桜を求めて国東路をドライブ

2020/04/04 - 2020/04/04

大分県も外出自粛要請で外出は自粛していましたが、桜が満開と聞き久し振りに出かけてきました。

写真は並み石ダムにて

エリア 国東（くにさき）・姫島(大分)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

山のあちこちで、山桜が開花して美しい姿を見せています。

沿道の桜並木

国東市にある安岐ダムに来ました。

ブラックバスが釣れるそうです。

安岐ダムを囲むように約3000本の桜が植えられています。

安芸ダムにて

桜は満開ですが、人影はありません。

今年の「安岐ダム桜祭り」は中止になっています。

豊後高田市田染にある「三ノ宮の景」です。
「耶馬渓」の名称からとって、田染耶馬(たしぶやば)とも呼ばれています。

巨大な奇岩が連立しています。

壮大な景観です。

田染地区に伝わる民話です。

堤防からの桜

パン工房くうきの森
土曜日のみ開くパン屋さんです。

開店直後の店内

手作りパンです、おやつに購入。

銘酒処・田染荘
ここにしかないお酒もあるので遠方から来る方も多いそうです。

ここ豊後の国「西叡山高山寺」の勢力が、全国に及ぼうとしていました。「このままでは、全国の実権を奪われてしまう」と比叡山は西叡山高山寺に火をつけます。延々と燃え広がり、西叡山高山寺、田染の里、小田原の里は３日3晩も燃え続けたそうです。
今でも西叡山高山寺から飛び散った仏像は焼仏として、田染の里のお寺に何体も残っています。説明板より

ドライブ途中で元気に泳ぐ鯉のぼりを目にします。

豊後高田市の榮法寺の桜

のどかな里山の風景が広がっています。

パン工房ヒビノ

国産小麦と天然酵母、キビ砂糖など、食材の1つ1つにこだわった、体に嬉しいパン屋さんです。

青い空に黄色いミモザ・・・光輝く春ですね～。

並石ダムに来ました。

山の上の大きな横穴は、その昔、鬼が住んでいたといわれる“鬼城岩峰”です。

里の駅 “並石ダムグリーンランド・こっとん村”が併設されています。

今年の桜祭りは中止になっています。

ダム堤の散策路

人影は見えずひっそりとしています。

ここは国東半島のほぼ中央に位置しています。

国東市富来にある割石地蔵尊に向かいます。

割石地蔵尊の参道

割石地蔵尊です。
石工が大岩を割ろうと鉄槌を打ちおろしたところ、石の中から血が噴き出てきた。これを見ていたお坊様が、その岩に向かって、お経を唱えながら鉄槌を降ろすと、岩は二つに割れ、中から地蔵様が出てきたそうです。説明板より

お地蔵様が現れたという岩

まもなく田植えが始まります。

昼食は国東市の富来茶屋で薬草膳をいただきます。
築100年以上の古商家で2014年4月にオープン。

レトロな店内
七島藺（しちとうい）の草履が売られています。
七島藺とは七島藺（シチトウ）を原材料として大分県国東市で生産される畳表です。
丈夫で耐久性があり、い草に対して強靭性にすぐれ、試験の結果では優に 5～6倍の強さ を持っている事が実証されています。
今では工芸品などにも使われています。

七島藺のお雛さま

七島藺の畳が使われています。

旬の薬草膳（１３００円・デザート付き）
上段からベニバナノゴロキクの佃煮・生ワカメ・フキとワラビ・大根なます
新タマネギ・フキ味噌・ツワブキ・削り鰹入り味噌汁
旬の野草を美味しく頂きました。

６種盛り　
オドリコソウのお浸し・ノビル・茎ワカメ・ワラビ・カンゾウの花ピクルス・トリノアシの佃煮

生わかめはサッと湯にくぐらせてポン酢でいただきます。
シャキシャキしていて美味しい！です。

サザエのつぼ焼き
富来地区は海に面しているので、とても新鮮です。

野草の天ぷら　　
タラの芽・フキノトウ・カラスノエンドウ・ユキノシタ・タンポポの花
パリパリに揚がった天ぷらはとても美味しいです。

デザート　
ムクナ豆のコーヒーとお茶・手作りオカキ
ムクナ豆はボケ防止効果、アルツハイマー病の予防や軽減があるそうです。
その他、ムクナ豆を植えると土は元気になるそうです。
ここでしか食べられない薬草料理、店主の方も薬草についてはとても詳しくて、効能などを丁寧に教えてくれます。
幸いにも家のまわりは野草に囲まれていますので、これからは野草も料理に取り入れたいと思います。

大黒様にお参りして帰途へ。

道の駅でムクナ豆を購入　試しに育ててみます。

奇岩景勝に富んだ国東半島、青空の下、思いっきり手・足を伸ばすことができました。
外出を自粛しながら、一日も早いコロナの収束を願っています。