【2020 StayHome】飛行機の飛ばない羽田空港を眺めながら散歩

2020/05/05 - 2020/05/05

例年とは違い、ほぼ自宅で過ごした2020年GW。
やることはたくさんあったので、それなりに充実したGWではあったけれど、体を動かすことはほとんど無く・・・
運動も兼ねて、羽田空港周辺を散歩してみました。

エリア 羽田(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩

蒲田からシェアサイクルを利用して、羽田空港近くまでやって来ました。
ここまで30分ほどのサイクリング。
電動アシストとはいえ、なかなか良い運動。

そしてここからは徒歩で散策。
スタートはMFIP羽田という施設から。

正式名は三井不動産インダストリアルパーク羽田。
2019年6月に完成した複合型物流施設らしいけど、一般人には無縁の施設だな。

すぐ隣には首都高空港線の高架橋。
道路の下は船着場にもなっている。

海老取川の河口。
川沿いに歩いて、空港ターミナルまで向かってみることにします。

天気良好。
施設とセットで周辺は公園みたくなっています。
右手に見える建物はヤマト運輸の羽田クロノゲート。
これまた巨大な物流センターで見えているのは建物のほんの一画。

ANAのロゴが付いた建物は、ANA Blue Base。
ANAの総合トレーニングセンターで、2020年6月に一般見学も始まるとか。
ただ、コロナの影響でどうなるかな。

海老取川沿いをのんびり歩く。
対岸の高架橋はモノレールの路線。

堤防には釣り人もちらほら。
でも、釣れている様子は無く。。。

川を挟んで対岸の奥には羽田の駐機場。
たくさんの飛べない飛行機が。。。

ズーム。
ANA機もJAL機も見える。

景色を眺めながら、のんびり15分ほど歩いて、、、

穴守橋を渡って空港方面へ。
空港のある対岸へと向かいます。

橋の上からは遮るものもなく、駐機中の飛行機がはっきり見えました。

ちなみにこの橋、欄干は飛行機のレリーフが飾られている。

案内板。
ちょっとした図鑑レベルの内容です。

橋を渡り終えて、国際線ターミナルへと向かってみる。
フェンスは2重になっているので、近くで撮ろうとしても網が邪魔でダメ。

フェンス沿いに環八通りを歩きます。

ときどきフェンス越しに駐機場を捉えるスポットがあったり。

フェンスの隙間から狙ってみたり。
でも、微妙にフェンスの影が・・・
・・・と、フェンス間際から駐機場全貌を撮るのはなかなか難しい。

そこで、新しく出来た「ソラムナード羽田緑地」へ。

こちらは、2019年4月に開園した多摩川沿いに広がる公園。
基本的には遊歩道みたいな感じだけど、飛行場を見渡せる休憩所もあったり。

ちょっと遠いけど、フェンスに邪魔されることなく、飛行機を眺めることが出来る。

一方、多摩川には川崎と羽田を結ぶ「羽田連絡道路」を建設中。
オリンピックまでに開通予定だったけど、開通延期になったらしい。
コロナの影響とは関係なくて、単純に工期の遅れだとか。

水辺に降りれるような整備はされていません。
でも、おじさんがひとり日向ぼっこしていた。
そして、川の中腹では巡視船が警戒中。

公園の一画には慰霊碑もあります。

これは1982年に羽田沖に墜落したJAL機の慰霊碑。
死者24名。
過労による精神疾患が引き起こした操縦ミスによる事故。現代では考えられないような原因だな。。。

さて、国際線ターミナルへ。正式には第3ターミナルか。
2020年3月に名称が「第3ターミナル」となりました。

ターミナル直結の羽田エアポートガーデンはコロナの影響で開業延期に。

巨大なホテルも稼働しないまま。

そんなエアポートガーデン沿いの歩道を歩いてターミナルへ。

歩道から唯一見えるボーディングブリッジにはルフトハンザ機が駐機していました。

ん？よく見ると4発機。
A340機だね。
羽田でA340が見られるのはこのルフトハンザ便だけらしい。

ようやく、ターミナルが見えて来た。
寄り道しながらだけど、ここまで1.5時間。
天気も良くて汗だくだ。

ターミナル入口には利用者のいない大量のカート。
深夜でもこんなに置かれていることは無いでしょう。

せっかくなので、出発フロアを見学してみる。

時刻は12:00くらい。
もともと人が少ない時間帯とはいえ、人はほとんどいません。

2階へ上がって、、、

フロア全体を眺めてみる。
こちらはJAL側。奥まで無人のカウンター。

反対側のANA側も同様。
新設されたばかりのセルフチェックイン機が虚しい。

いつもなら人で賑わう江戸小路。
見事なほど誰もいません。
でも、営業しているお店が数店舗あった。

展望デッキは封鎖中。
普段から展望デッキ目的で訪れる人も多いのだが。

再び出発フロアへ。
実はウォーキングのついでに訪れている人たちが結構いたりします。
普段から国際線ターミナルの周辺はランニングやウォーキングの人たちが多い。

先ほど機材を見たルフトハンザ便のチェックインが行われていました。
この時間では唯一のフライト。
10数名が手続き中。いろいろな事情で飛行機を利用する人も少なからずいるわけだ。

出発案内はほぼ欠航。
まぁ、台風とかでこういう事態はあるけど、世界中でこんな状況になっていると考えると、ほんとコロナの影響って恐ろしい。

当然ながら到着フロアも閑散としていた。
こんな状況でも警備している警察官。お疲れ様です。

さて、今度は第2ターミナルへやって来ました。

チェックインカウンターの半分は休業中。
封鎖されていました。

もう半分は営業しているとはいえ、やはり人は少ない。

国際線に比べればちらほら運航はしているけど、そもそも利用客が少ない。
ターミナル内はほんとに静かだった。

売店には空弁が陳列されることもなく・・・

代わりにマスクが販売されていたり。
意外と良心的価格。

4階の屋内展望エリアへ。
実はこんなフロアがあるとは知らなかった。
屋上の展望デッキはやはり封鎖中でした。

飛行機も少な目かな。
そういや、国際線ターミナルのボーディングブリッジにはエンジンが外された飛行機も２、3機いた。
ボーディングブリッジも完全に駐機スペースに。

到着フロアの端っこにはシャワー室も出来ていたけど、営業はしておらず。

いつもと違う空港を眺めて、最後は路線バスで帰宅。

2020年5月時点で飛行機の減便、運休は続いたまま。
国内線はともかく、しばらくは国際線は無理だろうな。
再開の兆しが見えるまで、まだしばらく辛抱です。。。