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名古屋にある荒子観音寺には1,250体あまりの円空仏が残されており、毎月第二土曜日午後に拝観できます。<br />円空は59歳のとき、全国で10万体を作り終えたと言われており、荒子観音寺の数多い円空仏は貴重なものです。<br /><br />名古屋市中心部にある市役所と県庁は、昭和初期の建築で、洋風建築に独特の和風様式を取り入れ、国の重要文化財になっています。<br />名古屋城から徳川園に至る東区の「白壁(しらかべ)・主税(ちから)・橦木(しゅもく)町並み保存地区」には、江戸から明治、大正へと続く名古屋の近代化の歩みを伝える多くの建物などの貴重な歴史遺産が残されています。<br />「文化のみち」と名付けられたこのエリアでは、建築遺産の保存・活用が進められています。<br />白壁周辺は江戸時代には中級・下級武士の武家屋敷が多く置かれ、明治時代にはその敷地を利用した陶磁器の絵付け工場なども立地。<br />大正から昭和初期にかけては企業家たちが邸宅を構えています。<br /><br />主税町を南北に横断する通りは、今の時期オオカンザクラでピンクに染まり「早咲き桜みち」と呼ばれています。<br /><br />出来町通に出ると道路の中央に島状の「白壁バス停」があります。<br />かつて名古屋市電「高岳線」が通っていたところで、路面電車の電停が現在の基幹バス停留所になっています。<br /><br />昼食は名古屋駅ホーム「(住よし)」で「天ぷらきしめん」、夕食は和食麺処「サガミ」で「みそ煮込みととんかつセット」をいただきます。<br /><br />なお、旅行記は下記資料を参考にしました。<br />・名古屋市「名古屋市公式マスコットキャラクター」「ご存じですか?八マーク」「早咲き桜みちまつり」「名古屋市役所本庁舎のご紹介」<br />・JRセントラルビル「JRセントラルタワーズ開業20周年企画について」<br />・荒子観音寺パンフレット<br />・朝日新聞「荒古観音寺の円空仏」、2008年2月20日<br />・名古屋市上下水道局「上下水道局のイメージキャラクター アメンボ」<br />・愛知の史跡めぐり「名古屋城外堀を歩く」<br />・東区を歩こう!「市政資料館の桜いろいろ」<br />・孫右衛門、郷愁小路「白壁・主悦町界隈の郷愁風景」:長屋風の建物<br />・名古屋市「文化のみち」パンフレット<br />・文化のみち二葉館HP<br />・icotto「名古屋のお屋敷町「文化のみち」で、大正・昭和のレトロ建築を楽しもう!」<br />・東区の町並み~文化のみち~HP<br />・金城学院HP<br />・きそ3号さんのブログ「名古屋市電高岳線2.清水口~大曽根」<br />・洋ちゃんのひとりごと「名古屋市東区長塀町の町名の由来等…現在、白壁一丁目」<br />・名古屋陶磁器会館HP<br />・ウィキペディア「はち丸」「文化のみち」「敷島製パン」「名古屋市営地下鉄」「名古屋市電高岳線」<br />

荒子観音円空仏と文化のみち~早咲き桜の白壁・主税・橦木町並み保存地区~(名古屋)

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2020/03/14 - 2020/03/14

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かっちん

かっちんさん

名古屋にある荒子観音寺には1,250体あまりの円空仏が残されており、毎月第二土曜日午後に拝観できます。
円空は59歳のとき、全国で10万体を作り終えたと言われており、荒子観音寺の数多い円空仏は貴重なものです。

名古屋市中心部にある市役所と県庁は、昭和初期の建築で、洋風建築に独特の和風様式を取り入れ、国の重要文化財になっています。
名古屋城から徳川園に至る東区の「白壁(しらかべ)・主税(ちから)・橦木(しゅもく)町並み保存地区」には、江戸から明治、大正へと続く名古屋の近代化の歩みを伝える多くの建物などの貴重な歴史遺産が残されています。
「文化のみち」と名付けられたこのエリアでは、建築遺産の保存・活用が進められています。
白壁周辺は江戸時代には中級・下級武士の武家屋敷が多く置かれ、明治時代にはその敷地を利用した陶磁器の絵付け工場なども立地。
大正から昭和初期にかけては企業家たちが邸宅を構えています。

