2019/11/27 - 2019/11/27
9位(同エリア71件中)
Mr.チャングムさん
- Mr.チャングムさんTOP
- 旅行記561冊
- クチコミ57件
- Q&A回答2件
- 675,835アクセス
- フォロワー113人
恒例である「ぐんま島村蚕種の会」の視察研修にお誘いいただき参加。
今回は、初めての遠出となる福島県伊達市へ、総員29名で出発!
片道4時間かけ伊達市保原に到着。先ずは昼食を頂いてから
国指定重要文化財である「旧亀岡家住宅」を見学。
国の重要有形民俗文化財「伊達の蚕種製造及び養蚕・製糸関連用具」が
収蔵されている「泉原養蚕用具整理室」を見学して終了。
帰りも4時間、疲れましたが最高の視察研修になりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
-
島村から4時間掛けて福島県伊達市・保原に到着。
「味処大番」にて、先ずは昼食をいただきます。
平日の11:30なのに駐車場いっぱいでした。 -
会費(2,000円)に含まれているため値段分からず・・・
美味しかったです。 -
保原町にある歴史文化資料館へ
企画展が終了しており見るものなし。 -
隣接している「旧亀岡家住宅」を見学します。
-
国指定重要文化財である「旧亀岡家住宅」は
明治37年頃に建てられた明治の木造擬洋風建築云々の説明です。 -
入ると右手に広い土間があり、生活用品などが置いてあります。
-
靴を脱いで上がったところに大きな長持ちと木製の冷蔵庫。
-
居間全景
-
欄間の彫り物?が素晴らしい。
欄間1 -
欄間2
-
欄間3
-
居間書院の亀甲模様の格子。
-
天井は折上げ額縁格天井
-
囲炉裏みたいなものも・・・
-
二階に上がってみると昔の生活用品が展示してあります。
扇風機・手湯器・あんか -
和鏡
-
アイロン・ランプ・あんどん
-
電話とラジオ
-
徳利とお膳
-
毛皮や鹿の角、瓢箪など
-
三階の展望室には上がれませんでした。
-
三階への階段は柿材で、傷部分に「柿」が彫られている。
「財をかき集める」縁起物です。 -
階段は、宮城県丸森産の欅。
手すりの支柱は手動のロクロ挽き。 -
一階の神棚を見て見学終了。
-
正面が玄関ですが、見学用の入口は右横でした。
-
~伊達氏発祥の地~自動販売機
-
伊達市霊山町にある「泉原養蚕用具整理室」へ移動。
廃校になった旧泉原小学校を活用して平成24年に開設され
平成31年「伊達の蚕種製造及び養蚕・製糸関連用具」計1,344点が
国の重要有形民俗文化財に指定されました。 -
蚕当計(温暖育)
養蚕は、かって東北以南の各地で行われていたが、現在は、関東・東北地方を
中心に小規模な産地が残るのみ。
ちなみに我が群馬県が生産量の4割以上を占めています。 -
蚕糸業は、明治以降我が国の経済を支える基幹産業として発達し
生産された生糸は輸出の太宗として外貨獲得の主役となり
我が国の経済に大きく貢献しました。 -
一年も欠かすことなく保存してある繭の標本。
-
養蚕農家のピークは昭和4年の221万戸
繭生産量のピークは昭和5年の40万トン
器械製糸工場数は 昭和26年288工場 -
中村佐平治家 自家連年貯蔵繭調査 明治34年
-
寛政四年から文化十四年
-
文政元年から慶應二年
-
慶應二年から明治十九年
記録は大事でそれを保管出来たのは凄いことだと思う。 -
それぞれの町でホコリをかぶっていた養蚕用具類が
整理室に集められることになったが膨大な量になる。 -
なんと4,650点もの用具の文献を調べ収蔵台帳にまとめるという
気の遠くなるような作業を経て平成31年3月28日
「伊達の蚕種製造及び養蚕・製糸関連用具」計1,344点が
国の重要有形民俗文化財に指定されました。 -
今回の研修、とても勉強になりました。
お土産は「ずんだもち」と「ロースト牛たん」自分用です。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
38