2019春　愛知・名古屋野球観戦記　〈第２幕〉　【２日目：野球観戦編】

2019/03/02 - 2019/03/03

野球ファンにとって、遠征は多くの楽しみがあります。
普段行かないスタジアムで試合を見ることはもちろん、地方であればその土地の美味しいものを食べたり、観光したり、野球を見るだけでなくいろいろな楽しみがあるわけです。

今回の遠征も、昨日は愛・地球博記念公園でサツキとメイの家に行ってジブリの世界を体験したり、大須で美味しい味噌煮込みうどんやから揚げを食べることが出来ました。

本日は２日目。メインの野球観戦をする日です。
試合開始は午後からなので、午前中はまた市内観光に出かけたいと思います。

エリア 名古屋(愛知)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

※前回の旅行記〈第１幕〉はこちらから
　⇒https://4travel.jp/travelogue/11632107

おはようございます。２日目朝です。
毎度おなじみ東横インの朝食をいただきマンモス。

中国人旅行客の団体で賑わっていましたが、他の東横インよりもスペースがかなり広いので席は余裕で取れました。
カレーピラフとサラダとミートボールと。名古屋らしく味噌汁は赤だしでした。

東横イン名古屋名駅南 宿・ホテル

朝食を終えた後はチェックアウトをし、名古屋駅まで。
そこから地下鉄に乗り、市役所駅まで行きます。

野球まで時間があるのでプチ観光です。
名古屋市役所、城を模しているのでしょう、非常に貫禄のある造りです。

さて、これから名古屋城へ行くわけですが、久しぶりに来ましたらなんか観光客向けの飲食店がならんだ横丁が出来てますね。名古屋グルメを始めとしていろいろバリエーションがあるので面白いかもしれないです。
（金シャチ横丁というそうです。）

ここは名古屋城本丸御殿。本丸御殿は、初代尾張藩主・徳川義直の住居であり、政庁としても使われました。2018年に完全復元され、細部に至るまで他に例をみないほど充実に再現されています。　

入口では大きな荷物はロッカーに入れ、リュックやカバンは柱（ヒノキ素材）をき傷つけないように体の前に持ってこなければなりません。

個人的な感想ですが、係員の人たち、目がギラギラしていて厳しすぎます。来客に注意する口調もやや喧嘩腰になっている人も散見されました。貴重な建物ゆえ、それだけ厳重になるのは重々理解できますしそこまでホスピタリティは求めませんが、お互い不快にならないような最低限の人としての礼節は求めたいですね…。

名古屋城 名所・史跡

虎の画が描かれています。
何の部屋だっけ、ここ(笑)

畳何畳分なんだこれ。
ボーリングが出来そうな奥行きですね。
（↑感想が雑w）

大きな松の木が描かれているこの部屋は、表書院と呼ばれ本丸御殿の中では最も格式の高い部屋だそうです。
当時は、正式に藩主に謁見する際に使用されました。

対面所

藩主が身内や家臣との謁見や宴席に使ったそうです。
写真を見て分かる通り、藩主が座る左側の方が少し高くなっています。
この部屋を、上段之間といいます。

上洛殿

部屋の上部に鶴の画がたくさんあるなんとも縁起がいいこのお部屋は上洛殿といい、1634年に三代将軍徳川家光が上洛する際に、宿泊のために増築したそうです。

泊まるためにわざわざ増築するとは…。当時の将軍の権威も並外れたものだったんですね。平安時代など帝が貴族の家に宿泊する際にはその貴族の家をわざわざまるごと建て替えるなんてこともしたそうですが、労力やお金も莫大にかかったんでしょうね。ホテルに泊まればいいのに。

【名古屋城本丸御殿】
https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/guide/honmarugoten/

名古屋城の天守閣。
この日はなんか工事中で中には入れなかったYO。

名古屋城 名所・史跡

名古屋城創建時のから現存する３つの隅櫓のひとつである、西南隅櫓。
どの隅櫓も重要文化財に指定されています。

この日は３月３日。ひな祭りです。
雛人形がずらりと並んでいました。

名古屋城を見たあとは、歩いて10分ほどのところにある市政資料館に寄ります。元名古屋控訴院の建物で、外観はまるで東京駅や法務省の建物と似ています。
それもそのはず。この名古屋控訴院の設計者は山下啓次郎という人ですが、東京駅や法務省を設計した辰野金吾の弟子なんだそうです。

