2019/09/09 - 2019/09/10
1241位(同エリア3178件中)
おなつさん
16数年前に行った仙台、あの時はフェリーだった。復興応援旅行に行かねばと思いながらなかなか行けず、お待たせ!やっと機会ができた。今回は飛行機だよ。
9:30 新千歳空港からピーチで仙台空港へ。この日台風15号が千葉県に上陸し、機内で「着陸できなければ新潟に行く」とアナウンスがあった。新潟?そりゃ困るなぁ…と、後ろに居た青年らが「じゃ新幹線で戻って―」と話してるのを聞いて、そうか私もそうするかと気持ちを切り替えたが、無事に仙台空港に着陸した。
↑夜・飲み屋街を散策してたらポンプとアートなタイルの流し台発見
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JRローカル 徒歩 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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本塩釜から、かつて松尾芭蕉が船で松島入りした時のルートで遊覧船で行こうかと考えていたが、時間的にお目当ての牡蠣食べ放題に間に合わなそうなので、電車で仙台乗換え後真っすぐ松島へGO―と思ったら、東塩釜が終点だった。 乗換えを待つ間、思いがけず石ノ森章太郎キャララッピング車両と出会った。乗換え間違えてラッキー!
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12時半 松島海岸駅下車、チェックしていた牡蠣の店へ急げーと歩き出したら駅前の小さな店に「牡蠣食べ放題」の文字が。お?いいんでないかい。¥999で1人だと+¥500+ドリンク1杯オーダー必須、それでも他より安い。七輪で砂時計の砂が落ちたらひっくり返しまた砂が落ちるまで焼き、食べる。「カキ食べほ 殻に手こずり 元取れず」美味!
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遊覧船に乗るぞ。でも海が荒れて通常より短縮コース。雨も激しく「ああ松島や~」と詠むような絶景は拝めなかった。仕方ないね。室内だとガラスの雨粒でよく見えないから甲板の屋根のある所に出る。ぼやぼやしてると吹っ飛ばされそうなくらい揺れて、遊覧というより軽めの絶叫マシーンのようだ。ってか「船酔いも 台風よりも 下痢心配」(さっき大食いしたので)
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大型台風で大半の店も臨時休業。土砂降りだけど観るっきゃない!雨粒の地面からの跳ね返りが凄い。できるだけズボンをまくり上げ “瑞巌寺” へ向かう。前に来た時はここで生まれて初めて杉の木を見たっけな~ ってか誰も居ないぞ。
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“雨打たれ 瑞巌の庭 緑濃し”~なんて余裕かましてるけど傘を差してもずぶ濡れ…
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“円通院” 薔薇寺の愛称があるそうだが時期柄バラはあまり無かった。今は苔寺として親しまれているとか。
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“瑞巌寺洞窟遺跡群” 松島を形成している第三紀凝灰岩層を掘った洞窟と供養塔。遺跡というから古代のかなと思ったら一番古いもので1636年、主に江戸期に掘られたそう。
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帰るころになってようやく雨が上がった。
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“松島海岸駅” 岩の地形を生かしてホームが高くなってるんだね。
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交番が和風! そろそろ仙石線で仙台へ移動。
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17時半 仙台駅に着いて宿へ向かう。長く続くアーケード街が初心者にも歩きやすい。おっ楽天イーグルスのデカユニフォームだ。
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チェックインして繁華街散策。牛タン定食、うまいっちゃ!
「名物は 牡蠣と牛タン 急階段」仙台の階段の角度が所々急でないかい?と思ったが実際どうなんだべ? -
未来感のあるカプセルホテル “ナインアワーズ”。「ハイセンス 過ぎてビビるよ 今日の宿」
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2日目。徒歩で “晩翠草堂”。荒城の月の作詞者“土井晩翠”が住んだ家。開館前だったので外側だけ観た。
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見所を巡回するバス “るーぷる仙台” で “瑞鳳殿”へ。
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外国のテレビ撮影隊が来ていた。
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伊達政宗公などの霊屋がある。昭和20年、戦災で焼失したが後に再建された。これは二代藩主・忠宗公の “感仙殿”。
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るーぷるバスはレトロ調。次は “青葉城“ こと “仙台城”跡。
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はい、定番の “伊達政宗像”! 「伊達な空 台風一過の はぐれ雲」
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“昭忠碑” 西南戦争・日清戦争等の戦没者慰霊碑。 この鳶(とび)は塔の上にあったのが北日本大震災の時に落下し、以来この位置に飾られているんだと。「戦いと 災害悼み 低く飛ぶ」
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この広瀬川流れる仙台平野を政宗公も見下ろしたんだな。
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笹かまぼこの顔ハメパネル(自撮り)…
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“VRゴー“ というのに参加。私の他に3人でガイドさんに付いて城跡を歩きながら要所要所でこのゴーグルを覗く。すると目の前に在りし日の建物や風景が現れるのだ。面白い!
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“青葉城展示資料館” 詰の門と東西脇櫓。ハイビジョンシアターもあるぞ。
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VRゴーではここに本丸孔が建ってた。「科学術 今甦る 青葉城」
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城の醍醐味は石垣だべさ。
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バスで “大崎八幡宮” へ。 あえて地味な社も好き。
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国宝の御社殿があるが、修復かイベントかで覆われていた。 るーぷるバスを使い倒したいがタイムリミット、この後駅へ。
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最後に駅ビルSPALで牛タンシチューを食べる。偶然この日は牛タンの日で、次回使えるクーポン券をくれた。いつか使いに来るぞ! 仙台空港鉄道で空港へ。「海沿いに 街の記憶の 跡も無し」
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17:15のピーチだが出発が遅れて待っていると「札幌行きのお客様はお急ぎください」とアナウンスが。えっ!搭乗口違った?と慌てて走り搭乗券をピッとやると「見せてください―違う便ですね」とあしらわれた。ほぼ同時刻のJAL様の登場口だった…って紛らわしいわっ!?
↑空港の展望台から。この辺りが震災の時に津波に覆われるのをテレビで見た。もっと沢山の建物がかつては建っていたのだ。被災した方の心の傷が少しでも早く癒される事を陰ながら祈っています。 終わり
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