東海道を簸たすら歩いてみました　　土山・石部・守口・草津

2009/04/10 - 2009/04/10

東海道を簸たすら歩いてみました動機は単純です。
直立二足歩行のＤＮＡに従うまでのこと
たまたま住居が東海道沿いであること
そして安価な方法であること
この安価な方法を駆使することで脳の活性化(呆け防止)ができる
健康維持はすなわち医療費の削減
始めはどうなることかと想いきや
結構楽しむことができました
箱根はやはり天下の険でした
歩きやすさは三重県が一番
愛知は最悪、車最優先、トヨタの険
天下の東海道とは名ばかり
これからは歩き優先のゆったり社会の筈
歩くスピードが心地よくいろいろな人に出会えました
さて次なる処は・・・

エリア 草津（滋賀）(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 自家用車 徒歩

終盤は草津に宿泊し早朝草津線で甲賀まで行き、
旧東海道に合流することに。
土山は茶処　
鈴鹿峠をなだらかに下り
丘陵地帯が丁度良いのだろう
水はけも良さそうだ

土山宿 名所・史跡

お年寄りが日向ぼっこ
店番も兼ねている様子　和菓子を求めた

先代の方はいろいろな賞をもらっている
今は使われない焼印の数々
落雁用の鯛の木型もある

左から生和堂のご主人、先代の奥方
そして近所の方・・お達者で

生和神社 寺・神社・教会

これが本当の茶壷
素焼きは程よく息ができる

名前がいいですね
今は桜ですが
秋には白いお茶の花が咲きそろうだろう

大野公民館近くの碑には茶畑の
様子が漢詩調で記されていた
鴨長明の碑もある　
｢あらしふく雲のはたてのぬきをうすみむらぎえ渡る布引の山｣

大野神社 寺・神社・教会

手前の水平に近い山並み
山というより岡の上の原のようだ

西洋タンポポではありませんでした

またしても和菓子の暖簾
茶どころには和菓子が一番

水口は曳山祭りがある
天王町の曳山蔵

水口曳山祭 祭り・イベント

先日２０日には大勢の人で
賑わったことでしょう

これ何の施設でしょうか
奥には清潔なトイレも完備
実はバス停なのです

水口歴史民俗資料館 美術館・博物館

この辺りから畑から田んぼに
近江米の美味しいのが採れそう

墓地です
墓碑の周りは砂盛り
石の産地が近いのに・・・

竹林が繁茂し手つかず状態
今雑木林が竹林に駆逐されている
竹林がこうなると踏み込むことも困難

横田の渡しの大きな常夜灯
今は大きく外れて横田橋を渡る

横田渡常夜燈 名所・史跡

天保義民之碑
１８４２年天保１３年農民数万が結集
強硬な検への抗議行動

いずこも同じ中学生の登校風景
遅刻アンドノーヘル生

桜並木は河川の堤そう天井川なのです
草津には巨大なものも、ただし水は流れていません

旧草津川 (天井川) 名所・史跡

街道では和菓子やと酒蔵によく遭う
北島酒造では『桜川』の流れを汲む『御代栄』が

石部の手前、上芦穂神社の境内の碑
「従是東本多伊予守領」なる文字が

町並みとしては並み
この辺りは京都、大阪への通勤圏内、旧道は信号が無いから抜け道だ

真明寺にある芭蕉碑
「つゝじいけてその蔭に干鱈さく女」この辺りの石を使ったのか風化気味

石部で出会った木材屋
高級木材も扱っている

そして地元石材屋
この辺りの石はやや黄色おびた花崗岩
しかも少々砕けやすい性質もあり、建築用にはいいのかも
砂・粘土状になれば焼き物にもよいかも・・信楽は近いね

和中散本舗の建物
街道での生薬を商う、小田原の外朗も同様

旧和中散本舗(大角家住宅) 名所・史跡

このお宅は鉄道オタクに違いない
庭にＳＬの動輪、枕木・レール付
もうここを転居することはしないだろう

まったく動じない
少し凝視されましたが
微動だにしない

手原駅前の稲荷神社でのこと
手のひらの形をした石の大きなベンチに腰を掛けて休息
声を掛けられて話し込んでしまった　８８歳「この車は便利・・」
今日は老人会の昼食会だったとか　３００ｍ先のお宅まで道ずれに

手原駅 駅

屋根付きの常夜灯
でも第一の目的は『うばが餅』
今日は瀬田までのつもりだったのでやや余裕
朝はパン　昼はパスしてこれをいただく

国指定史跡草津宿本陣 名所・史跡

これが本物「うばが餅」形がいいね
さてどこで食すのがいいか・・目川ですねやはり

今日も暑かった、まるで夏、ウバかった(美味かった)

うばがもちや グルメ・レストラン

もうこの辺は街の中、面影も乏しい
せめて跡だけでも
いよいよ明日１１日土曜日は入京だ
（2009年4月10日）

国指定史跡草津宿本陣 名所・史跡