春川へ　夏の残暑の　秋夕(チュソク)の日　冬ソナ残り香(のこりが)　訪ね踏まれる　２

2013/09/20 - 2013/09/22

「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
2013年 韓国春川　その２

　〇　2013年9月20日（金）　広島→ソウル
　●　2013年9月21日（土）　ソウル→南怡島→春川→ソウル
　〇　2013年9月22日（日）　ソウル→広島

エリア 春川(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今日は、この旅の目的地、『春川(チュンチョン)』に行ってみよう。
ただ、その前に『南怡島(ナミソム)』に寄り道する。
地下鉄を乗り継いで清涼里駅へ。だが、意外に時間のロスが…
走りに走って『iTX青春号』に乗り込んだ。間に合った。

ところが、指定席には、なぜか先客が…
お互いチケットを確認したが、どちらも間違っていない。
検札のお嬢さんも何も言ってくれないし…
たぶん、どちらも正しいチケットなのだろう。
それがアジアあるあるなのだ。
加平駅まで通路のイスに座った。

１時間ほどで加平駅に到着。
田舎にしては、モダンな駅舎だが、周りは何もない。
駅前のバス停から、10-4バスで『南怡島船着き場』へ。
10分ほどだ。

加平駅 駅

嫁隊長：「本当は、一番後ろの、右側の席に座りたかったな～　サロンパス™をシートの破れに貼りたかったな～」
嫁隊長よ、チュンサンが貼ったのは絆創膏で、サロンパス™ではないぞよ。

チケット売り場で、13,000ウォン(約1,200円)の入場料(往復船賃込)を払った。

南怡島船着場 (達田里側) 体験・アクティビティ

んが、突然の押し合いへし合い。
この中国人は、どこから湧いてきたんだ～
仁川空港はガラガラだったのに！

船は10分ほどで南怡島に着く。
もっと早く行きたい人は、『ジップワイヤー』で島に渡るのもよい。
悲鳴を上げるほど、早く着くはずだ。(約4000円)
途中で不時着して、北のエリート将校と、恋に落ちることもあるかもしれない。

南怡島 散歩・街歩き

『南怡島』に上陸。
すぐに、かわいいリスや、ウサギが出迎えてくれる。
韓国の山に行くと、リスをよく見かけるが、楽しいよね。

南へ歩いていくと、
「わ～、メタセコイヤの並木道だ～」
ここからは、嫁隊長の世界だ。

嫁隊長：「じ、自転車はないの？」

嫁隊長：「後ろの自転車って、もしかして２人が乗った自転車？　キャゥー！」

嫁隊長：「もう、ユジン邪魔～。私がヒロインなんだから。」

いやいや、ヒロインはやっぱり、チェ・ジウさんでしょ。

嫁隊長：「こ、このテーブルは、２人のファーストキスのテーブルよ！！」

嫁隊長：「木の上を歩く時は、チュンサンに手をつないでもらわないと。」
へ～い、お手！
嫁隊長：「いいわ、付き合ってあげる。」
オ・チェリンか！

嫁隊長：「ここは、自転車の二人乗りをしていた道ね～　自転車があったら、私も腕を横に広げるのにな～」

嫁隊長：「『冬ソナ』の、雪の中のエンディングシーンみたいでしょ？」
じゃあ、そろそろ『南怡島』もエンディングにしようか。

嫁隊長：「楽しかった～　そう言えば、私、高校生の頃、チュンサンとここに来たことあるわ～」
交通事故にもあっていないのに、記憶喪失なのか？
ドラマと現実の境が判らなくなっているのか？
認知症にはちよっと早い気もするが…

船で本土に戻ってみると、またまた中国人の大行列。
これが『冬ソナ』１０年後のリアルなのだ。