東急ハーヴェストクラブ蓼科アネックス(ホテルハーヴェスト蓼科)でちょっと別荘気分

2020/07/30 - 2020/08/01

東急ハーヴェストクラブ蓼科アネックスに泊まってきました。東急リゾートタウン内にあるホテルでミニキッチンも付いていて、プチ別荘気分が味わえます。とても居心地が良かったので簡単にご紹介します。

エリア 茅野(長野)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

東急ハーヴェストクラブ蓼科アネックスは東急リゾートタウンの中にある滞在型のホテルです。

ホテルハーヴェスト蓼科アネックス 宿・ホテル

東急リゾートタウンの中にはこのアネックスの他に、蓼科リゾートと蓼科本館（紛らわしい！）の合わせて３つのホテルがあります。
３つのホテルはそれぞれに特徴があるのですが、蓼科リゾートは落ち着いた高級指向でカップル向きかな。蓼科本館は少し離れた高台にあってお部屋からの八ヶ岳の眺望が素晴らしいです。
そして今回宿泊したアネックスはお部屋にミニキッチンが付いていて簡単な調理ができます。

また、温泉施設「鹿山の湯」に直結しているのでいつでも浴衣で温泉を楽しむことができます。
他の２つのホテルからは徒歩またはシャトルバスで温泉まで来なければならないので浴衣というわけにはいきません。
その代わり、アネックスにはレストランがありません。朝食や夕食は、部屋で調理しない場合は外に出て他のホテルまで行かなくてはなりません。

さて、今回のお部屋は1階でした。（ロビー階の上なので実際は2階です）
眺望はあまり期待できないのですが温泉へのアクセスの良さは抜群です。

お部屋の入り口。シンプルです。（これは同じフロアの別のお部屋ですが）

ドアを開けると左手にクローゼットとセーフティボックス。扉はレトロな木製です。

反対側には洗面スペース。こちらも木の雰囲気を生かした山小屋風です。

奥のお風呂はユニットバス。でも広くて綺麗です。

こちらがお部屋。やはり山小屋風の雰囲気ですね。

部屋は1階ですが駐車場ビュー…ということはなく、木々の緑がすがすがしいです。

ベランダはありませんが大きな窓が気持ち良いです。

天井もロッジ風の梁がいい感じです。

こちらは壁で仕切られたベッドスペース。シンプルで落ち着いた雰囲気です。

ベッド脇の小さな鏡台はスマホの充電スペースとして重宝しました。

このキャビネットにはポットや水差し、グラス、コーヒーカップなどお茶道具一式が揃っています。（今、使い中なので空ですが…）
こういうちょっとしたスペースはバッグなど荷物の置き場所としても便利です。

こちらがミニキッチンのカウンター。バーチェアっていうのかな、脚の長い椅子が置かれています。

カウンターの内側にはIHのクッキングヒーターや

流し台があります。流しの下にはオーブンレンジが置いてあります。レンジで温めるだけでなくてオーブン料理も作れるのです。
ナイフ、フォークなどのカトラリーもひととおり揃っています。

これは分別可能な大きなゴミ箱。本当はカウンターの下に収納されているのですが、外に出して使っていました。ペーパーホルダーにはペーパータオルが。これ、とっても嬉しいです。

カウンターに腰かけてコーヒーを飲んだり、

1泊目の朝食は売店で買ってきたパンをトーストして、同じく売店で買った桑の実ジャムで簡単に済ませました。

鹿山の湯は部屋を出て廊下の突き当たり、

角を曲がって真っすぐ進むと入り口があります。

お風呂の撮影はできないので、公式ホームページからお借りしました。大きな露天風呂に打たせ湯や湯上りテラスなどもある、本格的な大浴場です。このお風呂に部屋から直結というメリットは大きいです。

ちなみにこちらが東急リゾートタウンの敷地内マップです。アネックスは左中ほどの2番の建物です。コンビニやレストラン施設にも徒歩でアクセスできます。

3つのホテル間はシャトルバス（ラウンドバス）が運航しています。
アネックスから蓼科リゾートまでは歩いて数分ですが、蓼科本館までは上り坂もあり、歩道も狭いのでラウンドバスか自分の車を利用しないと大変です。
こちらは朝便。朝食用です。

こちらは夜便。ディナーや他のホテルから鹿山の湯を利用する時に使うのでしょう。

朝食ブッフェは蓼科本館、セットメニューは蓼科リゾートで頂けます。

ホテルレストランの他にもいろいろなレストランがあります。どれも本格的なレストランです。

アネックス以外からの鹿山の湯の利用者はこちらの入り口から入ります。

鹿山の湯にはプールも併設されています。木立の奥でちょっと見えにくいですが。

こちらはアネックスのお隣にあるコンビニ、サムシングです。飲み物やお菓子、ちょっとしたおつまみや冷凍食品、お弁当なども買えますが、夕方に行ったときはほとんど売り切れ。お部屋で調理をするときはあらかじめ街のお店で材料をそろえてきた方がいいと思います。

