岩泉線に乗る旅

2005/04/01 - 2005/04/03

コロナでどこにも出かけられないので、ずっと前に作成して非公開になっていた写真と旅行記を4トラ用に編集してみました。

2005年4月、当時19才の私は、友達と一緒に今は無き岩泉線に乗車しました。山田線ではキハ58の快速リアスに乗っていたり、今思えば贅沢な旅でした。

エリア 岩泉・龍泉洞(岩手)

東北新幹線の始発「やまびこ41号」で盛岡へ向かいます。

第2上野トンネルを抜けて地上に出て、朝焼けに染まる街並みを見ながら北に向います。

まだ雪が残ってますね。

第二北上川橋梁を渡ります。

岩手県に差し掛かっています。今日から４月なのに、雪が降っています。東北の春は、まだ先のようです。
この後、友達と合流して引っ越しの手伝いをしました。

翌日、午後から乗り鉄に行きます。
山田線は1日に6本しか無いんですね。

乗車するのは13時46分発、山田線の「快速リアス」です。

宮古側は盛岡色のキハ58で、

盛岡方は国鉄色のキハ58です。

快速リアスのサボです。

列車は山間へと入っていきます。
カーブの度に床下からギーギーと軋む音が聞こえます。

快速といっても駅自体が少ないため1時間以上も駅に停車しません。

当時は東北地方にゴロゴロ居たキハ58ですが、今思えば贅沢な旅をしていたんですね。

運転士の後ろでかぶりつきもしていました。
15年以上経った今でもやってる事は基本的に変わらないです。

太平洋側に近づくにつれて、雪が少なくなります。

茂市駅に到着です。ここで快速リアスを降ります。山間にエグゾーストを響かせ、紫煙を噴き上げながら発車していきました。

すぐに岩泉線の列車に乗り換えました。
岩手刈屋駅です。

秘境駅として有名な押角駅です。

押角駅 駅

列車は山奥へと入っていきます。

二升石駅です。

二升石駅 駅

終点の岩泉駅に到着しました。

旧岩泉駅 名所・史跡

乗車してきたのは赤鬼状態のキハ52です。

サボです。
この車両、ミャンマーで第２の人生を歩んでるそうです。

車止めまで行ってきました。

終点、岩泉駅に到着です。降りたのは我々２人を合わせて合計５人です。

折り返し時間は１時間です。駅前を散策して発車間際に列車に戻ると、駅事務所から運転士と車掌が出てきました。一緒に居た友達曰く、運転士とガラス越しに目が合い車掌に向かって〝また乗ってるよ〟と唇が動いたとか‥

岩泉駅です。

徐々に日が暮れてきました。浅内駅に到着です。

浅内駅 駅

茂市駅に戻ってくるとすっかり日が暮れてしまいました。

茂市駅 駅

なんか、いいムードが出てますね

茂市駅には国鉄色のキハ52も居ました。

う～ん、素晴らしいです。

盛岡へ戻る山田線の気動車が来ました。
行きに乗った列車が戻ってきました。こちらも、いいムードが出てますよね

車内では貸切状態でした。

区界駅でしばらく停車していたようです。
駅の外まで出ちゃってます。

区界駅 駅

いいフォルムです。

こんな事までしてたんですね。

翌日、帰りに少し寄り道をして北上線に乗りに行きました。

凍結した北上川を見ながら走ります。「川が凍るって、ロシアみたいだなぁ」って思ってました。

ほっとゆだ駅で温泉に入りました。

ほっとゆだ駅 駅

北上駅から新幹線で帰ります。

「はやて」の通過待ちをしていました。
今や「はやて」も絶滅危惧種ですね。

水沢江差駅を発車直後に急停車してしまいました。
ドアの異常を感知するセンサーが反応したそうです。１０分ほど停車して安全の確認を行いいました。

お昼に駅弁を購入しました。紐を引いて温かくなるタイプの弁当です。ズッシリ重くてボリュームあっていいなぁ

と思っていたら、ご飯の層は薄く、下の発熱体が重いだけだした。。

写真は那須塩原駅を通過中です。

今ならこの後も写真を撮ってますが、フォルダーを見ると、ここまでで終わってました。