2017/02/18 - 2017/02/22
683位(同エリア1495件中)
さんたなさん
小学生の頃に家族でハワイに行って以来、海外にとんと縁のなかったわたし。
そんなわたしが約20年ぶりに海外旅行に行くことになったのでした。
行先はまさかのパラオ。……パラオってどこぞ?何があるんぞ?
無知極まれりで行ったパラオはまさにこの世の楽園でした。
3年前のことですが、色あせさせたくない思い出を残すべく記録しました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 4.0
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-
羽田空港から直行便でパラオ国際空港へ到着!
深夜便だったので着いたのは夜の2時。
宿泊先はアイライ ウォーター パラダイス ホテル&スパです。
市内からは遠いけど、空港からは近くて深夜便にはありがたかったです。
すっかりおねむの時間なので、余計なことはせずさっさと寝ました。
予定がつまってるので、7時には起きて朝食の後さっそくホテルの探索~。
設備は古いけど変に気取ったところがなくてわたしは気に入りました。
正面の噴水もいい感じ。
ロビーや部屋に木彫りのストーリーボードが飾ってあって、ナチュラルで落ち着く内装になってました。
ただエレベーターが無いので、3階の部屋だった私たちはスーツケースを運ぶのに一苦労……。まぁいい運動かな?アイライ ウォーター パラダイス ホテル & スパ ホテル
-
ホテルのプール。
周辺にあるバンガローは確かエステルームだったような?
あとは休憩所もあった気がするがうろ覚え……。 -
プール脇に咲いてた花。
これはハイビスカスでねぇか!?
日本じゃ沖縄ぐらいしか見れないよねぇ~。
これだけでもテンション上がるゥ! -
このホテル最大の売りはパラオのホテルで唯一ウォータースライダーがあるってところ。しかも2種類!
だがさすがに朝はちょっと肌寒いので誰も入ってなかった。 -
もう1種類の方。
誰もいないせいか水が止められていた。
しかし楽しそう。あとで絶対すべる!!
さてさてホテルの探索はここまでにして、そろそろ観光に行きましょう。
初日なのでアクティビティはせず、ゆっくり市内を見て回る予定です。
ホテルから繁華街まで無料の送迎シャトルが出ているので、それに乗せてもらっていざ出発~。 -
コロール島の繁華街に到着。
曇りだけど紫外線をビンビン感じる!
パラオの紫外線量は日本の約7倍ッ!こいつは油断してると日焼けどころの騒ぎじゃねぇーッ!
日焼け止めは必須です!それだけだと不安なのでわたしは日傘を持参しましたが、つくづく持ってきてよかったと思った。暑すぎるってー!コロール島 自然・景勝地
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ちょうどお昼時に着いたので、中華料理屋さんで昼食をとりました。
パラオは海産物が有名らしいけど、中華料理も結構あちこちにありました。
お腹いっぱい食べて、いよいよショッピング!!
が、しかしあんまりピンとくるお店がなかった。
大きなショッピングセンターがいくつかあって、合間合間に小さな土産物屋がたくさんあるんだけど、お菓子とか石鹸とかどこも売ってるものが一緒~。
土産物屋さんは、なんというかさびれた温泉街のしょぼしょぼ民芸品を売ってるようなお店?どこもあんな感じでパーッと買い物するぞー!!というテンションにならなかったのです。
とりあえずお土産用にタピオカクッキーをいくつか買って、自分用にパラオの神様の木彫り人形を買ったらもう気が済んじゃいました。
パラオはショッピング目当てで来るところじゃないんだろーな。 -
夕方にはホテルに戻ってきちゃいました。も~暑さでヘロヘロ。
それでも夕食までには時間があるので、今度はホテルの周辺を散策。
ちょうどホテルの目の前の道路が工事中で、現地の人が働いてました。
皆さん気のよさそうな人たちで、笑顔で挨拶してくれる!
嬉しくてヘラヘラ笑ってたら、足元の溝に気づかずずっこけてしまった。
工事の人、「おいおい大丈夫かよ!」みたいな感じでみんなで心配して叫んでくれました。死ぬほど恥ずかしかった……だがこれもいい思い出。 -
夜はホテルのレストラン&バーで夕食。
朝は朝食会場にもなります。
写真撮るの忘れたけど、夕食がすごいボリューム!
