義父が1月末退院、自宅療養になった為老老介護に…ヘルパーさん達の力をお借りしながらも義母に頑張ってもらうしかなく、せめて毎月手伝いに行こうと、6月分まで飛行機を手配していましたが、コロナのせいで県外に行くこともできず、ましてや年老いた親の元へ行くことのリスクは避けたいとずっと自粛してきました。そんな中5月初旬義父が再び入院することになり、駆けつけたくてもコロナのせいで叶わず、危険は脱したものの入院生活は暫く続くことになりそうで、全国的に外出自粛緩和になった翌日早速帰省の為松山へ向かいました

ようやく松山へ帰省できました！

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2020/06/20 - 2020/06/21

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エリア

松山(愛媛)

松山空港　到着ロビー

前日大阪から帰省していた主人に迎えをお願いしていたけれど、連絡が取れず…ようやく電話に出たと思ったら"寝坊して今起きた"と
主人が来るまで空港内を散策することに…
出入口横にある「みかんジュースタワー」が松山空港のシンボル的存在

右下には愛媛県のイメージアップキャラクター"みきゃん"
左下には松山空港のキャラクター"まっくう"

まっくうは飛行機をモチーフに色合いと形状は愛媛特産のミカンがベース。尾翼部分は松山が舞台の小説「坂の上の雲」にちなみ、雲を表現しています
そして柑橘王国愛媛県を象徴するようなオレンジ色の「Orange BAR」
"蛇口からみかんジュース"はコップ一杯350円です^ ^
店内には色々な種類のパウチジュースなども売られていますよ

30分程時間があったので、出発ロビーにあるカードラウンジへ。いつも出発前に利用するのですが、ダメ元で到着時でも利用可能か尋ねたところOKでした！ここでは嬉しいことに、ポンジュースを飲むことができるんです。毎回美味しく頂いて帰ります^ ^
手荷物検査場前にある顔ハメパネルは坊ちゃんとマドンナ、みきゃんとダークみきゃん
松山と言えば夏目漱石の小説"坊ちゃん"でも有名

ちなみにみきゃんのプロフィールは
『愛媛のことが大好き！よろしくやけん！』耳はみかんの葉、しっぽはみかんの花、ハート型の鼻という愛らしい姿が人気のみきゃん。名前は、みかんの「み」と子犬の鳴き声「キャン」をあわせて命名されました

そしてみきゃんの足を引っ張ることが生き甲斐の敵役、ダークみきゃんです
主人に車で迎えにきてもらい義母と合流、義父のお見舞いへ
久しぶりに会えた父は弱々しく声を出すのもしんどい様子。入院後すぐの頃は何度も電話してきては"最後にもう一度会いたい"と言ってくれていたのですが、最近は電話がかかってくることもなく、こちらの電話も取れない状況でした。ようやく会えて顔を見ることができて本当に良かった

面会後母の御所望で「大黒屋」へ
地元民に人気でお勧めのうどんチェーン店です
義母が天重を食べたいとの事で来店
うどんだけでなく、釜飯やうなぎなどのメニューもあります

私はうどんの上にたっぷりのネギ、生姜、大根おろし、具沢山の天ぷらが乗ったうどんにしました。美味しかったです！
夜ご飯は松山に来る度訪れる大好きな焼肉屋さん「じゃんじゃか」へ
コロナのせいで3月から家族で外食することができなかったので久しぶりの外食に嬉しくなりました

当たり前にしてきたことが当たり前ではなかったということに気付き感謝する…娘が幼い頃大病し、何ヶ月も入院した時久しぶりに家族で外食して同じことを思った経験があります
娘の入院に付き添い留守にしていた間、息子の面倒を見てくれていた両親には感謝しかありません。月に一度の帰省くらいでは恩返しできてないんですが…
翌朝「見奈良天然温泉　利楽」へ
松山市に隣接する東温市にある入浴施設

西日本最大級の野天風呂で、洞窟風呂、釜風呂など１１種類以上。泉質は[ナトリウム塩化物・炭酸水素塩温泉の為、神経痛や筋肉痛などの治癒に効果があります
宿泊施設や家族風呂もあり、我が家も何度かお泊まりしています^ ^

入館料は大人900円

5時から9時までは内風呂だけですが、420円というリーズナブルな金額で入浴できます。シャンプーやリンス、ボディーソープなど完備されているので、気軽にタオルだけ持って来ればOK
湯上りにテレビを見ながら寛いで家族を待つことができます

子供たちは瓶牛乳を飲むのがお気に入り^ ^
今度は7月家族揃って来る予定です
今回は1泊2日、ただお見舞いに行く為だけに取った日程でした。日曜日が父の日なのでどうしても会いに来たかった！会えて良かった
最後にもう一度面会に行き、帰路につきます…

いつもは義父母の家からは伊予鉄道で松山市駅まで行き、空港までリムジンバスに乗るのですが、コロナの影響で市駅からのバスが運休中とのことで、急遽大手町駅で下車しました
可愛いみきゃん達のラッピング電車に乗れてラッキーでした^ ^
伊予鉄道高浜線と路面電車が平面でクロスする鉄道交差点は国内唯一
「ダイヤモンドクロス」と呼ばれいます
大手町駅からJR松山駅までは徒歩5分もかからず到着

ちなみに空港から道後温泉街までの直通リムジンバスは運行していました
JR松山駅
バリィさんがお出迎えしてくれます

バリィさんのプロフィール
焼き鳥のまち今治（いまばり）生まれ今治育ちのトリ。頭に来島海峡大橋をイメージしたクラウンをかぶり
タオル生地のハラマキをし、手には特注の船の形の財布を持っている
JR松山駅から空港までリムジンバスに乗車し15分で到着

空港2階の「CHEF'S KITCHEN」で八幡浜ちゃんぽんを頂きました。野菜たっぷり、じゃこ天も入っていて美味しくてお勧めです！
主人は1時間遅いANA便で伊丹へ、私は一足早くJALで羽田へ…空港でお別れ

主人が搭乗ゲートまで見送ってくれたのですが、下を見たら整備士さん達も垂れ幕を持ってお見送りしてくれていました^ ^

以前薬師丸ひろ子さんが"整備士さん達に手を振りたい"という夢を叶える為に日本中飛行機で飛び回るテレビ番組を見てから、私も恥ずかしさなく全力で手を振るようになりました^ ^
"ありがとう"の気持ちを込めて
帰路は雨雲の関係で気流が不安定な中飛行し、ベルトサイン着用のランプが消えたのは極僅か数分間だけ
それでも上空で青空が見える時もありました
条件が揃えば出現する"ブロッケン現象"

太陽と機体、影になる方向を考えて、雲のある時に注意深く観察していると意外と見られるものだとわかってきました
ただ自分の座席位置によっては見ることができないので、これはやっぱり運次第
昔は通路側指定が多かったのですが、最近は長い間窓の外を眺めて楽しむことが好きになりました

余談ですが、飛行機好きなクリス松村さんはヨーロッパなど長距離フライトの時でも寝ずにずっと外を眺めるのが好きなんだそう^ ^
飛行機が着陸に備え降下し始めてしばらくすると、遠くに飛行機が見えてきました
羽田空港に近づくにつれてまるでランデブーのように仲良くずっと並行してフライト、最後は並走着陸、ランデブーランディングとなりました

県境を越える移動が解禁されると分かった時点で急遽決めた日程での帰省でした。父が再入院した5月にはどうなることかと心配しましたが、先生や看護師さん達のお力と父の頑張りで会うことができました。父に喜んでもらえて本当に良かった。私も約束を守れて安堵しました

最後までご覧くださいまして、ありがとうございました