主税町を南北に横断する通りは、今の時期オオカンザクラでピンクに染まり「早咲き桜みち」と呼ばれています。

出来町通に出ると道路の中央に島状の「白壁バス停」があります。
かつて名古屋市電「高岳線」が通っていたところで、路面電車の電停が現在の基幹バス停留所になっています。

昼食は名古屋駅ホーム「(住よし)」で「天ぷらきしめん」、夕食は和食麺処「サガミ」で「みそ煮込みととんかつセット」をいただきます。

なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・名古屋市「名古屋市公式マスコットキャラクター」「ご存じですか?八マーク」「早咲き桜みちまつり」「名古屋市役所本庁舎のご紹介」
・JRセントラルビル「JRセントラルタワーズ開業20周年企画について」
・荒子観音寺パンフレット
・朝日新聞「荒古観音寺の円空仏」、2008年2月20日
・名古屋市上下水道局「上下水道局のイメージキャラクター アメンボ」
・愛知の史跡めぐり「名古屋城外堀を歩く」
・東区を歩こう!「市政資料館の桜いろいろ」
・孫右衛門、郷愁小路「白壁・主悦町界隈の郷愁風景」:長屋風の建物
・名古屋市「文化のみち」パンフレット
・文化のみち二葉館HP
・icotto「名古屋のお屋敷町「文化のみち」で、大正・昭和のレトロ建築を楽しもう!」
・東区の町並み~文化のみち~HP
・金城学院HP
・きそ3号さんのブログ「名古屋市電高岳線2.清水口~大曽根」
・洋ちゃんのひとりごと「名古屋市東区長塀町の町名の由来等…現在、白壁一丁目」
・名古屋陶磁器会館HP
・ウィキペディア「はち丸」「文化のみち」「敷島製パン」「名古屋市営地下鉄」「名古屋市電高岳線」

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 「はち丸」くんのお出迎え(名古屋)<br /><br />2010年に名古屋開府400年祭マスコットとして誕生した「はち丸」くん。<br />生まれは名古屋開府と同じ1610年なので、なんと410歳。<br /><br />名古屋市の市章である「丸八印」の入った風呂敷包みをいつも担いだ殿様で、名古屋のあちこちを旅しています。<br />「丸八印」は尾張徳川家の合印です。(正式家紋は葵巴紋なので、略章というべきもの)<br />

    「はち丸」くんのお出迎え(名古屋)

    2010年に名古屋開府400年祭マスコットとして誕生した「はち丸」くん。
    生まれは名古屋開府と同じ1610年なので、なんと410歳。

    名古屋市の市章である「丸八印」の入った風呂敷包みをいつも担いだ殿様で、名古屋のあちこちを旅しています。
    「丸八印」は尾張徳川家の合印です。(正式家紋は葵巴紋なので、略章というべきもの)

  • 名代きしめん「住よし」(JR名古屋駅)<br /><br />中央線ホームにある「住よし」で昼食にします。<br />

    名代きしめん「住よし」(JR名古屋駅)

    中央線ホームにある「住よし」で昼食にします。

  • 揚げたての天ぷら(住よし)<br /><br />天ぷらは注文してから揚げるので、熱々のものが食べられます。<br />

    揚げたての天ぷら(住よし)

    天ぷらは注文してから揚げるので、熱々のものが食べられます。

  • 季節限定「春きしめん」(住よし)<br /><br />旬のタラの芽と姫竹を載せた「春きしめん」をいただきます。<br /><br />駅の中で手軽に食べられる人気の「きしめん屋」さんです。<br />

    季節限定「春きしめん」(住よし)

    旬のタラの芽と姫竹を載せた「春きしめん」をいただきます。

    駅の中で手軽に食べられる人気の「きしめん屋」さんです。

  • JRセントラルタワーズ開業20周年(名古屋駅前)<br /><br />JRゲートタワー1階イベントスペースに、緑の芝生の上を咲き誇る花々と宙を舞う蝶々が「感謝」と「お祝い」の気持ちで飾られています。<br />

