九里鍛冶屋村と 奉恩寺へ Ｗヨンさまに会いに行くヨン　２

2015/02/11 - 2015/02/13

「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
2015年 韓国九里　その２

　〇　2015年2月11日（水）　　広島→ソウル　　
　●　2015年2月12日（木）　　ソウル→九里→ソウル
　●　2015年2月13日（金）　　ソウル→広島

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

午前中、奉恩寺で、「チェ・ヨン(イ・ミンホ)」様への愛を暴走させたので、
昼からは九里市へ移動する。
５号線に乗り、クァンナル駅で降りる。
まだ、お昼を食べていなかったので、小店に入ってトッポキと、

串焼きで昼食。
２月の韓国は、本当に寒いので、温かいスープが付いてくるのが嬉しい。
だが、『全州中央会館』の激辛スープの例があるので、チビッと飲んでみる。
「うん、大丈夫。定番の化学調味料味だ。」

『高句麗鍛冶屋村』へは、タクシーで移動した。
５分もかからない(約400円)。
(バス停は南へ徒歩７分のククドンアパート。1・95・93・9番など。約120円)。
西向きの谷間で、本当に寒い。
チケット売り場の、窓を開けると寒いからか、
「タダでいいから入れ、入れ！」　カムサハムニダ！
でも、webで調べたら……入場無料やないか。

高句麗鍛冶屋村 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

この鍛冶屋村は、ペ・ヨンジュン主演『太王四神記』のロケために作られたらしい。
ドラマの中で見たセットが次々現れる。
「ここ、おとといの『神医』の中でも使われていたわ～」
嫁隊員にとっては、ペ・ヨンジュンとチェ・ヨン(イ・ミンホ)の、Wヨン様が座った、玉座なのである。

高句麗鍛冶屋村 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

「これは、チャングムに出てきた。鍼の練習のために使う人形ね。体中に鍼を刺して、練習するのよ。」
嫁隊員の、『言葉の鍼』に刺されるのは、私だけで十分だ…

この鍛冶屋も、いろいろな時代劇で使われている。
『師任堂(サイムダン)』の紙屋のシーンでも使われていた。
ただ、鍛冶屋村は、高句麗時代をイメージしたセットなので、韓民族の『師任堂』のセットとして使うのは、時代考証上、違うのでは…

中国吉林省にある、「好太王碑」のレプリカ。
高句麗は、満州族の国なので、ペ・ヨンジュン演じる広開土王が韓国語を話すのには違和感がある。
百済も、高句麗から派生した国なので、王族は満州語を話し、庶民は韓国語を話していたとの学説もある。
だが、そんなこと、妻にとっては、ど～でもいいことだ。
「Wヨン様　Love！」

こんなに見事に凍った川を初めて見た。
終戦前、私の父は、祖父の仕事の関係で、平壌に住んでいた。
平壌一中の卒業生である。
その父が、生前、
「オシッコしたら、その場で凍って上に伸びていくほど寒かった。」
と、話していたが、さもありなん。

バスに乗って、クァンナル駅へ帰ってきた。
キンキンに冷えた体を温めるのは、ここにかぎる。
往十里のフォーシーズンチムジルバン。
(昔のスマホの写真で、解像度が低くて申し訳ない)
ここはきれいだけど、入り口が分かりにくい…
５階の駐車場にいったん出て、探してください。

フォー シーズン ウォーターパーク テーマパーク・動物園・水族館・植物園

夕食は、『広蔵市場』にやって来た。
この市場の店は、観光客慣れしているので、入りやすい。

広蔵市場 市場

野菜を積み上げた、ビピンパの店が美味しそうだったので、ここに座った。
見るからに、元気そうな野菜が私を呼んでいる。

ビビンパは、本当に肉なしの野菜ピビンパだった。
でも、これがまた美味い！
野菜の滋味を感じる。

チャプチェも大好き。
満足、満足。

2,000ウォンで、３段も入ったイチゴにハートを射抜かれ、離れようとしない嫁隊員。
これは買わねば動かない。
拒否柴ならぬ、拒否猫だ。

西の弘大に移動する。
弘大は、若者の街だ。
あちこちの広場で、ライブをしている。
だが、韓国は、出生率が世界最低の1.1人。(22年は0.81でした)
この光景は、あと何年続くのだろうか。

弘大に来たのは、『KUNG FESTIVAL』を見るため。
弘益大学正門から東へ150m。ビルの地下1階だ。
小さな劇場の、最前列だったので、目の前で踊ってくれる。
白猫ちゃんと黒猫ちゃんの、ダンスバトルは迫力があった。

イケメンにはもちろん目ざといが、美人も大好物な嫁隊員は、白猫、黒猫ちゃんの間で、ご満悦。
ほらほら狸のしっぽが飛び出てるよ。

今日は帰る日なので、近場をウロウロする。
祟礼門(南大門)は、2008年に放火で燃えたので、これは再建後の祟礼門。
1400年ごろといえば、室町時代初期の建築だ。
惜しい…

崇礼門 (南大門) 建造物

朝食は、海鮮チヂミとアワビがゆ。
「トッポッキはおまけだよ～」って出してくれたのは嬉しいけれど。
南大門市場のお店は、観光ずれしているのか、高くて、味ももう一歩。

こんな笑顔を向けたの、高校以来40年ぶりだぞ～
と、思ったら、俳優グッズの店で、イ・ミンホのポスターを見つけたからか…

今日、２月13日って、旧正月の１週間前だ。
どおりで、市場が、賑やかだ。
アジアの旅は、旧暦で予定を立てないと、店が開いてない悲劇になる。
(ヨーロッパは、日祝日が悲劇の日)

南大門市場観光案内所 散歩・街歩き

ホテルまで帰ってきた。
ホテルのトイレに貼ってあった張り紙。
休止？　臼歯？　給紙？
うむ～？
使用した紙を便器に流せず、ごみ箱に捨てる韓国のスタイル、慣れない…

リバー パーク ホテル ホテル

韓ドラには、『ジャージャー麺』がよく出てくる。
B級グルメ味というのは予想がつくが、気になっていた。
ホテルで教えてもらった中華料理店へ行ってみる。
カラメルの香りのする、甘いソースのミートスパだな。
北京の炸醤面(ジャージャン麺)とも違う味。
後日、仁川で白いジャージャー麺を食べたが、白は美味しかった。

さっき、昼食を食べたばっかりなのに、こんなにモーモーと湯気が上がっていたら、モー我慢できな～い。
嫁隊員：「肉まん２つに。よもぎまん６つね。」
誰か嫁隊員の暴走を止めてくれ～