四国まんなか千年ものがたり　しあわせの郷紀行

2020/07/12 - 2020/07/12

JR四国の観光列車【四国まんなか千年ものがたり】しあわせの郷紀行に乗車しました。
新型コロナウイルス感染拡大による影響のため3月から運休していましたが、ようやく運行再開されました。

活発な梅雨前線の影響による連日の雨で、前日の運行も中止となり
当日の朝も土讃線が運行を見合わせていました。
運良く四国まんなか千年ものがたりは運行が決定しました。

しかし今回乗車するのは、大歩危駅から多度津駅に向かう
上り列車です。
まずは大歩危駅までたどり着かないといけません。

大歩危駅まで列車で行けない場合を想定して、予定より早めに
自宅を出発しました。
途中で時間が余りましたが、途中下車した多度津駅を散策する
ことも出来ました。

無事に大歩危駅に到着することが出来て
四国まんなか千年ものがたりの旅を満喫することが出来ました。

エリア 徳島

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR高松駅から多度津駅へ。多度津駅から特急で大歩危駅へ向かいます。

高松駅 駅

ホームには予讃線8000系アンパンマン列車が停まっていました。

高松駅 駅

うどん県さぬきうどん駅

高松駅 駅

2時間ほど予定を早めて、まずはこの列車に乗って多度津駅へ。

高松駅 駅

多度津駅に到着。予定していた特急南風9号も無事に高知へ運行をするようで一安心です。
ただし2時間近く時間を潰さないといけないので、多度津駅を散策することにします。

多度津駅 駅

多度津駅のホームから下り方向の眺めです。

多度津駅 駅

線路脇に給水塔があります。
調べると、大正時代に建てられたものでSL時代の貴重な建物です。
国の登録有形文化財に登録されています。

多度津駅 駅

駅のホームにある自動販売機も四国まんなか千年ものがたりのデザインとなっています。

多度津駅 駅

駅に併設されたパン屋で名物「たどつあんぱん」を買いました。

ウィリーウィンキー 多度津駅店 グルメ・レストラン

ホームにアンパンマントロッコ列車が入ってきました。
アンパンマン列車は運行を開始して20年になるんですね。

多度津駅 駅

アンパンマントロッコ列車の座席です。
木のベンチシートは座り心地がどうなんでしょう？
長時間座るとお尻が痛くなりそうな・・・

多度津駅 駅

南風9号が定刻で到着しました。
これに乗って大歩危へ向かいます。

多度津駅構内は、見どころがたくさんあって退屈しませんでした。

多度津駅 駅

多度津駅から大歩危駅まで約1時間です。

JR土讃線 乗り物

大歩危駅に到着しました。
四国まんなか千年ものがたりの列車も待機しています。

大歩危駅 駅

大歩危駅の待合室では、四国まんなか千年ものがたりに乗るであろう乗客が待っています。
しかし思ったほど混雑はしていません。

大歩危駅 駅

反対側のホームから撮ってみました。
列車は四季を現したデザインです。
多度津への先頭車両が3号車となります。

大歩危駅 駅

3号車は「秋彩（あきみのり）の章」です。
色づく山々、熟れた果実をイメージしたそうです。

大歩危駅 駅

最後尾が1号車です。
1号車は「春萌（はるあかり）の章」です。
若葉の芽吹きをイメージしたそうです。

大歩危駅 駅

細かいところまで手が込んでいると思います。

大歩危駅 駅

1号車の入口です。

大歩危駅 駅

発車までまだ時間があったので、駅から出てみました。

大歩危駅 駅

妖怪「子泣きじじい」のモデルとなった児啼爺（こなきじじい）の木像が駅入口にあります。
なんと駅長さんだそうです。

大歩危駅 駅

手前側は、上り特急南風16号です。

大歩危駅 駅

1号車の車内です。
とても列車内とは思えない、とても立派で優美です。
今回座るのは、写真右側の2人用テーブルです。

JR土讃線 乗り物

テーブルには、ランチョンマットの上にスケジュール表や
食事のメニューが置かれています。

右側の用紙は、新型コロナウィルスに万が一感染した場合に
備えて関係機関へ提出する個人情報を記入します。

JR土讃線 乗り物

車内販売のメニューです。

食事が配膳されるまで時間があるので地酒飲み比べセットを
注文しました。
8種類の地酒（香川が4種類、徳島が4種類）の中から3種類の
地酒を選びます。
今回は徳島の地酒3種類を選びました。

おつまみは「いりこ」「醤油豆」「梅干し」「しょいのみ」
の中から2種類選びます。

JR土讃線 乗り物

地酒飲み比べセットです。

人間国宝が作った香川漆器の器です。
とても軽くて贅沢な器でした。

地酒をチビチビ飲みながら車窓を眺めます。

JR土讃線 乗り物

事故の影響で発車が遅れています。

隣の4人がけテーブル席です。
分かりにくいですが、天井は鏡ばりになっています。
窓も鏡も全てが綺麗に掃除されており汚れなどありません。

JR土讃線 乗り物

事前に予約していた食事が届きました。

徳島の日本料理店店長が監修した「おとなの遊山箱」です。

JR土讃線 乗り物

アテンダントの方が食器の取り出し方を教えてくれます。

表の蓋を取ると、中には三段の重箱が入っています。

JR土讃線 乗り物

夏のメニューです

JR土讃線 乗り物

重箱の中にはぎっしりと料理が入っています。

右から一の重、二の重、三の重です。
どれから食べようか迷ってしまうほどの
豪華な料理です。

意外と量もあって、とても美味しくいただきました。

JR土讃線 乗り物

椀物は冷たいそうめんの吸物でした。

JR土讃線 乗り物

定刻を30分ほど遅れて出発しました。

大雨の影響で吉野川も増水しています。

JR土讃線 乗り物

最初の停車駅は阿波川口駅でした。

この地に残るたぬき伝説を観光の目玉に
駅舎もたぬきになっています。

駅では地元の方がお出迎えをしてくれたり
即売会も行われていました。

阿波川口駅 駅

食後のコーヒーと和菓子が出てきました。

JR土讃線 乗り物

次の停車駅は坪尻駅。
秘境駅として有名な駅です。

駅を出発する時は、一旦後退してから前進する
スイッチバックを体験できます。

坪尻駅 駅

阿波池田駅にも少し停車したあと、香川県に入って
讃岐財田駅に停車しました。

地名の読みは「さいた」なんですが、駅名は「さいだ」に
なっています。知りませんでした

讃岐財田駅 駅

駅舎の脇に「タブノキ」があります。
樹齢800年と言われる大木です。

四国まんなか千年ものがたりの随所にあしらわれている
マークは、このタブノキをモチーフにしたそうです。

讃岐財田駅 駅