    JRセントラルタワーズ開業20周年(名古屋駅前)

    JRゲートタワー1階イベントスペースに、緑の芝生の上を咲き誇る花々と宙を舞う蝶々が「感謝」と「お祝い」の気持ちで飾られています。

  • 名古屋市営地下鉄の路線図(地下鉄名古屋駅)<br /><br />これから訪ねる「荒子観音寺」は東山線高畑駅、歴史ある建物と「文化のみち」は名城線市役所駅が最寄り駅です。<br /><br />帰りは桜通線高岳駅から地下鉄で名城線大曽根駅へ向かい、中央線に乗り換えて今晩の宿のある多治見へ向かいます。<br />

    名古屋市営地下鉄の路線図(地下鉄名古屋駅)

    これから訪ねる「荒子観音寺」は東山線高畑駅、歴史ある建物と「文化のみち」は名城線市役所駅が最寄り駅です。

    帰りは桜通線高岳駅から地下鉄で名城線大曽根駅へ向かい、中央線に乗り換えて今晩の宿のある多治見へ向かいます。

  • 「ドニチエコ」きっぷ(地下鉄)<br /><br />土日・休日にバス・地下鉄全線に乗れる一日乗車券(\620)を利用します。<br /><br />平日だと\870なので3割もお得です。<br />

    「ドニチエコ」きっぷ(地下鉄)

    土日・休日にバス・地下鉄全線に乗れる一日乗車券(\620)を利用します。

    平日だと\870なので3割もお得です。

  • 高畑駅周辺の地図<br /><br />名古屋駅から地下鉄東山線で高畑(たかばた)駅に到着。<br /><br />ここから「荒子観音寺」までは徒歩約7分。<br /><br />また、名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)「荒子駅」から行くこともできます。<br />

    高畑駅周辺の地図

    名古屋駅から地下鉄東山線で高畑(たかばた)駅に到着。

    ここから「荒子観音寺」までは徒歩約7分。

    また、名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)「荒子駅」から行くこともできます。

  • カエ ルンルン(通りの個人宅前)<br /><br />ドコモの宣伝をしているようなカエルの置物。<br />

    カエ ルンルン(通りの個人宅前)

    ドコモの宣伝をしているようなカエルの置物。

  • 荒子観音に到着<br />

    荒子観音に到着

  • 仁王門と多宝塔(荒子観音寺)<br /><br />仁王門の中に3mを超える二体の仁王像(円空作)が納められています。<br /><br />多宝塔は天文5年(1536)に再建され、名古屋市内で最も古い木造建造物で、国指定重要文化財となっています。<br />

    仁王門と多宝塔(荒子観音寺)

    仁王門の中に3mを超える二体の仁王像(円空作)が納められています。

    多宝塔は天文5年(1536)に再建され、名古屋市内で最も古い木造建造物で、国指定重要文化財となっています。

  • 円空仏の阿像(仁王門)<br /><br />当時(1680年前後)、観音寺の敷地内には蓮池という池があり、そこに檜の大木を浮かばせながら仁王像を彫り、その木片を使って大小の木像を彫ったとされています。<br />

    円空仏の阿像(仁王門)

    当時(1680年前後)、観音寺の敷地内には蓮池という池があり、そこに檜の大木を浮かばせながら仁王像を彫り、その木片を使って大小の木像を彫ったとされています。

  • 円空仏の吽像(仁王門)<br /><br />胸骨や顔の表情がリアルです。<br />

    円空仏の吽像(仁王門)

    胸骨や顔の表情がリアルです。

  • 本坊の山門(荒子観音寺)<br /><br />本坊に円空仏が保存されており、毎月第二土曜日午後に拝観できます。<br />

    本坊の山門(荒子観音寺)

    本坊に円空仏が保存されており、毎月第二土曜日午後に拝観できます。

  • 円空仏(荒子観音寺)<br /><br />写真撮影禁止でしたので、朝日新聞の記事を紹介。<br /><br />先々代の住職が、昭和47年(1972)に多宝塔で、ほこりまみれの箱を見つけ、その中にヒノキのにおう素朴な小像が詰め込まれていました。<br />これが1,250体あまりの円空仏です。<br /><br />円空が彫った像は、仏の本質である「さとり」と「すくい」の両面を備えています。<br />円空独自の造形美と巧みなノミさばきが見事な木造を彫りあげます。<br />