たしかライスにステーキに野菜の付け合わせだったはずだけど、一人前の量じゃなかった!
このことを知らなかったので、調子こいてピザまで頼んだもんだからもう後半は苦しくて苦しくて記憶がない……。
ちなみに朝食はビュッフェだったので量が調節できてよかったです。
味も朝食の方が美味しかった気がする。朝と夜とでシェフが違うのかな?
特に中華がゆがお気に入りで朝はそればっかり食べてました。
お腹はちきれそうになりながら就寝。
明日はいよいよ海へ出ます! -
2日目!
本日は晴天なり~で絶好の海日和です!
ホテルの部屋の前にあるヤシの実も青々となっております。
昨晩夜中にドシン!という音がして、なんじゃ!?と思ったらどうやらヤシの実が落ちる音だったという。
頭の上に落ちて死ぬっていう事故もあるみたいなので、ヤシの木は遠目から眺めるのが一番いいね。
さてさて朝食を食べたら出発~。 -
今日はシーカヤックとミルキーウェイ、それからシュノーケリングという一日よくばりツアーです。
送迎車に乗ってコロール島にあるボート乗り場へ。
車窓から見る景色もすでに最高!
ホテルからは約1時間ほどと結構遠いのですが、見るものすべてが新鮮で全然飽きない!
緑・海・緑・海の連続でめちゃめちゃ大自然を感じる~!
ホテルのあるバベルダオブ島と中心地のコロール島をつなぐ立派な橋は日本が援助して作られたとのこと。
通称『日本・パラオ友好の橋』って日本人としてはとっても嬉しいね。 -
船着き場に到着!
ここで水着に着替えたり救命具をつけたり事前説明を受けたりするよ。 -
なぜかボート小屋でサルが飼育されていた。
コイツやたらとなめくさった態度で、カメラを向けると「はぁ~?タダで撮る気かよ?観光客なら金出しな~」みたいなポーズでおちょくってきました。ちくしょうお前なんて嫌いだ。 -
サルにもめげず、ボートに乗り込みいよいよ出航!
猛スピードで突き進むのでしぶきがハンパねぇ!!
顔にびちょびちょかかりつつ、風でスマホを飛ばされないようしっかり握りしめながら記念撮影バシバシ。
このしぶきの凄まじさ伝わるかな。 -
ボートでびゃーーーっと進むと、陸地から離れるにつれ海の色が変わっていきます。
20分ほど走らせるとまさにマリンブルー!!目の覚めるようなこれぞ南国の海!!
生まれて初めて見た海の色。もう涙ちょちょぎれです。
こんな綺麗な海が見れるなんて生きててよかった。カヤック&ロックアイランドツアー アクティビティ・乗り物体験
-
海の中ほどまで来て、そこに用意されたシーカヤックに2人1組で乗り移ります。
ボートを漕いだ経験はほとんどなかったけど、慣れてくればなんとか操縦できるようになりました。 -
それにしてもこの透きとおった青!
のぞけば小さな魚が泳いでるのが見えるんですよ。
天然の水族館やぁ~。 -
みんな操縦に慣れてきたので、次の場所へ。
写真の中央、岩壁の下にうすーく空いてる穴。
そこをボートでくぐって向こう側へ行けるとのこと!
あんなとこどうやって通るんだ!? -
普通に座ってると上半身ごと激突するほどの低さ。
なので岩壁の手前まで漕いで勢いがついたら、ボートに仰向けに寝転がって岩の下を潜り抜けるのです。
これが結構スリリング!当然途中で方向転換できないし、流れに身を任せるしかないのでぶつからないかドキドキでした。 -
無事に岩を潜り抜けると、そこは360度完全に浮島に囲まれた自然の要塞。
出入口は今通ってきた低いトンネルだけで、浮島も密林に覆われているので完全に外の世界と隔離されています。
今ここにいるのはわたしたちだけ。
ただただ素敵すぎて、はしゃいでいた気分もすっかり落ち着いて、ひたすらぼーっと景色を眺めていました。
魚になってここに一生いれたらいいのに。
溜息しか出ない時間を過ごし、最後に記念撮影をして名残惜しくもこの場を後にしました。
シーカヤックが終わって次はミルキーウェイへ。
海底の白い泥で全身パックができるという、パラオ随一の観光名所です。
美肌効果があると聞き、一心不乱に全身に塗りたくってきました。
んが!
