まりです。幼児のいる家庭はこの部屋食が本当にリラックスできます。

すくすくと成長している孫と一緒に家族旅行できる幸せに感謝、感謝！夕食で余った食材はラップ（家から持参）に包んで冷蔵庫へ。翌日のお昼に電子レンジでチンして美味しく頂きます。無駄なく効率的！

夕食後は孫を中心に花火大会をして夏の夜を過ごします。午後８時30分頃から自然観察員の木嶋さんの天体観察会に参加しました。あいにく雲に覆われ星空観察はダメでしたが、彼の天体説明で色々勉強できました。

目覚めの朝、私はいつものようにストレッチ体操の後、部屋でスタバのドリップコーヒーを淹れます。窓からはくっきりと蓼科山が見え、バルコニーに立ってみると寒いくらい涼しい！まさに高原の風が吹いてきます。

パソコンで情報収集しモーニングコーヒーを飲み終えたら、部屋でじっとしておれません。ここは蓼科山の山麓・女神湖のほとりです。早速、早朝の湖畔の散歩に出かけます。しかし、様子が変です。湖畔をランニングしている若者達（学生さん）がいない。学生が消えた！どうやらコロナ感染のため学生の夏合宿が中止のようです。

１周20分くらいで散歩を終え部屋に帰ってくると、妻がもう起きていて朝食の準備が出来ています。朝食用の弁当は各自がフロントに取りに行くことになっていて「おにぎりセット」または「サンドイッチセット」の選択です。両方をくらべると断然「サンドイッチセット」（写真）の勝ち！

朝食として「サンドイッチセット」はかなりボリュームがあり、食べきれない。こんな時、キッチン付きのコンドミニアムは便利ですね。残った食材をラップにくるんで冷蔵庫にしまい、後でチンして食べればいい。

リビングルームで妻とテレビを見ながら優雅な朝食タイムを過ごします。リゾートコンドミニアム滞在はコロナ時代になって非常に価値が増したと感じました。レストランも大浴場も使わないので限りなくコロナ感染リスクを下げてホテル滞在できます。しかも、お安い！

このスタンダート和洋室は定員２～5名になっており、我々夫婦２名で泊まっても差額代金不要（以前は差額あり）でした。１人１泊２食税・サ込で7500円という、非常に良心的なお値段です。やはりセラヴィリゾート泉郷は庶民の味方です。
→ホテルアンビエント蓼科（コロナ時代のリゾートコンドミニアム滞在のすすめ）その2に続く