2010/08/12 - 2010/08/13
77位(同エリア137件中)
サラさん
職場の仲間たちと富士山に登ってきました!
3回目の富士登山。でもご来光は初めて!
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連日の猛暑続きで、まさか雨が降るとか当日の朝まで考えもせず。
天気予報も全然チェックしていなくて、朝起きてまさかの雨に愕然・・・ヤッパリ、ワタシ!?
でも無意識にも自分の雨女パワーを危ぶんでいたのかレインウェアだけはいいものを用意しておいて良かった!
今回はバスツアーを利用。
朝7時45分に新宿駅に集合し、バスで富士山5合目まで連れて行ってくれます。
11時半には吉田口・河口湖口ルートの5合目に到着。
ここでお昼をとり、登山の準備をしがてら体を高度に慣らしていく感じ。
ツアーで指定されているレストハウス「富士山みはらし」の富士山噴火カレー。意外に美味しい!
夜に泊まる山小屋での夕飯がカレーだとは聞かされていても、この形を見たら食べたくなっちゃうでしょ!富士山みはらし グルメ・レストラン
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お昼を食べ終わったら登山準備。
まさか最初からレインウェアを着る羽目になるとは(泣)
13時過ぎ、霧雨が降る中いよいよ登山開始。
今回はツアーということで60名近い団体での登山。
8合目の山小屋までガイドが2名ついてくれます。
周りには我々のような団体だらけで、とにかくすごい人・人・人!!!
外国人も多数。
さらに他のルートからも大勢登ってくるわけで・・・富士山ブームを痛感。
最初は結構平坦な道から始まり、すごーーーくゆっくりペースで歩き始めます。
ここで調子にのってスタスタ歩いてしまったら高山病のもとだから。
とは言っても「ちょっとゆっくりすぎでは??」というくらいにゆっくりペース。「60名全員が登頂を目指すペース」ということだったのかも。
そして「登山中は絶対に写真撮影はNG」。
写真を撮るときには必ず足が止まり、そうすると全員の足が止まりペースが乱れる。それに写真に夢中になってずっこける人が必ず出てくるからと。
大所帯の団体行動はなかなか大変ね・・・
7合目手前までは道が整備されていて比較的歩きやすい。でもひたすら単調。ただただ地面を見つめながら「修行」のよう。
7合目手前からごつごつとした岩肌を登っていくように。
そもそも人が多い上に普通に歩いていたのが一歩一歩慎重に岩場を登るような感じになるので、この辺りから渋滞が発生。
少し進んだら渋滞、また少し進んだら渋滞、その繰り返し。
でもだんだん体がきつくなり始めてきていたのでこの渋滞がすごくいい感じ。気兼ねなく立ち止まって休めるからね。
逆にちょっと進み始めると「渋滞して~!」って思っちゃった。富士山5合目 自然・景勝地
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雨が降っていたので休憩中も全然写真を撮る気になれず。
上りはこの若干意味不明な写真が1枚。多分「7合目近辺なのに緑が青々としてる!」って写真が撮りたかったんだと思う(汗)
やっぱり森林限界って上がってきてるのかな。
7号目からは山小屋が続くので、ちょっと(と言っても30分くらい?)歩いたら山小屋、ちょっと歩いたら山小屋という感じで「着々と登ってる感」が感じられ、「目標まであとどれくらいか」というわかりやすい目印にもなってよかった。
かなり疲れもピークにきていてだんだん日も落ちていく中、もし途中途中に山小屋がなかったら同じように休憩をとりながら同じ距離を歩くのでも先が見えず気が滅入ってたと思う。
そして19時45分、8合目3つ目の山小屋「白雲荘」に到着。
いやぁ~、時間かかったー!
とにかく人が多く基本的にずーっと渋滞状態というのもあったけど、60名もいればリタイアする人あり遅れてしまう人ありで。その度に2人しかいないガイドが対応しほとんどの人たちはただ待たされるという。やっぱりこんな大人数をガイド2人で見るというのはちょっと無理があったような。。。
夕飯はハンバーグカレー。お味はビミョー(汗)
売店に売っていたカップラーメンにかなりかなりそそられた。
寝るところはギューギューの雑魚寝、布団1枚に2人。
場所柄、衛生面は期待してはいけません。タオルで真知子巻き状態で顔を覆い、何も考えずに寝るのみ!
起床予定は0時。3時間程の仮眠をとります。
一度お手洗いに外に出たら・・・雨があがり、満点の星空☆
ご来光、期待できそう~! -
意外としっかり眠れたような眠れていないような、よくわからない状態であっという間に3時間。
0時を前に周りがざわざわと出発に向けて準備し始めたので我々も活動開始。といってもレインウェアをはおるだけだけど。
私はここでウィダーインゼリーでエネルギーチャージ。
ここから下山までガイドはつかず、自分たちのペースでご来光に臨みます。
でもせっかくなので絶対に山頂でご来光を拝みたい!
当然ほとんどの人がそう思うわけで、出発の時点ですでに大渋滞(汗)
でも我々の山小屋は比較的上のほうだし、早めに出発してるはずだし、このラインにのっていればおそらく間に合うはず。であるなら渋滞は大歓迎!
雨は上がり空気はひんやり清々しい。
ちょっと登っては渋滞で立ち止まり。上を見上げたら満点の星空☆ 流れ星も見えたよ☆彡
山頂手前、4時過ぎ。ふと気づけば東の空が赤く染まり始めてる! -
それまでは自分の足元しか見えない真っ暗な中を歩いていたので全然わからなかったけど、私たちったら雲の上にいるじゃない!すごく幻想的。
←登山者のライトの光 -
そして4時半、ついにみんなで無事登頂!
