新春琵琶湖クルーズ2020　日帰り竹生島初詣

2020/01/04 - 2020/01/04

かねてから、漠然と琵琶湖クルーズで、周遊したいなと思っていました。天候に恵まれるかを含め、予約制となると、ついつい二の足をふんでいました。年末ギリギリ、問合せたところ、琵琶湖汽船「初詣クルーズ2020」の予約が取れ、1月4日念願の竹生島参拝の日帰り旅行ができました。9：15大津港出港　17：00大津港帰港　行きかえりはＪＲ移動です。

エリア 滋賀

ＣＭ等でミシガンクルーズはなじみがありましたが、ビアンカについては、知らなかったこともあり、ワクワクです！募集80名、おそらく満席だったと思います。大河ドラマ「麒麟がくる」にちなみ、『明智光秀と琵琶湖』の講座、琵琶湖らしく、ヨシを使った干支工作、よし笛演奏　新春らしく船上お餅つきなど、盛りだくさんのイベントが用意されていました。

お天気に恵まれた前半、湖面のきらめきが何とも心おどります。美しいシルエットは近江富士？大型船ビアンカ、80名の乗船は、とても、ゆったりすごせます。このときは、新型コロナの情報も全くなく、琵琶湖クルーズを機に、今年のお出かけは、滋賀県をテーマになんて思っていたのでした。

滋賀県立安土城考古博物館　元副館長の大沼芳幸講師の新春湖語り『明智光秀と琵琶湖』に歴史好きらしき参加者は、大いに満足そう。私のような歴史音痴も、今までにない明智光秀像が語られるようになってきた、というので、にわか基礎知識をとの思いで、拝聴しました。

講座のあとは、ヨシ工作干支・子の縁起物を作ったり、船内は自由に移動できるし、ファミリーで参加しても、くつろげる雰囲気です。昼食つきで、指定された席につき、お正月ブッフェ料理をいただきます。おせちメニューもあり、親戚・友人での参加者もいらっしゃるようでした。（写真：航行ルートは大津から竹生島の紫色竹生島縦走クルーズ）

いよいよ、竹生島接岸・上陸というところで、お天気、雲行きが怪しくなってきました。写真は接岸しているビアンカ。ルートの違う船も着岸してるので、再乗船時は、船を乗り間違えないよう注意です。

ここから、各自参拝、再乗船時の集合場所です。ビアンカでない船には、外国人観光客もいて、あらためて、観光立国日本の認識をもちました。

寺社と土産物店は、港の近くにあり、島外から通っていて、夜間は無人島となるんですね。竹生島に興味をもったのは、万城目学の作品「偉大なる、しゅららぼん」を読んだことからだったと、思い出しました。長年かかって、ぼんやりした気がかりだったことが、あきらかになりました。

宝厳寺本堂（弁財天堂）

国宝の唐門。うつくしい。

湖上の鳥居は、白髭神社。竹生島をあとにして、大津港にむかう帰路見えてきます。船上から白髭神社参拝です。信心深い人は、ご利益たくさんの日となりますね。新春らしい餅つきのあとは、スイーツタイムおぜんざいのふるまい。日本よし笛協会理事　近藤ゆみ子先生のよし笛演奏会では、ご当地ソング「琵琶湖周航の歌」をはじめ、「パプリカ」に至るトレンドの曲まで、澄んだ音色で心地よいひと時を過ごしました。竹生島では、後半パラっと雨にふられましたが、おおむね、お天気もなんとかもって、大津港まで、ゆったり船旅を楽しみました。