近隣の森から青葉山 青葉の森緑地～三居沢～亀岡八幡宮まで歩いた♪

2020/04/11 - 2020/04/11

2020年4月春新型コロナウィルス感染拡大防止のため外出を自粛していますが，自宅にこもりっぱなしだと運動不足とストレスが溜まります．そこで息抜きのため，三密を避けながら，近所の森を抜けて青葉山「青葉の森緑地」を夫婦で散策してきました．森の中でカタクリやショウジョウバカマなどの花々に出会い，4時間ほどかけて約10Km強を歩きました．
散策コースは，自宅(11:16発)→ 金剛沢治山の森→ (12:00着)青葉の森緑地→ (14:18着)三居沢不動尊→ (14:58着)亀岡八幡宮→ (15:30着)地下鉄 東西線川内駅～(地下鉄乗車)～八木山動物公園駅から徒歩で帰宅しました．

★以下追記
JR仙台駅方面から訪ねる場合は次のとおりです．
往路：仙台地下鉄東西線 仙台駅→→(乗車12分, ￥310)→→八木山動物公園駅～(徒歩30分)～金剛沢治山の森入口～本紹介コースを歩く
復路：仙台地下鉄東西線 川内駅→→(乗車7分, ￥210)→→仙台駅

エリア 仙台(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩

自宅を出て11時20分頃，金剛沢治山の森へ入りました．最近，完成したばかりの砂防ダム，併せて周辺も綺麗に整備されました．実はこの金剛沢治山の森は昭和30年代に木材乱伐が起因の大規模な地すべりが発生し，人的な被害もあったので，以降，集水構や排水トンネルそして砂防ダムなどの施設で対策しています．なので「治山の森」という名前が付けられ，今では市民が自然と触れあう散策の場となっています．

綺麗な山桜を背景に妻をパチリ！
治山の森の山桜は何種類かあり，それぞれ開花時期が異なるので，5月中旬くらいまで桜を楽しめます．

金剛沢治山の森に咲く山桜，綺麗でした♪

治山の森で一番標高が高い(200m)場所にある東屋付近の山桜です．白と淡いピンク色の花が綺麗です．

市バス青葉台線の通りに面した「こもれび広場」に青葉の森緑地の散策路案内マップが設置されていました．このマップを見ていたら，丁度，森を管理する市職員の方がきて，いろいろと説明してくれ，印刷されたマップをもらいました．青葉の森緑地をどのようなコースで散策するか？妻と相談しながらとりあえずバス通りの歩道を歩き，どこかで横に逸れて森へ入ることにしました．
ちなみにバス通りに面した青葉の森緑地を散策する人の無料駐車場もありますので，車移動でも大丈夫です．地下鉄東西線で来た方が散策コースを選択する自由度は高くなりますけど．

バス通りの道ばたの陽当たりが良い場所にカタクリの花が咲いていました．花びらのフォームが綺麗なカタクリです．このあと，バス通りから左へ入る横道があったので，そこから森へ入りました．

みさぱぱらは左のバス通り方面からやってきました．ここの分岐点からカタクリの群生地がある管理センター方面へ向かいます．化石の森も興味がありますが，ちょっと遠回りになりそうなので，今回はパスです．

散策路の柵の向こう側ですが，カタクリの花が地面のあちらこちらに咲いていました．写真ではちょっと判り難いのですが...

反対側の雑木林の地面にもあちらこちらにカタクリの花が咲いています．これだけのカタクリの群生地は初めてです．

散策路は下りの階段になっていて，写真では判りにくい(ちょっと薄紫の模様が写っています)のですが，左右の林の地面はカタクリの花がたくさん咲いていました．

地面に近づいて撮影すると，群生しているカタクリの花が分かりますね．

この角度なら凝集度が判るかな？

こんな感じに咲いています．透きとおるような薄紫色の花びらです．

カタクリの花に接近して撮影してみました．

さらに近づいて撮影したカタクリの花です．透き通るような綺麗な紫色です．

林の中の散策路としては十分に整備されていました．

散策路の下り斜面の谷側からみた様子です．

林の中の散策路はなかなか良く整備されています．

管理センター方面へ向かいます．途中，小さな沢に架かる木の橋を渡りました．

管理センターは斜面に建てられており，谷側の床下から登ってくるような感じで上がってきます．

今，まさに歩いてきた場所へのコースであることを示しています．

青葉の森管理センターです．中の施設は新型コロナ感染防止のため休業中ですがお手洗いは借りることができました．柵の向こうが谷側の下り斜面になっています．

管理センターに置いてあったパンフレット（写真左側）を一部戴きました．右側はさきほど青葉の森緑地の案内マップを見ているときに来た森を管理する市職員の方から戴いたマップです．
小休憩の後，ここから三居沢方面へ向かいます．

左の道はせせらぎ広場へ，右の道は三居沢へ行きます．今回は右折して三居沢へ向かいます．

しばらくはこのような土と大きな石ころ木の根が生えている悪路を歩きます．

この日みさぱぱは普通のスニーカーで来ちゃったので少々歩き難いです．ハイキングシューズを履いてくれば良かった．
んで，ちゃっかり妻はハイキングシューズでした(^^;)