    円空仏(荒子観音寺)

    写真撮影禁止でしたので、朝日新聞の記事を紹介。

    先々代の住職が、昭和47年(1972)に多宝塔で、ほこりまみれの箱を見つけ、その中にヒノキのにおう素朴な小像が詰め込まれていました。
    これが1,250体あまりの円空仏です。

    円空が彫った像は、仏の本質である「さとり」と「すくい」の両面を備えています。
    円空独自の造形美と巧みなノミさばきが見事な木造を彫りあげます。

  • あちゃ~(荒子観音寺)<br /><br />地蔵尊の四角に置かれている石仏のひとつ。<br />

    あちゃ~(荒子観音寺)

    地蔵尊の四角に置かれている石仏のひとつ。

  • 春のホトケノザ(道端)<br /><br />荒子観音寺をあとにし、高畑駅へ帰る途中で発見。<br />

    春のホトケノザ(道端)

    荒子観音寺をあとにし、高畑駅へ帰る途中で発見。

  • 東山線と地下鉄シンボルマーク(高畑駅)<br /><br />地下鉄シンボルマークは、名古屋市の市章である「○の中に八」を基に、トンネルの中を通る線路に見えるようにした画家杉本健吉氏のデザインです。<br />

    東山線と地下鉄シンボルマーク(高畑駅)

    地下鉄シンボルマークは、名古屋市の市章である「○の中に八」を基に、トンネルの中を通る線路に見えるようにした画家杉本健吉氏のデザインです。

  • 名古屋市役所周辺の地図<br /><br />高畑駅から乗った地下鉄は途中栄駅で名城線に乗り換え、市役所駅で降ります。<br /><br />これから、洋風建築の市役所・県庁・市政資料館(旧控訴院)、古い町並みの残る主税町(ちからまち)を散策します。<br />

    名古屋市役所周辺の地図

    高畑駅から乗った地下鉄は途中栄駅で名城線に乗り換え、市役所駅で降ります。

    これから、洋風建築の市役所・県庁・市政資料館(旧控訴院)、古い町並みの残る主税町(ちからまち)を散策します。

  • デザインマンホール(市役所)<br /><br />中央に描かれているのは名古屋市下水道のイメージキャラクター「アメンボ」。<br /><br />「アメンボ」は水のあるところへ素早く飛んでいき、また渓流など流れのある水域にも生息するため、水道・下水道のイメージにもぴったりです。<br />

    デザインマンホール(市役所)

    中央に描かれているのは名古屋市下水道のイメージキャラクター「アメンボ」。

    「アメンボ」は水のあるところへ素早く飛んでいき、また渓流など流れのある水域にも生息するため、水道・下水道のイメージにもぴったりです。

  • 名古屋市役所 本庁舎<br /><br />昭和8年(1933)に竣工した、近代的なビルに和風の瓦屋根を載せた外観が特徴。<br /><br />建物中央に高さ53.5mの時計塔がそびえています。<br /><br />当時の市庁舎としては突出した規模を誇り、特産のタイルを駆使して壁面で独創的な意匠を創り出すとともに、内部では伝統的な意匠を巧みに織り交ぜています。<br /><br />西洋的な建築様式に日本的な要素を取り入れた昭和初期の記念的庁舎建築として高く評価され、国の重要文化財に指定されています。<br />

    名古屋市役所 本庁舎

    昭和8年(1933)に竣工した、近代的なビルに和風の瓦屋根を載せた外観が特徴。

    建物中央に高さ53.5mの時計塔がそびえています。

    当時の市庁舎としては突出した規模を誇り、特産のタイルを駆使して壁面で独創的な意匠を創り出すとともに、内部では伝統的な意匠を巧みに織り交ぜています。

    西洋的な建築様式に日本的な要素を取り入れた昭和初期の記念的庁舎建築として高く評価され、国の重要文化財に指定されています。

  • 時計塔(市庁舎)<br /><br />二層の屋根に配した塔の頂上には、四方にらみの鯱を載せ、名古屋城との調和を図った意匠となっています。<br />

    時計塔(市庁舎)

