水原の竜トロッコって こんな所でUターンできちゃうのね～　韓国水原

2016/01/10 - 2016/01/12

「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
2016年 韓国水原

　〇　2016年1月10日（日）　　岡山→ソウル　　
　〇　2016年1月11日（月）　　ソウル→水原→ソウル
　〇　2016年1月12日（火）　　ソウル→岡山

エリア 水原(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回も、LCC格安航空券ではない！
岡山空港から大韓航空で飛ぶのだ。
(あのころはまだお大尽だったんだね。)

仁川空港のJCBカウンターに行って、A'REXのチケットを無料ゲット。
(お大尽じゃないじゃん…)
遅い昼食を食べに、明洞の『全州中央会館』(現在閉店)へ。
前回、ここで食べて、石焼ビビンパの美味しさにやられ、
左側の超激辛スープに、今回もやられた。
このスープ、本当に危険。

全州中央会館 (明洞本店) 韓国料理

大学路のマロニエ小劇場の『チューニングが必要２』を見に行った。
見ておわかりと思うが、吉本新喜劇の乗りだ。
韓国の劇場は、終演後に握手会があったり、撮影会があったりサービス満点だ。

東廟から黄鶴洞に下って、「コプチャン横丁」に夕食を食べに。
小さなホルモン屋が並んでいる。
店先の大鍋で、ホルモンを炒めている。
おばさんが食事中だったお店に入ってみる。
左が大腸、右が小腸炒めだ。ピリ辛でうまいぞ！

横の台所で調理をしているので、友達んちで、夕食のおよばれをしている感じだ。
マッコリを注文した。
「マッコリはうまいだろ～」と、おじさんニッコリ。

友達んちで、マッタリしすぎだ。
あっ、ウッカリしていると、マッコリ無くなっているじゃないか…
最後の一滴まで、シッカリ飲み干してる。
後ろで、食事中のおばさん、この店のママさんだったのか～い。
仕事中に、食事や昼寝をしているのは、アジアあるあるだ。

今回は、東廟の『スパレックス』へ行ってみた。
垢すりは、どこのチムジルバンもだいたい同じだ。
洗い場のベットに、スッポンポンで、寝っ転がり、海パンおじさんに擦ってもらう。
最後に、バケツでザバッと水をかけて終了。
休憩室で、韓ドラ見ながらゴロゴロしていると、夜１時をまわっていた。

スパレックス (東廟前） エステ・スパ・マッサージ

翌朝、地下鉄に乗って、１時間で「水原」に到着。
ソウル駅からだと、１号線の１本で行ける。
水原駅　７出口のバス停から、「13」「66」「720-2」「10-2」に乗れば、20分ほどで『八達門』に着く。

八達門 史跡・遺跡

八達門から西に延びる城郭を散歩してみよう。
丘から見ると、八達門の北の盆地を囲むように城郭を築いてある。
1800年ごろ、正祖(イ・サン)が遷都目的で作らせたが、放棄された。
1800年代と言えば、西欧列強がアジアに進出し始めたころだ。
そんな時代に、父の墓を守るために遷都をしようとする正祖って、どうなのよ。

華城行宮は、韓ドラのロケ地なので、見たことのある建物が並んでいる。

華城行宮 城・宮殿

『華虹門』目指して歩いていると、ニンニクが焼けるいい匂いが…足が止まる。
「たはむれに 妻を背おいて そのあまり 重きに泣きて 三歩あゆめず」
辛抱たまらん！
二歩目にあゆみ寄ったのは、『ヨンポカルビ』
水原と言えばカルビだ。