ちなみに、炊飯器や、鍋釜など調理用品はフロントで（有料ですが）貸してもらえます。自宅から持参する場合はIH対応の物を持ってきてくださいね。

さて、今回の夕食はホテルレストランでもなく、テナントレストランでもなく、グラマラスダイニングという屋外のバーベキューを楽しむことにしました。

東急リゾートタウン蓼科では「もりぐらし」というテーマで「森をまもり、森とともに暮らす」をコンセプトに、食べる、遊ぶ、泊まるという森林体験を展開してます。
グラマラスダイニングはその中の「食べる」もりぐらしです。

こちらが「遊ぶ」もりぐらしのフォレストアドベンチャー。かなり大規模で本格的なアスレチックです。

フォレストアドベンチャーを通り過ぎて小道をテクテク行くと

グラマラスダイニングにたどり着きます。
ここは3つのエリアに分かれています。
広いスペースにたくさんのバーベキューテーブルが用意されたTHE ROOFと、プライベートでバーベキューを楽しめるTHE DECK、宿泊も可能なヴィラのTHE CAMP。

こちらはTHE CAMPのエリアです。よく見るとバーベキューの準備をしているようです。

私たちはTHE ROOFでバーベキューをします。

東急リゾートタウンには別荘もたくさん建っていて、ワンちゃん連れの家族もたくさんいるのですが、THE ROOFはワンコ立ち入り禁止のようです。

こちらがフロント。追加のお料理や飲み物の注文、お支払いもこちらでします。

ソフトドリンクバー。といってもオレンジジュースとアップルジュース、はちみつレモンとウーロン茶だけです。ハイシーズン中は最初からドリンク代1000円が加算されて、その代わりにこれらの飲み物がフリーになります。と言っても炭酸系のドリンクは別料金だし、なんだかなー。私はビールだけでいいのですが、1000円も取られるなら2杯ぐらいは飲まなくちゃね…

テーブルに用意された食器（紙皿）と塩胡椒

牛肉、ソーセージ、ハンバーグ、野菜などをこのグリルで焼きます。
野菜って玉ねぎ丸ごと1個とズッキーニ丸ごと1個！！
まあ、もりぐらしですからこれぐらいのワイルドさがいいのかも…
お肉は美味しかったですよ！
でも、Ma氏と2人っきりのBBQってちょっと寂しかったですね。グリルががら空きです。（ちなみに食材の持ち込みはNGです）

さて、バーベキュー会場でひときわ目を引いたのがこの子。
明日から本格稼働する、食材お運びロボットだそうです。少し離れたところにあるTHE DECKまで肉や野菜を運ぶそうです。
今日は最後の試運転。Rakutenと中国の企業が開発したロボットらしいです。

先ほどのTHE CAMPの写真（7つ前の写真）にも仕事(研修）中のこの子が写っていたのですがわかりましたか？

ほら！ここに居ましたよ。技術者のお兄さんが後から心配そうについて歩いています。

さて、バーベキューの最後はソフトクリームでしめることにしました。
ご馳走様でした。

このバーベキュー会場にはファイアースポットもあり、本来なら夕方にはキャンプファイアーが焚かれるのですが、今年は密を避けるために中止だそうです。

2日目の朝。
今日の朝食は蓼科リゾートでセットメニューをいただきます。
蓼科リゾートはアネックスの道を挟んだ向かい側にあります。坂道を下って３分程です。

内装はアネックスより重厚です。高級感いっぱいですね。

階段を降りて踊り場から下のカフェラウンジを見たところです。黒い煙突は暖炉です。

窓からの景色。
朝食レストラン“フレグラント”は１階にあります。

少し遅めだったせいかそれ程混んでおらず、すぐにテーブルに案内されました。
テーブルにはこんな用紙が用意されていました。二つ折りになっていて、間にマスクを挟んでキープします。直接テーブルに置くよりも感染防止になって気持ち良いですね。

こちらが洋食セットです。和食セットもあったのですが、前にこちらでいただいたクロワッサンが美味しかったので今回も洋食セットを選びました。
でも、今回のクロワッサンは普通だったかな。。。前回は焼き立てパリパリで美味しくて、おかわりもいただけたのですが、今回はそんなサービスも無く…（お願いすればいただけたのでしょうが、それ程でもなかったので）
次に来るときは和食にしようと思います。

レストランの出口に用意されているテイクアウト用のコーヒーを持って、テラスに出ました。

でも朝の木陰は肌寒くて、早々に退散することにしました。

しばらくホテルの庭や周辺をお散歩します。
トレッキングコースもあるのですね。

木立の向こうに見えるのはからまつ池です。
かなり雨の降った後なのですが水は澄んでいて綺麗でした。

池側から蓼科リゾートを見たところです。フォトジェニック！

近くを流れる小川は水かさが増していて、まるで奥入瀬渓流のようです。
本当に清々しくて気持ちの良い朝の散歩でした。

この後、せっかくなので車で蓼科本館までお邪魔しました。

蓼科本館は一番最初に建てられたハーヴェストクラブのホテルだそうです。

そして、ロビーからの景色がこれです。
素晴らしい眺望です。

ラウンジには暖炉もありました。いつか機会があればこちらにも泊まってみたいな。

アネックスに戻り、チェックアウトを済ませて帰途に着きます。
新型コロナの流行が収束したら、今度はたくさんの人数で遊びに来て、トレッキングやバーベキューやキャンプファイアー、ディナービュッフェなども賑やかに楽しみたいと思います。
早くそんな日が来ますように！