    二層の屋根に配した塔の頂上には、四方にらみの鯱を載せ、名古屋城との調和を図った意匠となっています。

  • 愛知県庁 本庁舎<br /><br />名古屋市役所本庁舎の隣には、昭和13年(1938)に竣工した愛知県庁本庁舎が建っています。<br /><br />洋風建築に城郭風の銅板屋根を載せた特徴ある外観で、昭和前期に流行した日本趣味建築の代表作です。<br /><br />国の重要文化財に指定されています。<br />

    愛知県庁 本庁舎

    名古屋市役所本庁舎の隣には、昭和13年(1938)に竣工した愛知県庁本庁舎が建っています。

    洋風建築に城郭風の銅板屋根を載せた特徴ある外観で、昭和前期に流行した日本趣味建築の代表作です。

    国の重要文化財に指定されています。

  • 名古屋城東門のあたり(清水橋)<br />

    名古屋城東門のあたり(清水橋)

  • 名古屋城の空堀(清水橋)<br />

    名古屋城の空堀(清水橋)

  • 名古屋市の消火栓(清水橋)<br /><br />名古屋城と鯱、名古屋市の市章等がデザインされています。<br />

    名古屋市の消火栓(清水橋)

    名古屋城と鯱、名古屋市の市章等がデザインされています。

  • レンガ造りの「名古屋市 市政資料館」(白壁1丁目)<br /><br />大正11年(1922)に建てられたネオ・バロック様式のレンガ造りの建物です。<br /><br />以前は旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎でした。<br />

    イチオシ

    レンガ造りの「名古屋市 市政資料館」(白壁1丁目)

    大正11年(1922)に建てられたネオ・バロック様式のレンガ造りの建物です。

    以前は旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎でした。

  • 咲き誇る桜とレンガ造りの建物(市政資料館)<br /><br />オオカンザクラです。<br />

    咲き誇る桜とレンガ造りの建物(市政資料館)

    オオカンザクラです。

  • 可憐なオオカンザクラ(市政資料館)<br />

    可憐なオオカンザクラ(市政資料館)

  • 長屋風の建物(東外堀町)<br /><br />市政資料館の前に長屋風の建物があり、いくつかの司法書士事務所が入っています。<br />

    長屋風の建物(東外堀町)

    市政資料館の前に長屋風の建物があり、いくつかの司法書士事務所が入っています。

  • 格子をはめた町家(白壁1丁目)<br /><br />市政資料館の東側にある個人宅。<br />

    格子をはめた町家(白壁1丁目)

    市政資料館の東側にある個人宅。

  • 緑の草と調和するネコたち(白壁1丁目)<br /><br />ちょっと警戒しているかな・・・<br />

    イチオシ

    緑の草と調和するネコたち(白壁1丁目)

    ちょっと警戒しているかな・・・

  • コブシの花(白壁2丁目)<br />

    コブシの花(白壁2丁目)

  • 「主税町3」標識<br /><br />主税町を「ちからまち」と読みます。<br />

    「主税町3」標識

    主税町を「ちからまち」と読みます。

  • 「文化のみち」散策マップ(白壁3丁目)<br /><br />市政資料館の東側に、名古屋の近代化の歩みを伝える「白壁・主税・橦木町並み保存地区」があります。<br /><br />では、保存地区とその周辺を歩きます。<br />

    「文化のみち」散策マップ(白壁3丁目)

    市政資料館の東側に、名古屋の近代化の歩みを伝える「白壁・主税・橦木町並み保存地区」があります。

    では、保存地区とその周辺を歩きます。

  • シックな「カトリック主税町教会」(白壁3丁目)<br /><br />礼拝堂は明治37年(1904)建築。真っ白な外壁とゆるやかなカーブの屋根、3連アーチのポーチがお洒落。<br /><br />隣の鐘楼(復元)には、1890年にフランスのマルセイユ製の鐘が置かれて今も鳴り響いています。<br /><br />なお、敷地内に国の登録有形文化財に指定された「信者会館」、外国人専用住居として建てられた本格的な洋風建築の「司祭館」があるのですが、休館でした。<br />

