2020/01/22 - 2020/01/22
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MAGOLさん
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2020年1月下旬、私はベルガモの街にいました。その後、ベルガモはコロナウイルスの震源地となりとても悲しいことが起きました。光がやさしいベルガモ。近い将来、きっと穏やかな日々を迎えられ、また旅行者を迎えてくれる日を願い、投稿しようと思いました。このブログを読んで行ってみたいと思ってくれたら嬉しいです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨夕、珍しくアリタリア航空で成田からの直行便でミラノに到着。ぐっすり寝れたので朝から元気。夕方の会食まで時間があるので、一度行こうと思っていたベルガモに散策に出かけました。ミラノ中央駅からは1時間に1本電車があり、駅前ホテルに泊まったので荷物を置いたまま隣町に行くような格好で電車に飛び乗りました。ちょっとギリの時間だったですが電車乗る前に、中央駅向かって右側のカフェでカプチーノとパニーニを買い電車の中で朝ご飯。一発でイタリアに来た~と実感。
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1時間以内の電車はものすごくローカル。素敵なデザインでもあるが新品で導入してから1回も掃除しないのかというぐらい汚い。それがイタリアの電車事情。長距離電車はきれいのだが・・・。その違いは何だろう。日本はどの電車もキレイですよね。
ベルガモの駅を出たら、そこはもうベルガモの情景がまっすぐ見えます。
駅降りた場所はチッタ・バッサ(低い街 新市街地) まっすぐ前に見える丘の場所はチッタ・アルタ(高い街 旧市街地)です。
もちろんまずは、チッタ・アルタ 丘の上の旧市街地に行きます。
駅出口を出てこの情景の右側を見るとキオスクがあります。ここでバス・後で乗るケーブルカーの1日券を買います。3・5€です。回数券とかややこしいので観光ならこのワンデイがマストです。 -
おすすめはA1路線バスに乗って丘の上までバスで登っちゃいます。20分くらいかな。この間、山をぐるぐる登っていく穏やかな道で景色が素晴らしい。実は先ほどの駅を出たまっすぐの道を20分ほど歩けば、チッタ・アルタ(高い街 旧市街)に行くケーブルカーの駅に到着します。そしてそのケーブカーに乗ってもチッタ・アルタに行けます。どっちがいいんだろうな。観光っぽいのは後者の方かな。最近、要領が良い選択をと仕事で体が蝕まれているのでこんな時こそ、回り道の旅選択だよね。
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到着しましたが、どこに行けば良いのか分かりません。でもドイツ人の観光客がたまたま歩いていたので聞いてみると、この邸宅の門をくぐると時計台があり、趣がある目抜き通りをまっすぐ行けば広場に到着と教えてもらった。何とも、邸宅の門(トンネル)をくぐってそこを抜ければそこは中世。千と千尋のような、雪国のような、そんな感覚がありとても楽しくなりました。目抜き通りと言っても、人気があまりなくひっそりとしていました。春節前の週だったので中国人も少なく、そもそもあまり来ないらしいが、もしかするとこの時にコロナの前兆がもうベルガモにあったかもしれませんね。今思うと・・・。
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目抜き通りを抜けるとヴェッキオ広場があり、サンタ・マリア・マッジョーレ教会があります。外壁がピンクの大理石がありとてもカラフルだけどしっとりもしている。派手だけど派手じゃない。それは飽きない主張。本当に素敵だ。12時から15時まではお昼休み。入館は無料で中は荘厳なフラスコや刺繍がある。自分はこんな俗されていない教会や寺が好きだ。
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先ほどの広場にある太陽カレンダー。このような遺跡を見ると昔の人、現代の人より賢いのではないのかと思える。きっと現代のように雑念がたくさん入る時代ではなかったので、頭が冴えていたのではないかと思うほど。
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さて広場から離れ、ガイドブックに載っていない情景を求めよう。ベルガモには似合わない、タコス屋さん。結構人気らしい。フライパンにのっているタコスが美味しく見える。30種類ほどある。
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人気のパン屋さん。香りがいい。麦の焼ける香りと、甘い香り。心休まる。
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さて、やっぱりもう一つ上の丘に行こうと思い、サン、ヴィジリオの丘へ。先ほどのバス停に戻り、反対側へ少し歩けば、今度は本当にトンネルがある。そこを抜けると右側に小さな、小さな駅があります。それは遊園地の乗り場のようです。懐かしい感覚。
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線路は1本、住宅と壁の間を抜けていく。その時の優しい光が印象的でした。人の温かい生活を感じる中にゴトゴト登っていく。観光客が来て良い場所なの?とも思える。
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5分ほどかな、丘の上に着いた。広がる旧市街地の景色。時間が止まったようだ。きっと変わらない景色が今にあるのだろう。1時間ほど動かずずっと見てた。
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たっぷり景色の中で時間をおけば、もう3時、おなか減ったなぁ。駅の真横に一軒のレストラン。軽くと思ったのですが、思いのほかランチが美味しそうでオーダーしてしまいました。トマトのガスパッチョに自家製クリームチーズ。クリームチーズがふわふわでスープを引き立てる味わい。初めての感覚で楽しい。
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ロンバルディア特にこの地域で食べられるラビオリ。中にアマレットクッキーが入っておりチーズ、パンチェッタのこってり生パスタ。何度か食べたことがあるんですがここは絶品。しかしこのパスタ、ローカルな人はあんまり食べないらしい。まぁ、観光客に人気というかおすすめする郷土料理のようなもの。
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牛肉の頬肉とポレンタ。さすがイタリア料理。ソースなどの組み合わせが楽しい。ランチについてくるワイン。赤ワイン、ヴァルポリチェッラを頂きました。フレッシュ感のある味わいに弾んじゃいます。こんなヴァルポリ初めてです。美味しい。ランチではなくコース料理だね。
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自家製ティラミス。お皿が自家製のクッキー。これが食感よく美味しい。エスプレッソ飲みたいが我慢。
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最後まで素敵な流れ。この小菓子がなかなかの粋で繊細な美味しさ。イタリアでカヌレは初めて。窓際に座っての1時間ほどのランチ。時間も味わいも贅沢だったなぁ。そして、四六時中右側の窓からの自然の光の強弱が癒される。
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今度、家族と来よう。マダムも優しい素敵な方でした。
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駅から見晴らし台に上がる途中のホテル、惹かれてしまい庭に入ると、こんなライトが。夜になると幻想的だよ。月の光、ドビュッシーもここベルガモで感じたかもしれない曲。ベルガモはずっとやさしい光りで迎えてくれました。リフレッシュ感ではなく、心が休まる、やさしくなる街です。こんな街はめったに出会うことができないのだろうと思った。
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