ご来光にも間に合ったー!富士山頂上 浅間大社奥宮 寺・神社・教会
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山頂入口の鳥居や狛犬の周りにはすでにすごい人なので、我々は少し離れたところに落ち着き、ご来光を待ちます。
これが想像していた以上に寒くて寒くて!
登っているときにはあまり感じなかったけど、真冬の気温と言われる富士山頂。
長袖シャツ、分厚いフリース、風よけのレインウェアでは内臓から震え上がるぅぅぅ。富士山頂上 浅間大社奥宮 寺・神社・教会
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寒くて寒くて「ご来光さん、さっさと出ておくれ!」状態なのに、ちょうど見えるであろうところに大きな雲が発生していてなかなかお姿を見せてくれず・・・
富士山頂上 浅間大社奥宮 寺・神社・教会
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ガタガタ震えながら待つこと30分、5時5分。
翼を広げた鶴のような雲の上から感動のご来光☆富士山頂上 浅間大社奥宮 寺・神社・教会
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いつも見ている太陽と同じお日様なはずなのに放つ光が神々しい。
パワーが降り注がれてる感じがして、思いっきり深呼吸していっぱいエネルギーを吸いこみました!富士山頂上 浅間大社奥宮 寺・神社・教会
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ずーっとご来光の邪魔をしていた雲。角度を変えて見ると竜の頭みたい!?
こちらも何かご利益があるかも!?なんて思い拝んでおきました。富士山頂上 浅間大社奥宮 寺・神社・教会
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太陽がしっかり昇るまで思う存分写真を撮ったら、しばし山小屋で暖をとって冷えきった体を復活させます。
初めて富士山に登頂した時、山頂の山小屋で食べたラーメンがすっごく美味しかったことが思い出に残っていて。おそらくただのインスタントラーメンだったと思うのだけど^^;
2回目に登った時も「絶対に山頂でラーメンを食べる!」とそれを楽しみに登ったのに、その時は8月の最終週で山頂の山小屋が閉まっていて食べられず。
「今回こそは絶対に山頂でラーメンを食べる!」
大賑わいな山小屋、なぜかほとんどの人が豚汁を頼んでいる。
確かに誰かが頼んだラーメンを見てみると微妙な感じだけど、絶対に山頂で食べるラーメンは美味しいはず!
って思ったけど、素直に豚汁にすればよかったわ・・・(汗)富士山頂上 山口屋 宿・ホテル
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その後はちょっと離れた富士山頂郵便局にハガキを出しに行くチームとゆっくりするチームに分かれて。
私はもちろんゆっくりするチーム。無理はしないよ。富士山頂上 山口屋 宿・ホテル
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「お鉢」と呼ばれる噴火口。
今回は雲がかかっていてあまりよく見えなかった。富士山頂上 浅間大社奥宮 寺・神社・教会
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ハガキを出しに行ったチームを待ちながらふと「こんなにゆっくり山頂で過ごす時間ってあったっけ?」と。
1時間、時間の計算を間違えてる気がする。
集合時間である11時に5合目に到着するには3時間で下山しなければならない!?
できないことはないだろうけど途中休憩は一切なしでぶっ続けで歩かなくちゃかも!?富士山頂上 浅間大社奥宮 寺・神社・教会
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ハガキを出しに行ったチームと合流し早速ガツガツと下りることに。
富士山はひたすら砂礫なので、ザザザッ、ザザザッって滑り下りるような感じ。
最初、斜面に向かって真っ直ぐに下りていたら、ザザザッって滑るたびに靴先につま先がぶつかり、すぐにつま先がジンジン痛くなってきて。
周りを見てみると斜面に対しジグザグにスキーで滑るように下りてる人がいる!
なるほど、そうすれば多少は重心が足の側面にもかかりつま先に集中せず、痛みが半減する。急がば回れだね。 -
それでも一度痛くなってしまったものはどんどん痛くなる一方で。でも休めない。
上りは修行、下りは苦行。
7合目を過ぎた辺りからまた霧雨。
6合目を過ぎると傘をさしながら散策しているハイキング仕様の観光客とすれ違い始め「ゴールは見えてきた!」って感じ。
集合時間まであと30分というギリギリ間に合うか間に合わないかという絶妙な所に馬車がいて大笑い!
「笑い話のネタに乗っちゃう!?」
「集合時間に間に合うことが何より大事だしね!」
要は「足も痛いし疲れたし、笑われてもいいから乗りたい!」という思いで、馬車に乗っちゃったー(笑)
ヨレヨレな自分の足と同じくらいにゆっくりゆっくりなお馬さん。
ちゃんと間に合うのか若干不安になったけど、しっかり30分で5合目入口まで連れて行ってくれました。お馬さん、ありがとー♪
そして集合時間に遅れることなくみんなで無事に下山。お疲れ様でした~! -
今回は2回目に登ったときに使用した「金剛杖」を持って行き、再び焼印を押してもらいながら登頂しました。
2回目のときには山頂の奥宮が閉まっていて押してもらえなかった「富士頂上」の朱肉刻印も無事GET。
過去2回は全然そんな記憶はないのに、今回はとにかく足のつま先が痛くて痛くて下山がつらかった。
バスツアーに含まれていた帰りの温泉で靴下を脱いだら両足の親指の爪の下に真っ黒な血豆が・・・みんな本当によく頑張った!
富士山は高山植物を鑑賞する楽しみがあったり登っていて気持ちが良かったり、決して登っていて楽しい山ではないとは思うのだけど・・・
やっぱり「日本一の山を登頂したという達成感」が醍醐味なのかな。
「今回ご来光を拝むことができたら多分もう富士山に登ることはないだろう」って思っていたけど、また数年後登ってるかも。
せっかくレインウェアを始めいろいろと揃えたことだし。
でもその前に次回は屋久島に行きたい~!
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