アルルを歩く

2013/09/05 - 2013/09/05

サントマリー・ド・ラ・メールからバスでアルルに戻ってきた。終点ではなく、ちょっと手前のクレモンソーで下車。アルルの旧市街はこちらのバス停の方が近いのである。

アルルはローマ時代からの遺跡が数多く残り、世界遺産の町としても有名である。保存鉄道も走っていることから、本来であればこの町を拠点にしてあちこち出掛けても良いかも知れない。

エリア アルル(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

まず向かったのは古代劇場。

紀元前一世紀末に建設されたとされるローマ劇場

遺跡ではあるが現代でも使われている。

次はクリプトに潜る。

クリプトポルティークはかつては地下施設ということではなかった。

ここからクリプトへと入る。

古代劇場遺跡の一部

古代劇場遺跡の一部

外は暑いがクリプトの中は涼しく正に別世界

すぐに暗さには目が慣れる。

何千年も地下に埋もれていたわけです。

蠟燭台だったのでしょうか。

クリプトは大理石で出来ている。

地下水に浸食されて波模様が床面に現れている。

あんまりひんやりしているので暑い外には出たくありません。

というわけで結構長い時間潜っていました。

とにかく広い地下空間になっています。

次に向かうはアンフィテアトルム、円形闘技場。

フランスでは最も原型を留めている闘技場として知られる。

ローマ、コロッセオの縮小版といったところか。

それにしても2000年も残っていたものだ。

闘技場のアーチからアルルの町とローヌ川を望む。

闘技場の最上段。

最上段からのアルルの町並み

円形闘技場内部。

構造はコロッセオとほぼ同じ。

勿論現代でも使われている。

闘技場からの風景

闘技場からの風景

ローマでもこんな感じの写真を撮った記憶が・・・。

外観。

抜けるような青空。

アルルの町並み。

次はお風呂。

コンスタンティヌスの公衆浴場遺跡である。

ローマ人はお風呂好きだったんです。

焚き口、かな。

浴場の大きなアーチ天井。

煉瓦積み遺構がよく残っている。

でも、現代の欧州人には銭湯は馴染みがないか。

テルマエ・ロマエを読んでいるとよく分かります。

アルルのオベリスク。

アルルの路地裏。サントマリー・ド・ラ・メールの白とは異なり、むしろローマ風？

ローヌ川のかつての鉄道橋跡

橋脚のところにクルーズ船が停泊中。

ロール川からのアルルの町並み。

この先の線路跡はサントマリー・ド・ラ・メールに行くときの道路に沿っているので、バスに乗っていれば線路を眺めながらの移動が可能。

何とも立派な橋台遺構。

アルルの路地。

アルルの路地。

駅と旧市街との境に建つカヴァルリ門。

カヴァルリ門まで来ると駅はもうすぐ

サントマリー・ド・ラ・メール行きのアルル駅バス停。

橋台のアルル川はアルル駅の東側で本線と合流。

アルル駅。

アルル駅。

マルセイユ方面行きの列車が入線。

窓から見えるのは・・・、

お昼寝中のお姉さん。