竜田古道の里山公園に行ってきました

2020/02/24 - 2020/02/24

竜田古道里山公園に行ってきました。所在地は大阪府ですが、奈良県との県境である柏原市にあります。竜田道は奈良時代において平城京と河内、難波を結ぶ官道として置かれ、天皇の行幸や遣唐使、遣新羅使が大和に入る玄関口として利用されていた古道という通説があります。日本で最初の官道であったとも考えられている道の整備には聖徳太子が関わっていたとも云われており、竜田道から太子道を経て飛鳥の京へと向かうルートが想定されます。予想していたよりも目的地への道路は、アスファルトで舗装されていました。

エリア 八尾・藤井寺・柏原(大阪)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

今回の散策は、JR大和路線三郷駅からスタートします。この駅を利用したのは初めてです。

三郷駅 駅

駅前はマンションもありますが、のんびりした雰囲気です。駅の近くにあった大きな商店であるA-COOPはもうすぐ閉店だそうです。

三郷駅 駅

三郷町の町木はもみじ、町花はひまわりです。

今回我々はぶらり散歩コースです。

色々なハイキングコースあります。自然が豊富な矢田丘陵へも行ってみたい所です。

龍田の関跡です。天武天皇時代に大和を中心に東国へは不破の関（岐阜）、中国へは吉備の関（岡山）、山陰へは石見の関（島根）、難波へは龍田の関（奈良）が設けられたとの事。日本四大関と言われているそうです。

龍田古道を歩きます。奈良の三郷町と大阪の柏原市は、産官学で龍田古道を日本遺産に登録するプロジェクトがあるそうです。

途中、峠八幡神社がありました。

小さな神社ですが、趣がありました。

道標。現在は人どうりがほとんど無いところですが、その時代には多くの人が行き交った証拠です。

お参りをしました。綺麗に清掃されていました。この先からは、舗装されたアスファルトの道が続きました。

ようやく、到着しました。

大阪府柏原市が、市民の健康づくりやアウトドアレクリエーションのために開設した公園施設です。

公園内施設を歩きます。

ヤギがいます。

自動販売機で餌を買い、ヤギに与える事も出来ます。

奈良側の景色がきれいに見えます。

ランチする場所をさがします。

持参したお弁当を頂きます。テーブル付きのベンチがあり助かりました。

ヤギにお別れを言い、公園を出ます。

人工的に作られた公園ですが、まだ利用客はあまり多くないようです。