沖縄　百名伽藍

2020/03/21 - 2020/03/22

コロナ騒ぎの中の沖縄になってしまいました。
瀬長島ホテルをチェックイン後に出かけたのは南部にある百名伽藍。
いいホテルだと聞いていたので楽しみでした。

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: タクシー ANAグループ

瀬長島のホテルをチェックアウトしてタクシーで二泊目の百名伽藍へ。南部の南城市にあり、今までは中部や北部に行ったことはあるものの、南部にいくのは初めて。瀬長島ホテルは那覇の近くだけど那覇市ではなく、豊見城市です。豊見城は「とみぐすく」と読むようですが、私の世代は「とみしろ」高校というところが高校野球に出た記憶があるのではないでしょうか・・。

沖縄らしい建物のちょっといいホテルです。いい感じのロビーがありますし、建物の雰囲気も良かった。
一軒目のホテルからはタクシーで30分ほどで行けました。3時チェックインのところ、2時前に着いてしまいました。ロビーで待たせてもらえばいいと思っていました。
チェックイン手続き、ウエルカムドリンクのお茶（ハイビスカスティーと何かのミックス）を飲みしばらく待っていたら・・「貸切露天風呂に先に入りますか」と言われました。このホテルは部屋のお風呂はありますが、大浴場はなく、温泉もなく、代わりに個室の貸切露天風呂が6つあります。ありがたい申し出でで入れてもらうことにしました。

海は、干潮で、遠くまで潮は引いていました。

「庵」という名がつき、お茶室を想定した個室露天風呂でどれも似た感じのようです。部屋数は20たらずで、無料で借りられるし、借りられる時間も決まっていません。予約して空いていれば入れてもらえるようです。

カウチが二つあり、いい感じですが、南向きで日が当たり、影に移動させました。
気温は露天風呂にちょうど良く気持ちが良かったです。

アメニティはここもエラバシェ。

この日は、このホテルのシーサイドで結婚式が行われていました。晴れてよかったですね。

30分以上のんびりしてフロントに連絡しました。早めに部屋は用意してくれたようです。

お風呂のあと部屋に入りました。

部屋はたっぷり広く、お風呂はバルコニー側でビューバス。
タイ製のアメニティが用意されていました。

テレビの前に大きい机があり、夫はこれが気に入ったらしい・・。

茶菓子には小さいちんすこうが用意されています。

冷蔵庫にはソフトドリンクとオリオンビールなどが入っていて、これは無料。

館内着と部屋で休む時用に上下に分かれた服が用意されていました。館内着の方はたっぷりして柔らかい綿で着心地が良かったです。

ひと時してからホテル内を散策。

立派なライブラリーがあるけど、残念なのは部屋に借りていけない。まあ部屋に沖縄の歴史的人物を書いた本がおいてあったので、それで十分だけど・・。

石像や大きく古い木がいい味を出していました。

畳の大きい部屋もありました。

沖縄の夕食は、レストランでした。混み合っておらず、6~7割でテーブルはそれぞれ離れていました。

私は、ホテルの名前が付いた泡盛のロック。きれいな沖縄のグラスできました。25度と薄目でロックでも飲めました。夫はカリフォルニアのシャルドネ。私もお手伝い。

先付は春野菜と烏賊下足の千種和え。うるいが入っていました。

珍味は、龍潭の豆腐よう。豆腐をあわもりに6か月つけたもので紅麹菌の色になっています。結構強くてちびちびつまみに食べるものでした。泡盛に合う。

前菜は、筍土佐煮、野蒜塩麴漬け、蕨烏賊、きびなご手綱寿司、海老カダイブ揚げ（カダイブは細いそうめんのようなものでこれをつけて揚げたもの）、シュークルートとサーモン、カステラ玉子唐墨まぶし、珍しいものもありましたが、おいしくいただけました。

造りは、アカジンミーバイという白身の魚、近海でとれたキハダマグロ、北海道のボタンエビ。海ブドウがおいしかった。

小椀は、じーまみーのポタージュ仕立て。アーサ入り海老真丈。沖縄らしいスープでした。

サラダは、グリーンサラダで人参ドレッシング添え。

焼物は、県産和牛フィレステーキ久米島石焼。三種のマースと島唐辛子添え。シークワーサー胡椒が柚子胡椒に似ておいしかったので買って帰りました。

酢の物は、数の子松前漬け。おいしかったけど、なぜ松前漬け？？

留椀は、中味汁。沖縄では正月などに食べるらしい。クチコミやブログには豚の内臓（腸）で抵抗があったと書かれていたので食べられるか？？と思いました。ちょっと生臭かったけどショウガが使われていて何とか食べました。

香の物は、パパイヤ味噌漬け。これがおいしくて買って帰りました。

御飯は、赤米又は白米で私は赤米、夫は白米でした。

デザートは、いろいろたくさん。

私はもう一杯泡盛のお代わりをして・・・沖縄らしいものをいろいろたくさんいただきました。

朝食は、遅めにいただきました。

ジューシーと呼ばれる沖縄風の雑炊のようなものか白米で、せっかくなのでジューシーをいただきました。後は魚や煮つけなど。そう特別ではありませんでした。

朝食後、予約していた個室露天風呂に。

このホテルの通路はおしゃれにライトが並んでいます。

部屋のアメニティはタイ製。

11時チェックアウトで、パパイヤの漬物、シークワーサー胡椒、琉球ガラスのコップなど買った後タクシーで空港へ。
結構なおじいさんの運転手でした。

途中の通りにアダンの実がなっている木がありました。

空港に到着し、時間までラウンジにいました。ブルーシールのアイスクリームがあり食べました。飲み物のコーナーに行く前に女性がいて全員にアルコール消毒をかけていました。アイスコーヒーを飲もうと思ったけどトングでとるアイスはなくアイスは不可でした。

帰りは伊丹行きの飛行機。乗る前に夕食の弁当琉球ハンバーグ弁当。玉ねぎがどっさり上に乗ったハンバーグですが、沖縄産の牛肉とアグー豚で作られうっちん漬けが入っていました。マンゴーと紫芋のわらび餅も入っていました。

伊丹行きは、行きの神戸空港からの飛行機より混んでいました。子供連れが何組かいました。

これで沖縄の話は終わりです。
気候のいい時期に一時コロナを忘れてリラックスできて良かったです。