あまりにも夢中すぎて写真をまったく撮らなかったという痛恨のミス!
必死だったんだよーん。 -
次はシュノーケリングです。
その前に一旦無人島に上陸し、お昼休憩です。 -
木が生い茂った気持ちのいいところです。
お昼ごはんはお弁当で、日本人向けの味付けでこれがかなり美味しかった。
もしかすると普通の味だったのかもしれないけど、いい景色を見ながら食べると味わいもひとしおですね。 -
この島から見る海がまた絶景で!
『白い砂浜、青い海』なんて小説でしか見たことのない文言でしたが現実に存在するんですね。まさにこの世の天国。地上の楽園は本当にあったんだ。
すぐ近くにはイノキアイランドという、アントニオ猪木が所有する島があるそうで、わたしたちは行きませんでしたが一般の観光客でも出入りできるそうです。
ちくしょう猪木、めっちゃいいところに島持ってんじゃんかよ。都会にゴテゴテの豪邸建てたりするより素晴らしいお金の使い道じゃんよ。センスの塊かよ。 -
あぁ~~ワイもこの木陰の下だけでいいから所有したいィィィーーー!!!
ここに骨埋めたーい!! -
野生の鶏がいた。こいつらになりてぇ。
-
1時間ほど休憩したら、この場所ともお別れです。
ありがとう一生忘れないよ。
この後シュノーケリングを30分ほど楽しみました。
ずっと水中にいたので写真はナシ。
この時ほど水中カメラがあればと思ったことはない。
目の前を熱帯魚たちが華麗に泳いでいき、人の顔ほどもあるでっかい貝が海底で口を開けている。
そんな様を記録に残せないなんて残念すぎる!
わたしは見てないけどバラクーダやサメもいたそうな。
次、海に旅行するときは絶対水中カメラを買うぞ! -
最後はナチュラルアーチを見学。
よくわからないけど自然でこうなったんだそうな。
自然ってすげーや!
夕日が出る頃はまた格別に美しいとのこと。
途中、戦時中に日本軍が使ってた大砲のある島の前を通りつつ帰路に着きました。
今更言っても仕方ないけど、こんな美しい場所でも平気で戦争すんだから人間ってバカだよねぇほんと。観光スポットになってるけど、自分たちが持ってきたもんちゃんと持って帰れよなと思った。ナチュラルアーチ 自然・景勝地
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夕方ホテルに帰ってきました。
ずっと遊んでいたので夕食までにちょっと休憩したい。
と思ったけど、今日を逃すと多分行く時間がなさそうなので疲れてるけどホテルのプールで遊ぶことに。スライダーは絶対すべるって決めたので!
しかし2種類のスライダーそれぞれ1回ずつ遊んだらもう限界。
くたくただったので部屋に戻り、シャワーを浴びて休みました。
一日海にいるって体力使うね。 -
夕食はコロール繁華街から近い、ホテル プランテーション・リゾートのレストランへ行きました。
ここのホテルが実は第一希望だったんだけど、予約時すでに満室だったんだよね。
雰囲気のいいバーとかあって泊まってみたかったなぁ。
レストランはアジアンな雰囲気でモロ自分好み!
食べ物も変わったものが多くて、美味しくて面白かったです。
もちろんここもボリューミー。
相変わらず加減がよくわからず頼みすぎてしまいました。
写真は右が甘い味付けのチャーハン、左はタロイモ?のコロッケ。パラオ プランテーション リゾート ホテル
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デザートまで頼んじゃって。
一人分のつもりで頼んじゃいけねぇ。
一皿にワンカップのアイスが5、6個平気で乗っかってくるんだもん。
「あんた頼んだんだからあんた1人で食べなさいよ」と同行者の非情なお言葉……。
食べてる途中で半分以上溶けましたよ。
今夜も腹ぽんぽんです。パラオに来たらすべからく皆太るぞ。 -
3日目!
