大阪市内の城跡を気ままにぶらり旅

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2020/04/29 - 2020/04/29

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極楽寺さんの東には恵美須神社が鎮座しています。

当時は境内も野田城の敷地であったそうです。
さほど大きな神社ではありませんでしたが、立派な拝殿です。
神社の境内には立派な蔵がいくつかあり、おそらく神社の宝物が奉納されていることでしょう。
野田駅に近い、地下鉄玉川駅の出口を出たあたりにも、野田城趾の石碑がありました。

室町末期に畿内を支配した三好家によって、砦が作られたと書いてあり、諸説があるようでした。

いずれにせよ野田城の遺構はほぼ残っていませんでした。
次は淀川を越えて、西淀川区の大和田城跡に行ってみます。

小学校の隣の大和田中央公園です。

城の遺構が何かあればと思いましたが、こちらも何も残っていませんでした。

市街地に埋もれた、城跡でした。
十三駅の北西にある、大手製薬会社の工場に来ました。

この地に堀城という城がありました。
製薬会社の工場の塀に、案内板がありました。

室町時代に細川家と三好家の戦いの場になったり、織田信長と三好三人衆の戦いの場になったりしたようです。

その際には将軍足利義昭公が入城したとのことでした。
近くの十三公園にその名残と伝わる巨木が残っていました。
この地は淀川の氾濫による水害がたびたび起こったとのことで、水防碑が建てられていました。

十三公園は近隣の親子連れや、年配の方々が将棋を楽しんでいました。

皆さまもくれぐれもご注意ください。
淀川を少し上って、柴島に来ました。

この地に残る、柴島城跡に行ってみます。

淀川沿いの、淀川ゴルフクラブです。
河川敷のショートコースのようで、リーズナブルな印象のコースです。
淀川から少し入った住宅街の中に、柴島城址の石碑がありました。
案内板がなく、由緒は分かりませんが、こちらも室町時代に細川家と三好家が戦った、江口の戦いの場になった城跡のようです。

狭い路地の住宅地となっており、城の遺構は何もありませんでした。
不動産会社の門があり、歴史的な雰囲気でしたが、柴島城とは関係は無さそうでした。
あまりにもマイナーな城を回りましたので、最後に大阪城に行ってみました。
内堀から天守閣を望みます。
ほんの４～５ヶ月前までは、多くのインバウンドの観光客で賑わっていましたが、今では全くのゼロとなっていて、コロナウイルスの影響により、日本人がわずかに観光に来ているのみです。

大阪城名所・史跡
非常に寂しい思いですが、今は世界中が同じ状況ですので、一刻も早い終息を望むのみです。

ミライザ大阪城も閉鎖されているようです。

陸軍の建物として造られましたが、今はレストランやお土産店が入る、歴史的な建造物です。

ミライザ大阪城名所・史跡
内堀です。

ここは水の無い空堀になっています。
大阪城内に鎮座する、豊国神社です。

豊國神社寺・神社・教会
豊臣秀吉公の像です。

早く賑やかな大阪城に戻って欲しいと、秀吉公も思っていることでしょう。

豊國神社寺・神社・教会
横矢掛り（よこやがかり）の石垣と広い外堀です。
本日は大阪市内に残るマイナーな城跡をメインに回ってみました。

本来は外出は自粛とご非難はもっともではありますが、人との接触を避けて、敢行いたしました。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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