豊岡のオーベルジュでランチ

2020/03/28 - 2020/03/28

湯村温泉の帰り、豊岡のオーベルジュでランチ。
豊岡は鞄とお菓子の街だと知り、帰りにお菓子を買い、鞄ストリートを通りました。
期待していなかった面白いことがいくつかあり楽しめました。

エリア 豊岡(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

湯村温泉の旅館を出た後は、時間があったので、余部鉄橋に行きました。以前一度行ったことがあります。日本海が見えました。風が強く海が荒れていました。湯村温泉の旅館を出た後は、時間があったので、余部鉄橋に行きました。日本海が見えました。この日も風が強く海が荒れていました。

山陰本線の未開通部分の浜坂～香住の工事は難航していましたが、明治45年に開通。難工事の末のことでした。
1986年の鉄橋陥落事故は私も記憶があります。強風にあおられ列車が陥落したのですが、回送列車だったのが不幸中の幸いながらも橋梁の真下にあった水産工場の人など6名の死者のほかにけが人も出しました。
現在はコンクリート橋になっていますが、この工事も難航したようです。
今は、旧橋梁を生かした空の駅ができ観光客を集めているようです。

次は香住に向かいました。
夕食に蟹弁当を食べたいと買いに行ったのですが、魚屋によっても蟹弁当を売るところはないと言われました。蟹やのどぐろの干物などがありました。

香住の後は豊岡に行き、駅のキオスクへ。無事蟹弁当をゲット。


帰って食べたから食べたのは豊岡駅のキオスクで買った蟹弁当。味が少し違うと言われたので2種類買ってきました。一つは浜坂の駅弁でこれは今は神戸の淡路屋が作っているらしい。確かに味が少し違いました。私は香住の方が好きだったか・・。

ランチを予約していたオーベルジュ豊岡のレストランへ。宿泊もできます。

元は兵庫縣農工銀行豊岡支店だったレトロな建物で応接室だったという小部屋に案内されました。1925年の北丹大震災の震災復興建築として建てられた建物で登録有形文化財になっています。2015年にオーベルジュになったみたい。

隣の部屋にもお客さんがいましたが後は給仕してくれる若い女性だけでした。

朝しっかり食べたので、メインが一品という軽い方のランチのコース。肉か魚を選びます。

前菜は、蛍烏賊と新玉葱のクレームダンジュ仕立て。

次は、春キャベツと貝のポタージュ。

メインは、私は仔羊のガレット春野菜のナバラン風。夫はプラス料金を払って牛のほほ肉の煮込み。仔羊のガレットは初めてのものでした。春巻きの皮で巻いて形を整えてあるみたいでした。

デザートはコウノトリ米の香ばしいクリームブリュレ。

小菓子と飲み物がついていました。

入った時にもらったパンフレットにお菓子と鞄の街と書かれていました。
給仕してくれた女性にお菓子のことを尋ねるとお菓子がお好きなようで、近くのちょっと変わったどら焼きの店からこの辺りで人気のお菓子屋さんまでいろいろ教えてくれました。鞄の方は夫が興味があるようで・・近くの鞄ストリートを教えてくれました。

ランチの後外に出ると豊岡市役所。これもレトロな建物です。

車を停めたまま、教えてもらった今川焼きの店へ。

ここに行く途中通ったのはこれまたレトロな銭湯。現役のようです。こんな店が残っているとは・・。

今川焼きの店では、おじいさんが作っているのがガラス越しに見えました。
今川焼きの皮が柔らかいのがこの店の特徴だと習いました。餡とクリームと抹茶クリームがあり、それぞれ買って帰りました。カステラみたいに柔らかい皮で・・私は従来の今川焼きの方が皮は好きか・・。中に入っているものはたっぷりだしおいしかったです。

小雨の中教えてもらった鞄ストリートへ。無料駐車場もあるらしいけど、通り抜けました。なるほど、かばん屋が並んでいます。修理屋もありました。柳行李最中の宣伝も見えました。

帰途についていたら途中川沿いに桜が咲いていました。

高速に乗る前にある谷常という店が有名だし大きいと聞きました。
確かに駐車場に車がたくさん停まり大勢の人が買い物に来ていました。
ここで有名なのは鮎のお菓子だと聞きました。鮎は、あちこちにありますが、ここのは太っています。ふつうは牛皮かな・・柔らかいお餅のようなのが入っているだけですが、ここのは餡もたっぷり入っていました。好みだろうけど、従来の方がなじみがあるか・・。

北近畿自動車道の道の駅で休憩。
朝来市埋蔵文化センターがあり、近くの円墳から出たものが展示されていました。

お店でイチゴや翌朝のパン、そして、但馬牛のみすじを買ってきました。おいしかった！
後は一路うちへ。