今日はイルカと一緒に泳げるというドルフィンズ・パシフィックへ。
同じくコロール島の船着き場からボートに乗って海を渡って行きます。
施設は小島の近くにあり、周辺に桟橋を渡して海の上を歩くことができます。囲いの中にはそれぞれイルカたちがいて、プログラムごとに管理されているそう。
まずライフジャケットを着て、係員さんから説明を聞きます。イルカたちは繊細なので大きな声を出したり、手を挙げると威嚇されたと思って怯えてしまうとのこと。
イルカに会ってもはしゃがないように注意ですね。
説明が終わったらいよいよイルカとご対面!ドルフィンズ パシフィック マリンスポーツ
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まず係員さんが餌をあげてイルカたちを呼び寄せてくれます。
ぎゃーーーテンションあがるぅーーー!!!
はしゃいじゃダメだからぐっと我慢したけど、こんな近くでイルカを見るなんて初めてで頭の中はドーパミンどばどばです。 -
近ーい!!
今までせいぜい水族館のショーで遠目から見るのが精いっぱいだったのに!
目の前でジャンプしてくれたり、いろんな芸を見せてくれました♪
この後イルカと一緒に海に入ってふれあいタイム。
初めてさわった~ツルツルすべすべ!
最後は足の裏を口で押してくれて泳いでくれました。
ありがとうイルカさんたち!
途中から天気が崩れだし、小雨が降ってきて寒くなってきたので陸に上がることにしました。 -
ドルフィンズ・パシフィックのすぐ近くの島は自然公園のようになっていて見学できました。
どこも緑が多くて本当に気持ちがいい。 -
海が森で囲まれて池のようになっているところに、大きなウミガメがいました。
よく見ると左のヒレがなくなっていて、どうやらサメに襲われたのを保護したとのこと。
ここなら襲われる心配がないからゆっくり過ごせるね。
休憩がてらここでしばらく過ごして、午後にはホテルに戻ってきました。
今日は実質最終日なので、夕食まで特に予定も入れずゆっくり部屋で過ごすことに。
わたしは部屋のベランダから景色を眺めたり散歩したりまったりしてました。
同行者はホテルのエステを体験してきたそうで、力は強かったけどとっても気持ちよかったそうですよ。
夕食はまたまたコロール繁華街まで出向き、海鮮が美味しいと評判のお店に行きました。
しかしわたしの目当ては別。パラオに来て一番体験してみたかったこと。
それは……。 -
コウモリのスープ!!
知る人ぞ知るパラオの名物料理!
こんな機会めったにないので是非とも食べてみたかったんだよね~。
同行者は「うげぇ~~やめようぉ~~」と半泣きでしたが。
いやいや何事も経験ですよ。
スープは生姜ベースとココナッツベースから選べましたが、見た目ココナッツスープの方が藻のしげった怪しい沼みたいな色で「せめて生姜にして!」という同行者の強い希望により、生姜スープになりました(面白いからココナッツがよかったんだけど)。
運ばれてきたスープには、体毛もモジャモジャの生きてたときのままの姿で、まるでお風呂に入ってるかのごとくコウモリが浸かっていました。
それにしてもすっごいインパクト。 -
記念撮影もできてご満悦。
羽の部分は見た目も感触もきくらげみたいでした。
しかしよく見ると顔が結構怖いですね。
お披露目が終わったらコウモリは一旦厨房へ。
食べやすいように解体してくれるそうです。
その間、出汁がきいたスープをいただきます。普通の生姜スープで普通に美味しかったです。 -
解体されたコウモリ。
顔にトウガラシを刺されてデコレーションまでされちゃってます。
お肉はかなり少なくて一口ぐらいでペロッと食べれる量でした。
味はちょっと癖のあるチキンって感じで、特に抵抗もなく食べられました。
羽も食べてみたけど、やっぱりきくらげに似てる。
ちなみにコウモリはフルーツを食べる種類で、食用にしっかり管理されているので安全ですよ、とオーナーさんが言ってました。
コウモリ、大事な命をありがとう。ごちそうさまでした。
ホテルに戻ってシャワーを浴びて、仮眠をとったらいよいよパラオとお別れの時。
帰りは早朝便だったので、夜中の3時に起床して空港へ行きました。 -
帰りの飛行機から。
朝焼けがすごく綺麗。
短い日数だったけど、楽しい思い出ばかりで大満足の旅行でした。
これからもあちこちいろんな景色を見てみたいな!
閲覧ありがとうございました。
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パラオ プランテーション リゾート
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パラオ(パラオ) の旅行記
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