    シックな「カトリック主税町教会」(白壁3丁目)

    礼拝堂は明治37年(1904)建築。真っ白な外壁とゆるやかなカーブの屋根、3連アーチのポーチがお洒落。

    隣の鐘楼(復元)には、1890年にフランスのマルセイユ製の鐘が置かれて今も鳴り響いています。

    なお、敷地内に国の登録有形文化財に指定された「信者会館」、外国人専用住居として建てられた本格的な洋風建築の「司祭館」があるのですが、休館でした。

  • 新旧の歴史が混在する「主税町筋」(白壁3丁目)<br /><br />主税町教会のレンガ塀(右側)は国の登録有形文化財に指定されています。<br />

    新旧の歴史が混在する「主税町筋」(白壁3丁目)

    主税町教会のレンガ塀(右側)は国の登録有形文化財に指定されています。

  • 料亭「香楽」(主税町筋)<br /><br />江戸時代の武家屋敷の佇まいを思わせる老舗料亭です。<br />

    料亭「香楽」(主税町筋)

    江戸時代の武家屋敷の佇まいを思わせる老舗料亭です。

  • 旧春田鉄次郎邸(主税町筋)<br /><br />陶磁器の輸出貿易商でニューヨークなど海外にも多くの支店をもった鉄次郎の自邸です。<br /><br />現在、創作フレンチレストラン「デュボネ」として営業中。<br />

    旧春田鉄次郎邸(主税町筋)

    陶磁器の輸出貿易商でニューヨークなど海外にも多くの支店をもった鉄次郎の自邸です。

    現在、創作フレンチレストラン「デュボネ」として営業中。

  • 旧春田鉄次郎邸(主税町筋)<br /><br />大正13年(1924)頃に建てられた洋風建築と和風建築の良いところを合わせた邸宅です。<br /><br />休館のため、門から撮影しています。<br />

    旧春田鉄次郎邸(主税町筋)

    大正13年(1924)頃に建てられた洋風建築と和風建築の良いところを合わせた邸宅です。

    休館のため、門から撮影しています。

  • 旧豊田佐助邸(主税町筋)<br /><br />大正時代に建てられた白いタイル貼りの洋館と広い間取りの和館で構成されています。<br /><br />豊田佐助は、兄の発明王・豊田佐吉を支えた実業家です。<br /><br />こちらも休館中です。<br />

    旧豊田佐助邸(主税町筋)

    大正時代に建てられた白いタイル貼りの洋館と広い間取りの和館で構成されています。

    豊田佐助は、兄の発明王・豊田佐吉を支えた実業家です。

    こちらも休館中です。

  • お屋敷の土蔵(主税町筋)<br /><br />旧豊田佐助邸の向かいにある土蔵。

    お屋敷の土蔵(主税町筋)

    旧豊田佐助邸の向かいにある土蔵。

  • 重厚な趣の蔵(主税町筋)<br /><br />銅板貼りの蔵が庭の奥に佇んでいます<br />

    イチオシ

    重厚な趣の蔵(主税町筋)

    銅板貼りの蔵が庭の奥に佇んでいます

  • 主税町長屋門(主税町4丁目)<br /><br />名古屋城下に当時の位置のまま残る唯一の武家屋敷長屋門です。<br />

    主税町長屋門(主税町4丁目)

    名古屋城下に当時の位置のまま残る唯一の武家屋敷長屋門です。

  • ピンクに染まる「早咲き桜みち」<br /><br />オオカンザクラの並木道です。<br /><br />昭和30年代に、この地にあった芸能組合の人たちが植えたのが始まり。<br /><br />名古屋で最も早く咲くので「早咲き桜みち」と名付けられました。<br />

    ピンクに染まる「早咲き桜みち」

    オオカンザクラの並木道です。

    昭和30年代に、この地にあった芸能組合の人たちが植えたのが始まり。

    名古屋で最も早く咲くので「早咲き桜みち」と名付けられました。

  • 天までのびる「ムクの木」(早咲き桜みち)<br /><br />主税町駐車場に佇む保存樹です。<br />

    天までのびる「ムクの木」(早咲き桜みち)