切り株に生える苔...良い感じですね．

悪路はこの辺りまで...随所にコース案内板⑨が立てられています．このような指標はオンコースであることを散策者に示すためにとても重要ですね．

ん？あの山のような盛り上がりは何だろう？蟻の巣か？

と思ったら，倒木の根元の周囲が地面ごと持ち上げられたものでした．すごいわ．

所々にカタクリの花が可憐に咲いています．

林の中を歩きます．

東屋がありました．「地すべり危険立入禁止」の看板の先は急な崖で，その下は広瀬川が流れています．この付近は仙台市でも有名な地すべり地帯になっています．今は落ち着いていますけど．

コースの案内板⑧です．

薄暗く日陰が多い林の中に咲いていたのは，ショウジョウバカマですね．

すうぅ～と直立して咲いているショウジョウバカマです．

小さな細い花びらの集合がきれいですね．

群生地という程ではありませんが，ちょっとしたクラスターです．

倒木に苔が生えていました．

こちらも倒木の表面に生えている見事な苔です．

隣接している二本の木がねじれていますね．これを見て3月末に訪ねた島根県松江の八重垣神社にあった夫婦椿を思い出しました．

三叉路です．見えないのですが管理センター三居沢間コースの間に支線コースがありました．今回はこのまま本線を歩き三居沢へ向かいます．

年代物の山火事予防看板に寄り添って咲いていた可憐なカタクリの花です．

コースの案内板です．番号⑦と先ほどより小さくなっていますね．

また道が悪くなってきました．

この辺り，所々に胡桃の殻が落ちています．青葉山には野生のリスも生息しているので彼らが食べたのかもしれませんね．

竹林がありました．青葉山界隈で竹は珍しいなぁ...多分，初めて見ました．

大きな岩がごろごろしている場所がありました．向こう側は崖で下に広瀬川が流れています．

コース案内板があり，板だけの橋で小さな沢を渡ります．

これ，ヨーロッパ アルプスの山々で見るケルンと同じものでしょうか？小石が積んでありました．

可憐なスミレも咲いていました．

もうじき三居沢です．

これまた歩き難い歩幅の階段がありました．

あれ？こちら（崖側）にもコースがあったんですかね？

長い長い階段を降ります．

森の中から出てきました．終点の三居沢です．近くには車数台分の駐車場と公衆トイレがありました．

近くに咲いている桜です．この三居沢は市内でも桜の名所の一つですね．

三居沢付近の広瀬川河畔の桜並木です．散策している人やランニングしている人がいました．

ソメイヨシノでしょうか？淡い色合いが綺麗です．

広瀬川の堤防にある道，遠くに見える橋は牛越橋です．河川敷はグラウンドになっていてサッカーをしている人たちがいました．

三居沢不動尊です．

不動明王さまの祠の裏には滝があります．

不動明王さまのいらっしゃる滝です．

三居沢不動明王さまの由来が書かれていました．

滝の下の窪地にはかなり浸食してしまった石像があります．これはどなたでしょうね？前バージョンの不動明王さまでしょうか？

滝壺の中央には不動明王さまの石像(黒色の)が鎮座していました．

三居沢には現役の日本最古クラスの水力発電所(水力発電の発祥地とされています．現在，東北電力の管理下)があります．この川(堀)は発電に利用した水が流れています．この三居沢は昔，仙台市の動物園があり，みさぱぱも幼少の頃に来園した記憶がかすかにあります．現在は交通公園や市バス交通局になっています．

太い幹から直接花が咲いています．

これは太い枝の根元から細枝に咲く桜です．

三居沢水力発電所は観光ルートの一つになっているため，観光バス「るーぷるばす」のルートになっています．でもこの日4/11から連休明けまでコロナ禍のため運行中止のようです．

亀岡八幡宮の一番最初の鳥居前です．桜が綺麗でした．

沢を越える橋の周りには桜が咲き乱れていました．

石段です．所々の箇所が石がずれてしまっています．この石段を上がると広場がありました．

さらにその先に石段があります．ちなみに石段は先ほどのを含めておよそ350段ほどあるそうです．

この辺りは桜が満開の時期なら綺麗でしょうね．

ここもボロボロ，非常に登りにくいです．

手水舎がありました．おや？水場の脇に鶴？の姿がありますね．

鶴だけだと思ったら亀もいました．鶴亀は縁起物だから置かれているのでしょう．ところで肝心の手水舎ですが，水がありませんでした．ここまで水と引くのは大変なのかも...でもちょっと興醒めかも (^^;)

最後の石段を登り切ると亀岡八幡宮本殿がありました．

近づいてみると，本殿は質素ながらも綺麗に管理されているようです．まずは妻と二人で参拝しました．私たちの後に数名の参拝者が来ました．

鶴岡八幡宮の境内左側にある小さな祠（高良玉垂神社）がありました．こちらにも参拝しました．後日調べてみたら海由来の神様のようです．

この後，石段を降りて地下鉄東西線の川内駅へ向かいました．川内駅から八木山動物公園駅まで5分程度乗り，下車後は歩いて自宅へ戻りました．

最後までご覧くださり，ありがとうございます．

この旅行記へのコメント （2）

• 吉備津彦さん 2020/07/11 12:22:13

  うつむいた　うすむらさきの　君が好き

  カタクリの可憐な花は私も大好きです。

  みさぱぱさん からの返信 2020/07/12 10:06:57

  RE: うつむいた　うすむらさきの　君が好き

  吉備津彦さん
  
  はじめましてこんにちは．みさぱぱです．
  メッセージをありがとうございます．
  
  > カタクリの可憐な花は私も大好きです。
  
  タイトルを見た一瞬？？と思ったのですが，俳句なんですね．