マドリーのcartero（郵便配達人）人も大変ね！。

2017/06/15 - 2017/06/15

マドリーがスペインの首都になったのは比較的新しい、１５６１年フェリペ２世によりトレドから移されました。
日本では斎藤道三の息子龍興が死んでいます、まさに戦国時代真っ只中にマドリーはエウロパで築かれました。

旅行者の御存じないマドリーのチョットした知識、エウロパの首都の中で一番標高が高い位置に在ります、スイスの首都よりも高い所にあるんですよ、だから夏は昼は暑く夜は涼しいその分冬は非常に寒いでも世界で一番快適な街。

日本とスペイン・マドリーの丁目の表し方が少し違っています、大阪を例にとりますと区が有り町名が有り番地が数字で振ってあります、大阪の場合「大阪城」を起点に放射状に数字が増えていきます、パリだと中心から渦巻き状に１区・２区と数字が増えていきます。

スペイン・マドリーは総てのアベニーダ（大通り）カジェ（通り）パセオ（通り）カジェホン（路地）カジェフェラ（小道）にも名前が付いています、なので勢い同じ名前がダブルブッキングする事も、郵便配達人も大変です。　

エリア マドリード(スペイン)

日本だと、細長く縦長に「中京区　六角通東洞院西入」と、亜鉛版に印刷して家屋の角辺りにはつてありますね、街によっては色だったり形だったりが微妙に違いますが、概ねこの様な町名表示板だと考えて良いですよね。

京都の町は昔から変わりませんが、町名変更の有る都市も多いんではないでしょうか？、私の住む街も私が生きている間に３度も町名が変わりました、こうして街の誇りや歴史が失われて行くのですよね。

先日大阪の大国町と言う所に行ってきましたが、昔はこの一帯を「勘助町」と言っていたそうです、落語に出て来る「木津の勘助」ですよねぇ～

余談が多いのがわたしの旅行記なのですみません。

チョット前の旅行記にも登場した写真です。

マドリーの町名表示板はタイル絵で出来ています、流石タイルの国の事だけはある、街に（通りに）因んだ絵柄を９枚から１６枚のタイルで描いています、どの通りにも歴史があり偉人が住んでいたり、通りのタイル絵に誇らしげに輝いています、羨ましい限りです。

Calleとは通りと言う意味です、なのでこの通りは「郵便通り」と言う事でしょう。

CLAVELはカーネーションなので、「カーネーション通り」ですかね。

この通りには税関の建物が在ったのでしょう。

詳しくは解かりませんが、何か荷車に縁が有る通りなのでしょう。

通りの名にはよく使われているアンヘルですが、宗教に関連したもしくは奇跡が行われた通りかも？。

プラド通りに面したサンタ・アナ広場、テアトロ・デ・エスパーニャが有る処です、ソルからも近くBARも数多く点在していて夜には賑わいます、タブラオ・ビジャ・ロサが在ります。

プラサは広場と言う事です。

サンタ アナ広場 広場・公園

この方の事は存じ上げません。

アルバレス・ガトさんも知りません、キットこの通りに縁のある方なのでしょう。

ビクトリアも通り名でよく出て来る名前です、聖人や守護聖人が通り名にはよく使われます。

CADISと言ったスペインの有名な地名を付けて通りも多いですね、地名を譜って行く間に段々と付ける名前が無くなったのでしょうね。

ご多聞に漏れずこの通り名も有名人でお茶を濁したのでしょう。

こう言う感じの通り名は、通りの特徴を書いたものだと解かりますね。

この通りの住民は酒飲みがおおい？SALUDは日本語に訳すと乾杯です。

この通り出身の有名人？「コンセプシオン」は女性の名前なのだが、この地は元々砂地だった？。

通り名に縁がある方なのだろうミグゥエル・マジャさん。

この通りはドイツ人街だったのだろうトゥデスコスとはゲルマン人で、今はドイツ人の事はaleman（アレマン）と言いますので。

本屋さんの在った通り？。

花の小道？。

サン・ベルナルドさん通り。

マドリーのグランビア沿いにある有名な広場、プラサ・デ・サント・ドミンゴ、メトロ２号線のプラサ・エスパーニャ駅の次、サント・ドミンゴ駅その次の駅がオペラ駅になります。

スペインで一番の有名人「イサベル女王」。

これはマッタク意味不明

トラべシアとは横丁と言う意味で、オルノ（HORNO）はパン屋のカマドなので、「草むらのパン屋横丁」とでもいいますかねぇ～。

出ました、以前このタイル絵に落書きがしてありました、流石にマズいと消したのでしょう、カジェ・デ・ラ・ボラはコシード・マドレーニョの老舗「ラ・ボラ」の在る通り。

マドリーを案内する時には必ず昼食をココにセッティングします、美味しいのは当然ですが店内の雰囲気、料理コシードのボリュウムと料理の流れ、コスト・パフォーマンス抜群、マドリーに来たらコシード食べらんね。

BOLAとは絵に描いてある様にボールの事なんです、イタズラ書きにSが書き込まれていて、Sを付けると複数形になります、スペインではボラスとなると、男性の大事な玉の事を指します。

ラ ボラ 地元の料理

日本と同じような金属板で作られた町名表示板も有ります。

ゴジャ通りはサラマンカ地区に在る比較的大きな通りです。

スペイン・ブランド「MARABABA」の通りから２本東へ入った通り。