    主税町駐車場に佇む保存樹です。

  • 赤いトンガリ屋根の「二葉館」(早咲き桜みち)<br /><br />二葉館(ふたばかん)は、大正9年頃に建てられた洋風邸宅を移築・復元したものです。<br /><br />所有者は、日本初の女優だった川上貞奴と、そのパートナーの電力王・福沢桃介。<br /><br />当時、福沢桃介が名古屋の電力事業にかかわっていたため、この建物には日本有数の財界人が集まりました。<br /><br />こちらも休館中です。<br />

    イチオシ

    赤いトンガリ屋根の「二葉館」(早咲き桜みち)

    二葉館(ふたばかん)は、大正9年頃に建てられた洋風邸宅を移築・復元したものです。

    所有者は、日本初の女優だった川上貞奴と、そのパートナーの電力王・福沢桃介。

    当時、福沢桃介が名古屋の電力事業にかかわっていたため、この建物には日本有数の財界人が集まりました。

    こちらも休館中です。

  • 「金城学院」の美しい建物(白壁町筋)<br /><br />明治22年(1889)この地方3番目の女学校として創設された「金城学院(きんじょうがくいん)」。<br /><br />昭和11年(1936)に建てられた榮光館(講堂)は、スペイン瓦に清楚な白壁と縦長のアーチ窓が並ぶ美しい建物です。<br /><br />国の登録有形文化財です。<br />

    「金城学院」の美しい建物(白壁町筋)

    明治22年(1889)この地方3番目の女学校として創設された「金城学院(きんじょうがくいん)」。

    昭和11年(1936)に建てられた榮光館(講堂)は、スペイン瓦に清楚な白壁と縦長のアーチ窓が並ぶ美しい建物です。

    国の登録有形文化財です。

  • 花付きのいい真っ赤なツバキ(金城学院前)<br />

    花付きのいい真っ赤なツバキ(金城学院前)

  • 桜並木のバス停(早咲き桜みち)<br />

    イチオシ

    桜並木のバス停(早咲き桜みち)

  • 敷島製パンの本社テクノコア(白壁5丁目)<br /><br />「Pasco」のブランド名でも知られている敷島製パンの本社があります。<br /><br />建物の壁に描かれているのは「あんパン」かな・・・<br />

    敷島製パンの本社テクノコア(白壁5丁目)

    「Pasco」のブランド名でも知られている敷島製パンの本社があります。

    建物の壁に描かれているのは「あんパン」かな・・・

  • 路面電車の電停のような「白壁バス停」(出来町通)<br /><br />出来町通の道路中央に設置された「白壁バス停」は、名古屋市営バスと名鉄バスが運行する基幹バスのバスレーン上にあります。<br /><br />ここは昭和42年(1967)まで名古屋市電高岳線の「長塀町(ながへいちょう)五丁目」停留場でした。<br />長塀町は江戸期以来の町名で、白壁町の北に平行する東西の町でした。<br /><br />当時の路面電車の電停を、現在のバス停として利用しています。<br />

    路面電車の電停のような「白壁バス停」(出来町通)

    出来町通の道路中央に設置された「白壁バス停」は、名古屋市営バスと名鉄バスが運行する基幹バスのバスレーン上にあります。

    ここは昭和42年(1967)まで名古屋市電高岳線の「長塀町(ながへいちょう)五丁目」停留場でした。
    長塀町は江戸期以来の町名で、白壁町の北に平行する東西の町でした。

    当時の路面電車の電停を、現在のバス停として利用しています。

  • 隣の「赤塚白壁バス停」(出来町通)<br /><br />ここにかつて路面電車の「赤塚停留場」がありました。<br />

    イチオシ

    隣の「赤塚白壁バス停」(出来町通)