ヨンポカルビ 焼肉

さっきの失言のお詫びに、た～んとお食べ。
嫁隊員：「言われなくても食べるわよ！」
大魔神　怒る
ここでもおかず(パンチャン)がた～んと出る。

ここの牛肉は軟らかい。
たぶん、甘麹に漬けてある。
だから早く食べないと、焦げちゃうよ～
嫁隊員：「そんなのわかってるわよ！」
大魔神は、まだ、お怒り中だ…

１人2,000円もしないのに、カンジャンケジャンも出るのか。
大魔神様、これでお怒りを、沈めたまえ…
嫁隊員：「わらわは水の魔神、カニに免じて許してつかわそう…」
ありがたき幸せ…

大魔神様のお腹にカニが収まったことで、お怒りも収まった。
『ヨンポカルビ』から五歩あるいた所が、『華虹門』
川は、防御上、弱点になる場所なので、『華虹門』を築いたのだろう。
ここから東へ10分歩くと、『煉武台』がある。

華虹門 （ファフォンモン） 史跡・遺跡

ここが『華城御車』の乗り場だ。
当時は、このドラゴンスタイルだった。
このチープなコケ脅しがよかったのに、今は、ロールスロイスぽい先頭車で、逆に貧相だ。
(現在、錬武台→華城行宮→八達門→市場→錬武台、毎15分に発車するらしい)

専用道路を走るのかと思ったら、一般道を走る。
それも、一般道を横切ったりする30分(現45分)の観光。
最後に、八達山にぐいぐい登る。(現在登らない)
山上に小さな広場があり、ここでＵターンする。
Ｕターンと言っても、四両編成。ドラゴンの長い鼻。
スピンターンでも決めるのかとドキドキしていたが、ギリギリクリア。
このドライバー、うますぎる！

華虹門 （ファフォンモン） 史跡・遺跡

地下鉄でソウルに戻り、いつもの果物屋でイチゴをゲット。
嫁隊員：「韓国のイチゴ、安くておいしい！」
でも、それって、日本のイチゴの不法栽培だから、おいしいはずだ…

演劇を見に行く。
今夜は『ファイヤーマン』だ。
鍛えられた肉体を見せつけられる。
女優さんのウェストの細いこと…
嫁隊員：「あんなウェストになりた～い」
まずは、家にたくさんある運動器具を使おうよ…

ファイヤーマン 劇場・ホール・ショー

蛍光剤入りのトイレットペーパーに、蛍光ライトを当てると光る。
その性質を利用し、ブロアーを改造した放水銃で、トイレットペーパーを客席に放水するので、観客席がトイレットペーパーだらけだ。

珍しく明洞にやってきた。
嫁隊員：「ザクロのジュース飲みた～い」
明洞って、やっぱり高い。
よその地域の1.5倍の値段をつけている。
二人とも、コスメとか、お土産に興味がないので、他に買うものがない。

お昼のカルビが多かったので、夕食は軽く、「ソルロンタン」
寒い時には、これにかぎる。

神仙ソルロンタン (明洞店) 韓国料理

朝食は東大門の『焼き魚横丁』へ。
焼き魚を、店頭に積み上げてあるお店に入ってみた。
よその人の旅行記には、『新羅ホテル』の朝食を食べに行った、とか見るけど、ここでいいの？
嫁隊員：「焼きサバを食べた～い。ニャ～オン」

ホナムチッ（焼き魚） シーフード

ごちそうさま。
嫁隊員：「サバ　マシッソヨ～」
嫁隊員よ、それを言うなら、
「アジ　マシッソヨ～」だ。
　(とても 美味しい～)

「サバ・ハディッド」…違った。
「ザハ・ハディッド」女史設計のデザインプラザを見に来た。
モダンアールヌーボー。どこにも直線がない。
建築費が高すぎて、国立競技場の設計をやり直したが、ザハ氏の設計で作っていたら、見学者も多かったのでは？

東大門デザインプラザ (DDP) 建造物

資料室の天井照明も面白い。
最近、ザハ氏設計の新北京空港が、オープンしたが、ぜひ行ってみたい。

使ってみたかった自動発券機で、航空チケットも無事ゲット。
たくさんの運動器具が待っている自宅に帰りましょ。

仁川国際空港 (ICN) 空港