2019/04/22 - 2019/04/24
3位(同エリア9件中)
のまどさん
更に東へ移動。国境を越えてスロヴァキアに入り、2泊したトレンチン。小さな城下町はとても気に入りました。
トレンチン城は木造の屋根を冠する優雅な佇まいです。中もきれいに整備されています。ローマ帝国の支配に始まり、オスマン帝国の侵略、新ナチス政権が立った第二次世界大戦など歴史の局面を丘の上から見てきたのでしょう。
城の外に納骨堂やシナゴーグ、名物の噴水など見所がたくさんあります。街の人も皆親切でした。郊外の温泉にも行く価値はあると思います。どこも物価が安いのが嬉しいです。
なかなかグルメのレベルが高く、お勧めはラムバーと鱒のグリルを出すレストランです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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駅でチケットを購入したところ、お土産に適したケースをいただきました(←貧乏鉄マニア)。
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Odjezd=発車という意味でしょうな。遅れはなさそうです。
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スロヴァキアの電車が来ました♪レトロ感が増しています。
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いただきましょう、サンドウィッチ、野菜チップスにガンブリヌス♪
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本日も晴天なり。ホルニ・リデチ、間もなく国境です。
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越境して乗り換え駅、プホフ到着。
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2階の待合室で乗り換えの時間を潰します。改装されて間もないようですが、残念ながらバーなどビールが飲める場所がありません。
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漸く電車が来ました。
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30分強でトレンチン到着。駅は昔の雰囲気を保ったままです。
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外が土砂降りだったのでしばらく駅の待合室で待機。訳ありそうな人がちらほらいました(詳細割愛)。
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早速トレンチン城のお出ましです。
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雨上がりの坂。風情があります。
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坂を上ったところに2泊するホテルPod hradom。
hotelpodhradom.sk -
四つ星ホテルを謳う資格はあると思います。
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雨はすっかり上がりました。街の中心広場。
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トルコ風の時計台。Mestská bránaは低い門という記述しかネットでは見つけられませんでした。
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Fontána vodníka Valentína。井戸から顔を出す水の精ヴァレンティナ。一定の時間に口から勢いよく噴水を吐き出し、放物線の着地点から同じようにもう一つの噴水が上がるという凝った仕掛けになっています。
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イチオシ
シナゴーグ。木造の建物を1913年に改築。第二次世界大戦中に親ナチスの右翼フリンカ親衛隊によって破壊され、1970年代に再建されました。
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イチオシ
広場から見上げる青空の下のトレンチン城。良い絵が撮れました。
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広場のカフェ・ラニウスでクラフトビール。私にはちょっと寒かったのですが。
http://lanius.sk
到着してからそれほど時間が経っていませんが、この街が気に入りました。 -
イースターの月曜日でやはり開いている店が数少ない中選んだイタリア料理、スペランツァ。まあまあでした。
speranza-trencin.sk -
翌日。ホテルでの朝食。
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ホテルはお城への坂道の途中にあるのでさほどの距離もなく辿り着きました。
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砲台の先には城下町、その向こうは菜の花畑と彩があります。
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城から眺めるトレンチンの街は整然としています。
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お仕置きの塔。
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中にはお決まりの拷問器具。城は権力の象徴であり立法・司法・行政を独占したから刑罰が下されていた場所なのですが、どこに行っても罪人が非人道的な方法で罰を受けていた上で華やかな宴を繰り広げていたというのはなんだか。
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ルーマニアのブラン城を彷彿とさせるトレンチン城。古くはローマ時代に礎が築かれたようですが、今の城の原型はモラヴィア公国の黄金期13世紀に造られました。
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英語ガイドの頻度が少なかったので入館料だけを払い、中は見られないだろうと諦めていましたが、おじさんが手招きして中に入れてくれました。外装に初期投資が十分なされているおかげか、内装が管理されているお城は今でも住み心地良さそうです。
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再び外へ。優雅な佇まいです。
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歴史展示室の最上階は地元の針金アーティストの作品が展示されていて、なかなか愛嬌がありました。
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城を後にして偶然見つけた納骨堂。入魂の聖人像が見られました。
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教会の墓地の敷地が小さかったため、死者を多数埋葬するために15世紀に建てられました。オスマントルコの侵略があった16世紀には武器の格納庫としても使われました。
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帰り際キップ売り兼見張りのおじさんがウワバミの国籍に興味津々でしたが、残念ながら会話が続きませんでした。礼を述べてお暇しました。スロヴァキア人は素朴です。
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ホテル近くのカフェ。コーヒー豆を売っているので勝負に出ているだろうと思って入ってみると
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若者をターゲットにしているせいかユースの匂いがしましたが、正解でした。お昼時なのでケーキを分けて食べました。アルコールなしというのはらしくないですね。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
https://oucafe.sk -
さて、午後はバスに乗って郊外の温泉地に。これも日本の温泉に魅了されているウワバミのチョイスです。
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チケットは片道1.8ユーロ。経済的に発展しているチェコ・ポーランド・ハンガリーはユーロ導入に至らないのにスロヴァキアは導入済。経済規模が小さいとインフレ率をコントロールしやすいのかもしれません。これは2004年の東方拡大の時に決定された厳しい基準なのですが、去り行く英国や存在感今一つのスウェーデンが導入拒否し続ける一方でEU加盟可能性が未知のモンテネグロが導入済という不思議。
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やって来ました、トレンチアンスカ・テプラ。活気がいまひとつなのですが。
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ピンクジャンパーのリーダーに倣って軽運動。体を動かさないと寒いんです。
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やはり療養地なのでしょうね。
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意を決して温泉プールに入ります。係りの人が一生懸命説明してくれたのでスロヴァキア語でも入浴手順が分かりました。でも、とにかく水温が低いので短時間で切り上げました。近くにハマムもありましたがこちらは人に遭遇しなかったので諦めました。
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この状況で飲む黒ビール、トプヴァルは身に沁みるわ。
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帰りのバスに乗った瞬間に心が解き放たれました。お天気がよかったら気温があと5度高かったら満喫できたと思いますが。後日、この体験をチェコとスロヴァキアのハーフの同僚に話したところ、彼の祖父母がトレンチンであるため感心されました。
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ホテルで荷物を置いてから近くのラム・バー、ラ・リベルタードへ。アニキ(←出た)が厳選するラムは体を温めてくれます。ベネスエラのディプロマティコ、覚えました。おつまみはビターチョコ。分かってるじゃないの、アニキ!!いずれにせよ、通にはおすすめです。http://www.lalibertad.sk
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本日の夕食。街を3周ほど歩いた末に決めたコルナ・パブ。
superobed.sk -
お客は我々だけだったのですが、マスのグリルは最高でした。山盛りサラダに加えてビールは確か2杯ずつで合計17ユーロは東南アジア波の安さです。お釣りをもらわずに20ユーロ渡しましたよ。
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ラニウスで食後の一杯。
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翌朝。電車が来るまでトレンチン博物館。入館料を払うまでに時間が掛かり、しかもおばさんに見張られての見学なので朝から疲れてしまいました。
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町の歴史が知れる興味深い展示品もあったのですが。
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最後に軽く散策。広場には家庭菜園の苗を売っている出店がありました。
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スーパーで水と酒類を調達してから荷物を取りにホテルに戻ります。
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ホテル近くのカトフ・ドム。元は商人の館で今は博物館になっているようです。
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切符を買って。
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2泊したトレンチン。感慨深く駅舎を眺めます。
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電車が来ました。次はジリナです。
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