    ここにかつて路面電車の「赤塚停留場」がありました。

  • 昭和レトロな「名古屋陶磁器会館」(徳川1丁目)<br /><br />昭和7年(1932)名古屋陶磁器貿易商工同業組合の事務所として建てられた「名古屋陶磁器会館」。<br /><br />鉄筋コンクリート3階建て、スクラッチタイル張りの外壁のビルは、当時ほとんど平屋の木造家屋が並ぶ辺りを圧する威容でした。<br /><br />かつては、名古屋陶磁器会館の周辺にはたくさんの絵付工場や貿易商社が集まり、日本から海外へ輸出される陶磁器の7~8割がこの狭い地域で絵付けされていました。<br />名古屋陶磁器会館は、そうした陶磁器絵付業の中心拠点でした。<br />国の登録有形文化財です。

    昭和レトロな「名古屋陶磁器会館」(徳川1丁目)

    昭和7年(1932)名古屋陶磁器貿易商工同業組合の事務所として建てられた「名古屋陶磁器会館」。

    鉄筋コンクリート3階建て、スクラッチタイル張りの外壁のビルは、当時ほとんど平屋の木造家屋が並ぶ辺りを圧する威容でした。

    かつては、名古屋陶磁器会館の周辺にはたくさんの絵付工場や貿易商社が集まり、日本から海外へ輸出される陶磁器の7~8割がこの狭い地域で絵付けされていました。
    名古屋陶磁器会館は、そうした陶磁器絵付業の中心拠点でした。
    国の登録有形文化財です。

  • 美しいステンドグラスの玄関(陶磁器会館)<br /><br />現在は建築家やデザイナーのオフィスとして、映画やドラマ、ファッション雑誌の撮影場所として活用されています。<br />

    美しいステンドグラスの玄関(陶磁器会館)

    現在は建築家やデザイナーのオフィスとして、映画やドラマ、ファッション雑誌の撮影場所として活用されています。

  • 1階の展示室(陶磁器会館)<br /><br />戦前から戦後にかけて名古屋で上絵付加工され、世界を魅了した、輸出用陶磁器作品の数々を収集し、1階の展示室にて一般公開しています。<br /><br />こちらも休館中です。<br />

    1階の展示室(陶磁器会館)

    戦前から戦後にかけて名古屋で上絵付加工され、世界を魅了した、輸出用陶磁器作品の数々を収集し、1階の展示室にて一般公開しています。

    こちらも休館中です。

  • 地下鉄桜通線高岳駅(たかおかえき)<br /><br />帰りはここから地下鉄に乗り大曽根駅へ向かいます。<br /><br />水色の改札機は磁気券・IC兼用機、黄色の改札機はIC専用機で、T社製です。<br />

    地下鉄桜通線高岳駅(たかおかえき)

    帰りはここから地下鉄に乗り大曽根駅へ向かいます。

    水色の改札機は磁気券・IC兼用機、黄色の改札機はIC専用機で、T社製です。

  • 地下鉄ホームの壁画「人間讃歌」(久屋大通駅)<br /><br />久屋大通駅で乗り換えた名城線ホームにダイナミックな絵が描かれています。<br /><br />この後、大曽根駅から中央線に乗り多治見駅へ向かいます。<br />

    地下鉄ホームの壁画「人間讃歌」(久屋大通駅)

    久屋大通駅で乗り換えた名城線ホームにダイナミックな絵が描かれています。

    この後、大曽根駅から中央線に乗り多治見駅へ向かいます。

  • 夕食は和食麺処「サガミ」(多治見)<br /><br />名古屋名物の「みそ煮込みととんかつセット」をいただきます。<br /><br />ボリュームがありすぎ満腹。<br />

    夕食は和食麺処「サガミ」(多治見)

    名古屋名物の「みそ煮込みととんかつセット」をいただきます。

    ボリュームがありすぎ満腹。

  • 今晩の宿「ルートイン多治見」<br /><br />武将ポンタがお出迎えしてくれます。<br /><br />今日は名古屋の江戸から明治、大正へと続く名古屋の近代化の歩みを建物を通して学ぶことができました。<br />

    今晩の宿「ルートイン多治見」

    武将ポンタがお出迎えしてくれます。

    今日は名古屋の江戸から明治、大正へと続く名古屋の近代化の歩みを建物を通して学ぶことができました。

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