フレンチの名店「ad hoc」へ

2020/06/13 - 2020/06/13

2020/6/13（土）
コロナウィルスの緊急事態宣言が解除され、ようやく美味しい食事を食べに行けるようになりましたね。
ANAからレストランで食事ができるバウチャーをいただいていたので、妻とどのレストランに行くか厳選に厳選を重ねて選んだのがフランス料理のアドック（Ad hoc）。
このお店の前身であるトゥールモンドがとても美味しかったので、もう一度行ってみることにしました。

JR大阪環状線福島駅から徒歩で5、6分、堂島クロスウォークの一角にあります。
あいにくの雨でしたが、満席でした。
店員の方がマスクをしていることを除けば、あーやっと日常が戻ってきた！と実感できました。

エリア キタ（大阪駅・梅田）(大阪)

お店の玄関先に小さなロゴがありました。

コロナ対策で、お手洗いで手を洗ってから入店することになっていますが、お手洗いの順番で少し待たされました。

入口からオープンキッチンの横を抜けて、テーブルに案内されます。
オープンキッチンにいた若い料理人の皆さんから元気よく挨拶されます。活気があってとても良い印象です。

これはドリンクを準備するバーカウンタ。

テーブルは計7卓、奥の方に多人数が座れるテーブルがあります。

金属や温もりを感じる木をうまく配した設えだと思いました。

テーブルからキッチンの様子がよく見えるのですが、鍋が磨き込まれてピカピカでした。
換気扇周りもピカピカで、行き届いている感でいっぱいです。

ANAのバウチャーについてくるウェルカムドリンクは、シャンパンをいただきました。
シャルドネ100%、初夏にぴったりの爽快な一杯でした。

今日のメニューです。

材料だけ書かれたメニューが多くなってきたように思います。新進気鋭のオーナーシェフの場合は特に…

メニューにない一品からスタート。
これは半生のエビの練りもの… 濃くほんのり甘い

エビの殻ごと煮込んだスープ
濃厚で、あとくちにスパイスの辛味が広がります。
美味しい。

これもメニューにはない一品。

・たまごの殻の中は、爽やかなムース、とうもろこしのジュレ、濃厚な黄身の三層仕立て。

・緑豆のムース

・牛肉の様々な部位を使った煮凝り

どれも美味しい。

ここからメニューに書かれた料理です。

マグロとアボカドをトルティーヤとエゴマの葉でくるんで、いただきます。
スパイスを効かせたソースで、およそフレンチらしくない味ですが、美味しいのでアリです。

低温でゆっくり火を入れた、生のようで生でない牡蠣… 絶品です。
爽やかでプチプチ弾けるソースの下には、サクサクした山芋やネバネバのモロヘイヤが敷かれていて、混ぜながらいただきます。

ワインは、料理とペアリングして出していただくことにしました。
牡蠣に合わせていただいたのは、ボルドーの白。
初夏に合う爽やかさ

次はウナギ。

表面がカリカリになるまでスモークしたウナギに、
オレンジを煮詰めて少し苦い後口のソース、
曲者の変化球です。

この曲者の一品に合わせていただいたのが、まるでシェリー酒のような曲者のロゼ。

単品ではきっと選ばないでしょうが、この料理に合う！

バターです。
自家製でしょうか？　わかりません…

イカの中にクスクスを詰めて焼いたもの。
トマトのソースです。
トマトが主役の一品でした。トマトがとにかく美味しい。

奥が石鯛のかき揚げ、手前が石鯛のグリル。

肉料理の前の口直しのグラニテ。

鴨のロースト
柔らかーい

鴨肉に合わせていただいたのは、ブルゴーニュのピノ・ノワール

アーモンド、マンゴー、パッションフルーツのデザート。甘酸っぱくて美味しい。

初めて食べた、黒胡椒のアイスクリーム。
舌先にピリピリきます。

この頃には気持ちよく酔っていて、これが何だったか覚えていません。

最後に写真を撮り忘れましたが、串に刺したミニサイズのマカロンをいただきました。
その串に黒い印が付いていたらお土産をいただけるミニゲームの趣向でした。
見事に黒い串を引き当ててお土産をいただきました。

はー良い気分でお店を後にしました。
お店の外観です。

ごちそうさまでした。

いただいたお土産です。

中身はジャムでした。