前にも訪れたことがあるのですが、入館は無料で展示もすごい豊富なので個人的には好きな場所です。

名古屋市市政資料館 美術館・博物館

地下一階には独房が復元されていました。
木の床の縦長の独房はなかなかに狭かったです。
このように一部扉が開放されていて実際に中に入ることができます。

うおおおおおお！！ここから出してくれぇぇぇぇ！！！

玄関ホールの階段。
左右対称で非常に美しい造りとなっています。
まるでヨーロッパの城や宮殿を彷彿とさせます。

市政資料館の後は、いよいよナゴヤドームへ向かいます。

名城線でナゴヤドーム前矢田駅へ。
球場に行く前に、近くにある台湾まぜそばてっぺんという店にて昼食。名物である台湾まぜそばをいただきます。
旨味のあるひき肉、ネギやニラと太めの麺がうまく絡み合い、卵黄がピリ辛さをこれまたいい塩梅に緩和してくれます。

野球観戦に行く人は、ウーロン茶か生ビールのサービスがあるので嬉しいところです。店内にはユニフォームを着たドラゴンズファンの人たちもいました。

てっぺん ナゴヤドーム前店 グルメ・レストラン

麺を食べたあとは追い飯のサービスも。
残った具材と白いご飯を混ぜ合わせて食べるわけですが、これがまた絶品！うちの近所にも店を出してほしい。

十分に満足したあとは、球場へ向かいます。

ドアラがいました。どえりゃー人気だでよ。

バンテリンドーム ナゴヤ 名所・史跡

本当はレフトの外野応援席に行きたかったんですが、行くのを決めたのがわりと直近だったため満席(笑)
二階席から観戦します。

相変わらず、ロッテファンはビジターでも賑わってますね。
こんな言葉があります。

「どこにでもいる巨人ファン、阪神ファン。どこにでも行くロッテファン。」

なので自分らもそうですが、ここにいる大半のロッテファンは千葉から来てます。

昼を食べた直後ですが、せっかくなので球場グルメもいただきます。ドラゴンポテトと味噌カツ。

2018年ドラフト１位の、大阪桐蔭出身の藤原恭大選手。
ロッテに来てくれて本当に嬉しいです。まずはしっかりプロでやっていくための土台作りに専念して欲しいですね。

ヘルメットアイスも食べました。

一通り見てみましたが、スタジアムグルメはやっぱりマリンの圧勝ですね。

試合は9-3で勝ちました。やったー！

この日は中日一筋の大ベテラン、荒木雅博選手の引退試合でした。リーグこそ違うものの、セカンドの守備の名手でもあり、その巧みなバッティング技術はあざやかなものでした。球界にとても大きな貢献をした選手だと思います。

セレモニーの最後はマウンド付近で胴上げ。

荒木選手、現役生活お疲れさまでした！

帰りの名古屋駅にて。
駅のホームにあるこのきしめん住よしは知る人ぞ知る名店です。
今回僕は食べませんでしたが、友人はここでパパっと食事を済ませました。

ちょうど同じタイミングでロッテの選手たちも同じ時間帯の新幹線で帰るようで、偶然にもホームで出くわしました(笑)
やっぱ近くで見るとデカイな…

きしめん 住よし JR名古屋駅 新幹線上りホーム店 グルメ・レストラン

新幹線の中で、名古屋の有名なサンドイッチのお店、コンパルでテイクアウトしてきたカツサンドを食べます。
試合が始まる前に電話予約しておきました。

名古屋に行ったときは必ずテイクアウトして帰るほどおいしいんです。

車内販売で売っている、有名なカッチカチのアイス(笑)
まもなく車内販売が無くなるというニュースを聞いていたので、最後に食べられてよかったです。

新幹線は定刻通り東京駅に到着、今回の遠征はこれにて終了です！

やはり遠征で勝ち試合が見られるととても清々しいですね(笑)観光もグルメも満喫できたので何よりでした。次の遠征はどこに行こうかな…？

最後までご覧いただき、ありがとうございました！


〈第２幕〉　【２日目：野球観戦編】　了

ー　2019春　愛知・名古屋野球観戦記　完　ー